死んだ精神生きた体
金木「ここは?..」
周りを見渡すと川と彼岸花がたくさん咲いている光景が目に入る..
?「あんたかい?金木研って言うのは」
金木「誰ですか?」
小町「あたしゃ小野塚小町って言うんだ」
金木「ここは..三途の川かなにかですか?」
苦笑いしながら問いかける
小町「そうさ。あんたは死んだんだ。」
金木「そう、ですか。約束..守れなかったな」
幻想郷のみんなとした約束は果たされることは無かった。
小町「そこで提案なんだがアンタには3つの選択肢がある。」
金木「?」
その選択肢とはこう。
1、記憶を失って元の世界に戻る。
2、記憶を失って幻想郷に戻る。
3、このまま死ぬ
金木「記憶は消さなきゃいけないんですね..」
小町「そりゃそうさ..タダで戻れるなんてことはないからね。記憶喪失って扱いだから絶対に戻らないわけじゃないさ。」
金木「なら僕は..」
小町「悩むのも無理は無い..。ただ幻想郷に戻った場合はあんたの魂だけが幻想郷にいく。つまりは元の世界の方にもあんたがいるってわけだ。」
金木「幻想郷に行ったら僕幽霊にでもなるんですか?」
小町「それに近い..けど体を鍛えたら強くなるし、身長や体重もしっかり変わる。ちなみにこの選択肢が無かったらあんたは元の世界で記憶を失くして生活していたよ」
金木「僕は..生きてるんですか?」
小町「精神は死んだけど、体は生きてるってことだね」
金木「なんとも曖昧な感じになってるんですね僕は..」
小町「あたしとしちゃぁこのまま死んでくれた方が楽でいいんだがね!でも、それじゃぁつまらんということで、アンタには選択肢が与えられてるってわけよ」
金木「そのつまらんっていうのは誰が言ってるんですか..大体想像はつきますが。」
小町「ま、多分その想像の人であってると思うよ?」
金木「はぁ..まったく。ありがたいんですがなんかずるくないですか?」
小町「まったくもってずるいったらありゃしない。こんなふうに死んだ精神を連れてくるなんて前例、ないんだよ?」
金木「ほんと..なんかすいません」
小町「いや、まあいいさ。さっ!どれにするんだい!?金木の研くんや!」
金木「少し..時間をもらえますか?」
小町「ああ、いくらでもやるさ..」
金木「どうも..」
正直悩んでる..。お世話になった人達が幻想郷にはいるし..逆に元の世界に戻ったとしてもトーカちゃんに怒られそうだし..あ、でも記憶がないのか..。僕は今なにをしたいんだろう。何も無い?いや違う。あの惨事の中僕だけ生き残ってるなんて不平等にも程がある..なら僕は
金木「決まりました」
今度はもっと人の役に立って
小町「どれにする?」
そしてカッコよく
金木「戻ります」
死にたい
小町「オーケー..。いってらっしゃい。また会うことがあるだろうが、その時はよろしくね」
そして目の前が真っ暗になる
次から佐々木琲世としての物語が始まります