「はぁ…散々だな…」
大成は今、自分が新たにやってきた世界の高校の教室にいる。
「まさかヒステリアモードがあそこまで性格が変わるなんて…自分自身で言った言葉なのに恥ずかしくなってきた…」
ヒステリア・ノルマーレ。大成はつい数分前に「性的興奮」によって身体能力が30倍にも飛躍するモードへとなったが…
「発動条件がおかしすぎる…しかも通常時の力がかなり抑えられてる…あれじゃあもしもの時にあの世行き真っしぐらじゃないか…」
今まで鍛え上げてきた彼の力はこの世界の縛りによって抑えられているため、大成はどうも慣れないようだ。
「しかも…見ず知らずの女の子に絡まれるし…」
その時、大成のクラスの担任が入ってきた。
「よし、みんな席につけ。今日はみんなに転校生を紹介するぞ。」
「(転校生か…そもそも俺はこの世界の主要人物以外名前しらねぇんだけどな…)」
そんなこんなで考えている内に担任に案内されて入ってきた転校生の姿を確認する。
ピンクのツインテールで長い髪の毛をなびかせ、かなり小柄な体の女の子は自己紹介をする。
「神崎・H・アリアよ、よろしく……って!!あんたぁ!!!!」
「ゲッ!!お前は…!!」
転校生…否、アリアは大成を目視した直後に罵声をあげる。
「今朝の変態男!!なんであんたがここにいるのよ!!」
「クラスで振り分けられたんだからしょうがないだろ!!」
「いいわ、これも何かの縁ね!!朝あたしがあんたに与えられた屈辱を返してやるわ!!」
その途端クラスがどっと湧いた。
「おい大成!!どういうことだお前!」
「まさか。あの大成君がそんなことする人だったのね…」
「しかもあんな可愛い子に手を出すとは…」
「ええい!!お前らうるせぇ!!これはちがうんだ誤解だ!!」
「決めたわ…」
アリアが言葉を発したため辺りが沈黙する
「あんた、あたしの奴隷になりなさい!」
「は?」
「「「「「はぁーーーー⁉︎」」」」」
クラスが騒動に包まれる。その騒動の中1人の女の子が大きく声を上げる。
「たいくんとアリアってそういう関係なんだ!!これってフラグバッキバキに立ってるよ!!」
「理子!違うって!」
峰理子。大成が名前を知っているという事は主要人物の1人なのだろう。黄色の長髪に派手な制服をきたお嬢様っぽい雰囲気の女の子は特に目立つ容姿だ。
「アリアとたいくんって…恋人関係⁉︎」
バン!!!
理子がそう言った瞬間、アリアが拳銃で床を打つ。
「ふ…ふぇ〜!!」
びっくりした理子は席にシュンと座る
「こ…恋人とか…そんなの…興味ないから…!!」
「展開が急すぎてついていけない」
大成は何が何だか分からず無心となった。
放課後
「疲れた…帰ろう…」
あれからアリアは大成の隣の席に座り、終始視線を浴びながらも1日を終えた大成は家へと帰宅する。
「はぁ…先が思いやられる…まぁ、人間らしい生活ではあるんだけどな…」
ガチャ
「あれ…?鍵かけてなかったか…?」
家の鍵が空いているため、違和感を感じる。
「…なんだこれ…」
玄関にはキャリーバックが置いてあり、見知らぬ靴が置いてある。女物の靴のため、女子が部屋にいるのを察した大成。
「誰かいるのか?」
おそるおそる奥へと進むとそこにはアリアがいた。
「来るのが遅いわよ、馬鹿大成!」
「来るのが遅いって俺の家だぞ!なんでお前がここにいるんだ!!」
アリアはソファーに腰を下ろし、どこから出したのかマグカップに入っている紅茶を啜る。
「あんたはあたしの奴隷なの。だから、奴隷の家に入っても、何を使ってもいいでしょ?」
「いつ俺がお前の奴隷になったんだよ!」
「昼よ!あたしが奴隷になれって言ったんだから、あんたに拒否権はないの!!それに…」
「それに…?」
アリアは顔を赤くしながら俯いて小声で何かを呟いている。
「あんな…恥ず……こと…言っ…」
「聞こえねえよ?」
「なんでもないわよ!!馬鹿大成!あたしはお腹が空いたから、何か買ってきなさい!!早く!!命令よ!!」
バンッ!!と机を叩いて大成を指差しアリアは大成を追い出した。
「理不尽すぎる…」
大成はアリアに命令されて食べ物を買いに行こうとしている。
『桃まん5個買ってきなさい!!もちろんあんたのお金でね!10分以内に戻らないと風穴あけるわよ!』
「…まぁ、可愛い子なんだけどな…性格に難ありってやつか…」
大成はコンビニで桃まん(桃の形をした饅頭)を買い、直行で自宅には戻らず、通り道の路地裏に足を運んだ。
「…いるだろ?理子。」
そう呼ぶとクラスメイトの理子がスッと姿を現した。
「こんな時間に呼び出すだなんて、たいくんって案外肉食なんだね♪」
「何考えてるんだか知らんが、さっき言った通り、情報を聞かせてもらおうか。」
理子は「ちぇっ」っと顔を膨らませるが、すぐに冷静な表情に切り替え、話をする。
「神崎・H・アリア。武偵高校ではSSランクに認定されてる超凄腕ね。接近戦でも長けているからまさに非の打ち所がないっていっても過言じゃないよ。」
「確かに…前にあいつに絡まれた時にどこから取り出したか分からんがナイフ二丁も振り回してきたからな。」
「そう…その2丁拳銃と2丁剣からこう呼ばれてるわ。」
大成はゴクリと息を飲んで理子の話を聞く。
「双剣双銃(カドラ)のアリア…ってね」
自宅
ガチャ
「アリアー帰ったぞー。」
ドアを開けて中に入り、アリアの名を呼ぶが、応答がない。
「一目散に飛んでくると思ったんだがな…」
ジャー
その時、バスルームからシャワーの音が聞こえてくる。
「あいつ勝手に人の風呂場使いやがって…」
大成は出てくるまで部屋でテレビを見て待とうとしたその瞬間
ピンポーン…
インターホンの音がしたため、大成はゆっくり振り向いてドア越しに覗いてその正体を確認する。
「げっ⁉︎白雪!!」
大成はゾッとする。
彼女は大成の事を過保護な程気にかけている。それは好意ももちろん含まれているが、彼女には大成しか見えていないため、もしも今大成の家に女の子がいる。ましてやお風呂に入っている等と知られてはとんでもないことになるであろう。
「たいちゃーん?いるのー??」
「まずい…ここは居留守を…」
大成は居留守を使うことが一番の策だと思いそろりと部屋に行こうとするが
「さっき家に入るの見えたのにな〜もしかして何か病気で倒れてたり⁉︎力ずくであけないと!!」
っと聞こえてきたので
ガチャッ
「ごめんごめん白雪、ちょっと手が離せなかったんだよ。」
とドアを開けざるをえない大成であった。
「ごめんね、こんな時間に…」
白雪の姿は巫女の様な姿をしている。制服とは違いこれもまた可愛らしい姿であり、彼女に似合っている。
「いやぁ…いいんだ!そ、それよりもどうしたんだ?急に。」
「あの!今朝に武偵殺しの話を聞いて…それで起こった場所がたいちゃんの家の近くだから、何かに巻き込まれてないかなって思って気になって…」
「あぁ、それ俺だぞ?被害者」
「えええぇぇぇぇぇ⁉︎」
・・・と白雪が数秒固まった瞬間ぴょんっと飛び上がり大成の肩を掴んで揺らす
「たたたたたいちゃん大丈夫⁉︎怪我はしてない⁉︎何があったの⁉︎」
「落ち着け白雪!!」
バッと彼女の手を振りほどき、大成はクールに決めセリフを放つ
「…俺が武偵殺しごときに殺られるわけないだろ…?」
ちゃぽーん…
その瞬間に風呂場から死の音が聞こえた
「…今の何?たいちゃん。誰かいるの…?」
「いやいや!!そんなわけアリア…じゃなくてあるはずがないだろ⁉︎」
焦る大成の表情は誰が見ても嘘くさい顔つきであった
「たいちゃん…なにか私に隠してることない…?」
白雪の顔は真顔ではあるもののどこかドス黒い何かが取り巻いている様にも見える
「(やべぇ…!これはやばい白雪だ…‼︎)」
大成は冷静を取り戻し、怪しまれない様に弁解する。
「い…今のは風呂入れてる途中だからお湯が落ちる音がしたんだろ!」
必死に弁解しようとする大成。
「…そっか!そうだよね!じゃあ、また明日学校で会おうね!」
「お…おう!じゃあな!おやすみ!」
ゆっくりとドアを閉めたが、閉まる瞬間の隙間から見えた白雪の顔はどこかのホラー映画よりも恐ろしい顔をしていたかの様にみえた。
「はぁ…本当に先が思いやられる…」
???
「…これからが面白くなるよ…せいぜい楽しくさせてね。大成、アリア。」
コラボして欲しいアニメがありましたら知ってる内容しかできませんが、お願いします!
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進撃の巨人
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灼眼のシャナ
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ギルティクラウン
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ドラゴンボール超
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魔法少女まどか☆マギカ(原作編