あれから数ヶ月ほど経った。
悟空と大成は2人で淡々と修行を続けた。
「ハッ!!だぁぁ!!」
「クッ!!」
起きては飯を食べ、修行して、腹が減ってはまた飯と同じ行動を繰り返し繰り返し、それでも二人にとってはとても充実した日々であった。
「そろそろ本気で行かせてもらうぞ…悟空。」
「あぁ、オラもだ…」
超サイヤ人2の状態で戦っていた2人は互いに更に気を溜める。
「「はぁぁぁぁぁあ!!」」
そして2人の気が最大まで膨れ上がる。
バチバチとスパークが迸り、二人の金色の髪は足元まで達するほど長くなっていた。
「…超サイヤ人3同士の戦い…ワクワクすっぜ…」
「オラもだ…時間がねぇ、さっさとやろうぜ」
その言葉が終わると同時に二人が飛び出し拳と拳をぶつけ合う
それだけで大界王星全体が大きく地鳴りをあげる
「へへっ…感じるぜ…悟空、お前のみなぎる力をよ…!」
「タイセイからも感じっぞ…ここ数日でオラに追いついたんじゃねぇか?」
二人でニヤリと笑みを見せて距離をとり、超サイヤ人3での最大限の気を溜める。
「「はぁぁぁあ!!」」
二人が互いに自身最強の技の構えをとる。
「ロッソ…」
「かめはめ…」
だがその時…
「こらぁぁあ!!悟空!!大成!!」
不意に声がしたため二人は気を溜めるのをやめて声の主へと視線を配る
「界王様ぁ!今いいとこなんだから邪魔しねぇでくれるか?」
「そうだぜ!!」
北の界王は顔を真っ赤にして二人の勝手な言葉を遮る
「ばかもーーん!!!お主らどこで戦っとると思っとるのじゃぁ!!大界王様の星じゃぞ!!」
「はぁ…ここじゃやっぱ気が散るな…悟空、また今度やろうぜ。」
「しゃーねっか。」
二人は超化を解き、界王の元へと降りていく
「全く…あのままぶつかり合っておったらこの星も木っ端微塵になっとったかもしれん…」
「へへっわりぃわりぃ!オラもタイセイと戦っててついワクワクしちまって周りの事考えてなかったぞ!」
「まぁ、消えちまったら消えちまったでまた新しい星作りゃいいじゃねぇか!」
能天気なサイヤ人二人の言葉に呆れる界王
「まぁまぁ、北の界王ちゃん、二人をそんなに責めてあげないで。」
「だ、大界王様!!」
いきなり大界王が現れて話しかけられたため、北の界王はびっくりしてひっくり返ってしまう。
「悟空ちゃん、タイセイちゃんも、今日はこのへんにして、ご飯でも食べに行きましょ!」
ご飯という言葉で二人は目を輝かせる
「「飯ぃ⁉︎早く食いにいこうぜ!!」」
そのころ地球では…
「…という事なんですよ、クリリンさん!出てくれるでしょう⁉︎」
「天下一武道会か…懐かしいな…んでも俺はもう武闘家としては引退したからなぁ…」
セルゲームから10数年たった今、背も伸びたくましくなった孫悟飯がクリリンに天下一武道会の参加を促していた。
「優勝すれば1000万ゼニーですよ!!」
「そいつはほんとうかい⁉︎」
優勝賞金の言葉に反応してクリリンの後ろから小さな女の子を連れた人造人間18号が現れた。
「は、はい!!2位でも500万ゼニー出ます!」
「参加するよ!クリリン!!二人で1500ゼニーを取るんだ!!」
「えぇ…悟飯に勝てる気がしないよ…」
「大丈夫ですよ!!三位でも賞金は出ますから!!」
無理矢理出場することになったクリリンはとほほ…とした顔をした。
「もはや悟飯から見て俺は眼中になしってか…いや、でもベジータもピッコロも金には興味無いだろうし、3位目指して頑張ろう!!」
そして少し時間が経ち、カプセルコーポレーション
「ベジータさん!!天下一武道会に出てくれませんか??」
あれからピッコロにも声をかけた悟飯は最後にベジータを誘いに来ていた。
「くだらん、俺は地球の大会なんぞには出ん。」
「そこをなんとか!!みんなで出ればきっと盛り上がるだろうし!僕もベジータさんと戦いたいんですよ!!」
「そんなこといって貴様はセルとの戦いから鍛錬は積んでいるのか?むしろ弱くなってると思うがな。」
図星を突かれて言葉を失う悟飯。
「うぅ…」
「大体急に俺たちを誘うにはどうせ何かくだらん事情でもあるんだろう。」
「ううぅ…」
ビーデルに参加を強要され、仲間達も呼ばなければならない悟飯の計画を言い当てられる。
「お願いしますベジータさん…」
「だから俺は…」
その時、二人の頭に声が聞こえてくる。
『オラも出るぞ!!』
聞き馴染みのある声に二人は驚く
「その声…お父さんですか!?」
「カ…カカロット⁉︎」
セルゲームで死んだはずの悟空から急にテレパシーが送られてきたため、二人は驚き、つい辺りを見回してしまう。
『天下一武道会の日に、一日だけそっちに戻れるよう、占いババにお願いしたからよ!!ベジータも悟飯も出るんだったらオラも参加しようと思ってよ!!』
「本当ですか!!是非!!!」
「カカロットが出るのなら…俺も出てやろう。」
どんでん返しにベジータも出場を決意。
「カカロット…腕は上げたんだろうな…?」
『あぁ…楽しみにしてるぜ、ベジータ…』
遠い場所に離れているが、二人のライバル同士は笑みを浮かべているだろう。
「ではお父さん、日付と時間はーーー」
『分かった!!じゃあそん時また会おうな!!』
「お父さんも来る…!これは母さんも絶対喜ぶだろうな!!」
こうして戦士達は来るべき時を迎えるのであった…
「
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