東方喰種録   作:ゆず1252

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少しずつ少しずつ物語を進めていこうと思います!


記憶

コンコン..

 

霊夢「ハイセー?ご飯の準備できたらしいから起きて来なさい」

 

琲世「ん〜?りょーかい..今行くよ」

 

外を見るともう日が沈みそうなところまで来ていた。辺りを見回すと紅魔館ではなく博麗神社に移動してることに気がついた

 

レミリア「琲世..あなた寝癖が酷いわよ?」

 

琲世「あぁ..もう今日は出かけることないからいいかなって。そういえば霊夢ちゃんの神社に移動したんだ」

 

咲夜「そりゃそうよ..お嬢様とアホ巫女が暴れるから紅魔館はめちゃくちゃよ」

 

レミリア「ちょっと咲夜!それじゃあ私も悪いみたいじゃない!!」

 

咲夜「お嬢様..お嬢様がもっと毅然とした態度であしらっておけばこんな事にならなかったのでは?」

 

うわぁ..咲夜さんの怒った顔こわいなぁ..

 

レミリア「そ、それは霊夢だって!」

 

咲夜「つまりはどっちも悪いという事になるので..しっかりと肝に銘じといてくださいね?」

 

従者と主というか、お母さんと子供見たくなってる気がするけど、言わないでおこう

 

琲世「それより僕を運ぶの大変じゃなかった?」

 

レミリア「パチェがやってくれたわ..」

 

琲世「パチュリーさんが..あぁ!魔法ってやつでですか!わざわざありがとうございます。てっきり美鈴さんが運んでくれたかと」

 

美鈴「まあその手もあったんですけどね..私には妹様を運ぶという指示があったので」

 

なるほど..と頷いていると

 

霊夢「とりあえずご飯..食べましょ?お腹すいたわ」

 

琲世「ごめんごめん..じゃあ食べようか!」

 

「「いただきます!!」」

 

と、言ったものの箸があまり進まない..。半喰種なので普通の食事は食べれないのだ。

 

霊夢「あぁ..そういえば普通のご飯ダメなのよね。じゃあ私がもらうわ!」

 

と言って目にもとまらぬ速さで琲世のご飯を取っていく

 

フラン「霊夢!!ダメだよ!!」

 

琲世「!?」

 

さっきまで気まずかったのか全然喋らなかったフランちゃんが声を荒らげる

 

フラン「私がハイセに作ったんだから!霊夢は食べちゃダメ!」

 

霊夢「で、でも琲世は」

 

フラン「ハイセが食べるの!!」

 

そこまで言われると食べざるえないよなぁ

 

琲世「ありがとね、フランちゃん。いただくよ」

 

唐揚げを一つ箸で取り、口に運ぶ..

 

琲世「うん....おいしいよ!すごいね!フランちゃん!!」

 

フラン「えへへ..」

 

まあ本音は、唐揚げの衣は卵の殻を噛み砕いてる感じで、中の肉の部分は獣臭いただの生肉のような臭いがした。まあこう言ったら怒られるんだろうけど..食べられたものじゃない。

 

フラン「迷惑かけちゃったから..そのお詫びなんだ」

 

琲世「うーん..迷惑とかじゃないんだけどな。子供は大人に甘えるのが当然だし」

 

フラン「それでも..ごめんなさい」

 

琲世「なら一つお願い。この唐揚げをみんなに分けてあげてよ。フランちゃんがこんなに料理できるんだ!って教えてあげたいんだ」

 

フラン「う、うん!わかった。」

 

霊夢「琲世..あんたね」

 

琲世「ごめん..それでも無理なんだよ。」

 

僕は立ち上がり

 

琲世「ちょっとトイレに行ってくるね」

 

 

 

琲世「うぉぇぇぇ!!!ゴホッゴホッ..はぁ。きついなぁ.. 」

 

?「君はどうしてあの子を救ったんだい?」

 

ズキッ!!

 

琲世「!?」

 

?「もしかして..僕のため?」

 

琲世「くっ..僕は君も救いたいんだよ..」

 

?「どうして?自分自身も救えない奴が他人を救えるなんておこがましいにもほどがあるんじゃないかな?」

 

琲世「それでも..僕はっ!!」

 

?「君は..まるで籠の中の鳥だ。何も知らない、いや何一つ知っていこうとしない。自分の望んだ世界しか見ようとしない。そんな自己満足で生きてる人に僕の事は救えないし、救われたくないな」

 

琲世「籠の..中?それは君も..」

 

?「籠の中で生きることを否定してるわけじゃない..ただ籠の中にいる鳥が隣の籠の中にいる鳥を救えるとでも?」

 

琲世「その定義なら..僕と君は..同じ籠の中だろ!?」

 

?「それも違うよ。君は籠の所有者で僕は籠に入れられてる鳥さ..。でもただの鳥じゃない。僕は目覚まし鳥なんだよ」

 

琲世「なにを..言ってるんだ」

 

?「ねぇ..冬虫夏草って知ってる?虫に寄生するキノコ。ガ科昆虫が冬虫夏草の菌に侵されて、春が終わる頃に植物に変わるんだ 別々の命が一つの身体を奪い合う..あれって僕らみたい。共存なんて出来ない..救うなんて正気を疑うよ」

 

琲世「鳥..じゃないのか?..」

 

?「まあどっちでもいいか..君は僕の事知っていこうとか考えてるんだろうけど、知れば知るほど君は潰れていく..。耐えきったとしてもきっと行き着く先は同じさ」

 

琲世「それでも..」

 

?「僕は君を見てる..」

 

ふと目の前に白髪の子供がいた..

 

琲世「え?」

 

?「..やっと見てくれた。これで一つ知れたね。だからお願い今度(ハイセ)こそちゃんとー」

 

 

「消さないで(きえて)ね」

 

琲世「はぁ..はぁ..カネキくん。君は何がしたいんだよっ..」

 

咲夜「ハイセ..あなた大丈夫?」

 

その声で一気に現実に戻される..

 

琲世「あ、うん!平気だよ!ちょっとボーッとしてただけで..」

 

咲夜「そ、珈琲入れといたから早く戻ってきなさい」

 

そう言って咲夜さんは先に行ってしまった

 

琲世「ありがとう..」

 

記憶喪失..記憶を思い出した方が幸せと感じる人もいるだろう..でも僕は..思い出すのが..怖い




今回はママンの会はなしにさせて頂きます笑

誰を出すか決めてなかった..

というかこの先どう話を進めていけばいいか..分かりません!!!どうかご意見をください┏○┓
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