「嘘でしょ…?ねぇ…暁美さん…」
「嘘ではないわ」
血相を変え、目に雫を溜め込んだままほむらを見て話す巴マミ。
血相を変えず、ただ歩んできて得た残酷な現実を叩きつける暁美ほむら。
「じゃ…じゃあ…今まで私達が倒してきた魔女は…」
「そう、元は私達と同じ、魔法少女よ。」
「いや…」
巴マミが魔法少女の姿へと変身。
「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」
「くっ…」
本来はこの状況は想定内。心の優しい巴マミにとって自身が最悪の元という現実を知れば当然、彼女のメンタルが持たない。
「魔法少女が魔女を生むなら…みんな死ぬしかないじゃない…!!」
そう言いながらマミは全員を拘束しようとリボンを展開。
「うわぁぁあ!!」
唯一事態を把握していなかったさやかのみが簡単に捕まってしまう。
「くっ…やっぱほむらの言ってた通りかよ…マミ!!落ち着け!!」
杏子はあらかじめ事態を把握していたため、拘束されることもなく回避することに成功。
「……とりあえず佐倉杏子は大丈夫そうね…でも、これでは巴マミを止める術が…」
「俺に任せろ。」
大成は暴走するマミの近くに歩み寄る。
「死ぬしか…ないのよ…!!大成君…」
「俺は魔法少女じゃない。俺は魔女にならない。だから俺を殺す意味はない。マミさん、話を聞いてくれ。今は仲間内で殺し合いをする時ではない。」
「でも!!」
大成が話を持ちかけても全く動じない巴マミ。
「いつかみんな魔女になっちゃうんでしょ⁉︎そうじゃなくても、私達が倒してる魔女は元々魔法少女!!私は今まで人殺しをしていたのよ!!!鹿目さんや美樹さんの前で…魔女を倒して…偉そうに先輩ぶって…」
「馬鹿みたいじゃない!!私はなんのために魔法少女になったのよ!!」
マミは少し間を置き荒く息を吸って叫ぶ。
彼女の目はもはや目の前の大成を見ていない。どこか遠い、過去の自分に向かって言っているようにもみえる。
「じゃあマミさんは…今まで魔法少女をやってきて、この街を救いたいと思ってなかったのか?」
「…!」
「確かに…魔法少女はいつか魔女になってしまう。そして他の魔法少女によって倒され…それを繰り返すのかもしれない。インキュベーターの手で踊らされているのかもしれない。」
「でも、それでもマミさんは、救いたいものがあったから魔法少女をやっている!その気持ちに嘘もない!」
「ここでマミさんがみんなを殺したって…それでどうこうなる話ではないでしょう…?マミさんには俺たち仲間がいる。皆で考えればなんとかなるかもしれない!」
大成はマミに思っていることを吐き出す。
「…そう…ね…」
「うぉっとっと!!」
気持ちが届いたのか、冷静さを取り戻したマミはさやかを拘束していたリボンを撤回し、変身を解く。
「…よくやったわ、この展開は初めて。」
「…この歳の頃の扱いは慣れてる…それをずいぶん前に体験したからな…」
大成も本来の世界では高校生であったため、まだ脆くて弱い子供の心の扱い方にはよく理解している。
今回巴マミの暴走も心理的なものが大きく関わっているため、大成がその場の鎮圧がスムーズに進んだのである。
「…話を続けてもいいかしら?巴マミ。」
「…えぇ…みんな、ごめんなさい。」
「…ということで、ワルプルギスの夜を撃退しない限り、この見滝原をどれだけ魔女から守っていたとしても、いつかは消し飛ぶわ。」
「…ワルプルギスの夜…この魔女も元は魔法少女だったのよね…一体どんな絶望を持てばそこまで恐ろしい存在へとなるのかしら…でも、私が魔法少女である限りは、死ぬまで守ってみせるわ。」
「まぁ、ワルプルギスが来ようとも、あたしがいればお茶の子さいさいだけどな。」
「あたしもついてるんだし、マミさんもいる。転校生もいる。大成だっているんだから、絶対勝てるよ!」
魔法少女達の士気は上がり、まさに一致団結している。
が…
「すまない…その話…俺は乗っかれないかもしれない。」
「「「「⁉︎」」」」
大成が驚きの発言をし、ほむらを含め全員が驚いた顔をする
「な!なんでよ!!あとはワルプルギスの夜だけじゃん!まさか大成、この後に及んでビビってるんじゃないでしょうね⁉︎」
「いや…違う…だけど…」
大成は先ほどから感じる胸騒ぎを感じながら、空を見上げて話す
「…俺には他にやらないといけない事がある…みんなとワルプルギスの夜を倒す…それももちろん大事な事なんだが、俺にしかできない事があるんだ…」
「大成……」
ほむらが大成のところに寄り、話をする。
「ここまでの状況を作ってくれたのは大成よ。私だけではどうしようも無かった…あなたがこの先の戦いに参加しないのも、何か理由があるのでしょう。あなたは私を助けてくれた。それだけでも十分よ。」
「ほむら…」
「そうだぜ。お前はお前のやる事やりゃーいいんだよ。あたしらの心配するんじゃねーよ。」
「大成君…あなたがいなければ私はもっと前にダメになってた…大成君が繋いでくれたこの命…この街を救うために使うわ…。だから、あなたを責めたりはしないわ。」
「マミさん…杏子…」
大成は空を見たまま険しい顔をしたまま動かない
「……来た!」
「な…!」
空に黒い渦が発生し、空を覆い尽くす。
まるで大成を歓迎しているかのような、混沌に満ちた邪悪な気配が漂ってくる。
『神…』
『うむ。これはおそらくお主が干渉した別の世界と混じっているようじゃ…こんなケースは初めてじゃが…このままではこの世界もあっちの世界も大変な事になる…』
『原因を潰せばいいんだよな…』
『うむ。じゃが、気をつけるんじゃぞ…お主のステータスはこの世界に入った時間経過に沿っている…まだ完全な力では無い…』
大成は舞空術を使い渦に近づいていく。
『大丈夫だ。一度死んだ身だ…細心の注意を払っていくよ。』
「お…おい!大成!」
「大成君!」
「大成!」
「…大成…」
4人の魔法少女がこちらを見て心配そうな顔をしている。
「大丈夫だ。俺は必ず戻ってくる。そして俺もワルプルギスの夜と戦う。少しの間だけお別れだ!」
そうして大成は渦の中へと入っていった。
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「…さて…ここは……」
渦から出てきた所はナメック星。
「…どうなってんだこりゃ…ナメック星に来てしまった…」
後ろを振り返ると先ほど通ってきた渦がある。消えてはいない。だがほんと少しずつ小さくなっていっている。
「…時間が無いな…とりあえず、さっきから感じる大きな気の所へ行くしかあるまい…」
移動してから数分。その大きな気の持ち主が判明する。
「お前は…⁉︎」
「ん?貴様は…なぜここにいる…?地球とかいう星に逃げたのでは無いのか?…フッフッフッ…まぁいい…手間が省けた。」
「なんで…よりにもよって…最悪だ…」
「孫悟空は僕が始末した…憎きサイヤ人、その中でも伝説と呼ばれた超サイヤ人を葬った、正真正銘、宇宙最強のこのフリーザ様が、サイヤ人をこの世から一匹残さず殺してやる!」
「悟空が負けた…だと…⁉︎」
「貴様はその前菜だ!!覚悟しろ!!」
更新遅れました…最近忙しくてなかなか書けません…
話も逸れているかもしれませんが…読んでくださる方…まだ見えましたら、感想、アドバイスお願いします…
もう少しでまどマギ編を終わりにして、次はドラゴンボールに戻りセル編、もしくは、アカメ、リゼロ、アリア、シャナのどれかを絡めようと思います。
コラボして欲しいアニメがありましたら知ってる内容しかできませんが、お願いします!
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進撃の巨人
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灼眼のシャナ
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ギルティクラウン
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ドラゴンボール超
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魔法少女まどか☆マギカ(原作編