時代干渉少年   作:絶神

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王子のプライド

 

超サイヤ人2ベジータとスーパージャネンバによる白熱の戦いは続いていた…

 

「はぁ!!」

 

ベジータは長年のサイヤ人としての戦闘経験から、ジャネンバの未知の攻撃にも柔軟に対応し、善戦を繰り広げていた。

 

「シャァ!!」

 

「効くか!!」

 

ダメージ自体は大きくはないが、確実に、確実に攻撃を当てているため、少なからずともジャネンバにも余裕さは無くなっていた。

 

「凄えなベジータ…!!超サイヤ人3の俺でも奴に攻撃が当たらなければ意味がない…その分ベジータは火力を技術で補ってやがる…!」

 

無我夢中に気弾を放ち、隙を取られてダメージを入れられる展開を大成は想定していたのだが、今のベジータからはそれを感じられない。

 

「フンっ!貴様もその程度か…期待外れだぜ…こんなんなら超サイヤ人2の壁を超えたカカロットの方がまんだ強い。」

 

「えっ⁉︎ベジータ、悟空の超サイヤ人3を見たのか⁉︎」

 

ベジータは大成の言葉に嫌そうな顔をしながら答える。

 

「あの野郎…貴様に言われたからとか言ってバビディに操られた俺との戦いでなりやがったからな…おかげで屈辱を与えられたぜ…」

 

再びジャネンバの方を見て、ベジータは続ける。

 

「セルとの戦いから何年も経って俺は相当の修行をしたって言うのによぉ…あいつは更に上に行きやがった…」

 

「まぁ…環境が悪かったんだよ…こっちは俺とかパイクーハンって奴とか腕のある奴らがゴロゴロいるからなぁ」

 

フォローしたつもりの大成の言葉にさらなる怒りを見せるベジータ

 

「う、うるさい!!慰めなんぞいらんぞ!!」

 

ジャネンバが空気を読んでいたのか、少し話を聞いていたが、急に攻撃を仕掛けてくる。

 

「ギシャァァア!!」

 

「貴様で発散させてもらうぞ!!この苛立ちをなぁ!!」

 

ジャネンバの拳を避け、頭部に蹴りをお見舞いする。

 

「貴様は動きが単調すぎるんだよ。何度も肉弾戦してきた俺には接近戦では勝てん!!」

 

ジャネンバの尾を掴み、高速で振り回して投げ飛ばす。

 

「だぁぁぁあ!!」

 

連続エネルギー弾を再びお見舞いするベジータ。

 

「くたばりやがれぇええ!!!」

 

そして彼の必殺技、ファイナルフラッシュの構えを取り、気を溜める。

 

「ファイナルフラァァァッシュッッ!!!」

 

起き上がってきたジャネンバに直撃。大きな爆発と共に辺りに爆風が飛び交う。

 

「…ッ!ベジータ!!」

 

「何っ⁉︎」

 

大成が声をかけた時には遅く、ベジータの真上に移動していたジャネンバがスレッジハンマーをベジータの頭に炸裂させる。

 

「がぁぁぁぁあ!!」

 

「ベジータぁ!!」

 

ジャネンバは更にベジータの首を尻尾で縛り、宙吊りの状態にし、腹部に拳をめり込ませる。

 

「くっ!!ベジータ!!」

 

「ぐるなぁぁあ!!」

 

「!!」

 

助けに入ろうとした大成、それを首を絞められながらでも振り絞った声で止めるベジータ。

 

「こぉぉぉ!!!!」

 

更に首を絞められ、ベジータは声にならない悲鳴をあげる。

 

「ニヒッ」

 

ジャネンバが口を開ける。そこからは絶大なエネルギーを感じる。

 

「チッ!!」

 

さすがに大成が助けに入ろうとしたが、その時ベジータに動きがあった。

 

「グッッ!!」

 

ジャネンバの腹部に肘打ちをするベジータ。その急な攻撃に思わず首を絞めていた尾の力が弱まるジャネンバ。

 

「ぐっぁぁあ!!ビッグバンアタック!!」

 

それを好機に後ろ頭突きでジャネンバの額に攻撃し、完全に尾から脱出したベジータはゼロ距離でのビックバンアタックを放つ。

 

「ハァ…ハァ…ハァ…」

 

「だ、大丈夫かベジータ…」

 

ベジータはさすがに疲労が隠しきれない。ジャネンバは戦闘能力にはベジータに引けをとるものの、元のステータスが高すぎるため、まだまだ体力には余裕がある。

 

「お…俺は貴様の手なんざ借りなくともあいつを倒してみせる…!!」

 

かなりダメージを負ってはいるが、それでもベジータの目はまだ死んではいない。

 

「それこそが、俺が貴様らを超えるサイヤ人の王子である俺の試練でもある!!!」

 

「!!」

 

ジャネンバはついに怒りを顔に表している。それほどにまで驚異的な粘りを持つベジータに恐怖も感じているのだろう。

 

「グルァァァァア!!!」

 

ジャネンバが先ほどには見せていなかった棍棒を手から出し、形状を剣へと変え、振りかざし斬撃波を繰り出す。

 

「クッ!!ソッタレェエ!!」

 

避ける暇もなく、もろに直撃したベジータの体は既にボロボロ、立っているのもやっとである。

 

「ヒャハァァァァァァ!!」

 

「俺は…!!誇り高きプライドを持ったサイヤ人なんだぁぁあ!!」

 

最大級の斬撃がベジータに当たることはなく、横から撃った大成の気弾がその軌道を逸らす。

 

「…ベジータ…交代だ。」

 

「じゃ…邪魔を…す…るなぁ…」

 

ベジータはそのまま体力を使い果たし、気絶してしまった。

 

「お前はとっくに俺も悟空も超えている…そこまで誇り高いサイヤ人には俺たちはなれなかった…」

 

通常形態から再び超サイヤ人3に変身した大成はジャネンバを睨んで言い続ける。

 

「お前こそ、真のサイヤ人に最もふさわしい男だ!!」

 

「ギシャァァア!!」

 

ジャネンバがこちらに飛びかかってくる。

 

「俺にも分けてもらうぞ!!その誇りを!!」

 

かつて悟空が言ったそのセリフを大成も言う。

 

大成は衝撃波をジャネンバに浴びせ、ジャネンバを遠くに吹き飛ばす。

 

「ここじゃベジータも巻き添えを食らっちまう…場所変えさせてもらうぜ…」

 

 

数百メートルも吹き飛ばされたジャネンバは体制を立て直し、大成と互いに睨み合う。

 

「邪気により生まれた怪物、ジャネンバよ、今ここで、俺が倒してやる…」

 

「…?ニヒッ!!ヒャッハッハ!!」

 

お前が?笑わせるな。と言った笑い方で高笑いをするジャネンバ。

 

「…さっきの俺とは違うぞ…」

 

「ヒャッ!!」

 

ジャネンバはワープし、姿を消す。

 

「…」

 

大成は突如現れたジャネンバの拳を見切り、回避し、肘打ちを顔面に喰らわせる。

 

「ガッ…!!」

 

「言っただろ、さっきとは違うってな…」

 

ジャネンバは先ほどの剣を出し、何連撃もの斬撃…羅刹爪を繰り出す。

 

大成はそれを全て回避し、ジャネンバの懐に飛び込み、腹にめがけて必殺技の構えをとっていた。

 

「ロッソブラスター!!!」

 

ジャネンバはモロに直撃し、上空に飛ばされ爆発する。

 

煙から姿を現したジャネンバは、そのまま地面へと落下。

 

ヨロヨロと立ち上がり、大成に向けて初めて疲労を見せる。

 

「ガァ…」

 

「さぁ、第二ラウンドの始まりだ。」

コラボして欲しいアニメがありましたら知ってる内容しかできませんが、お願いします!

  • 進撃の巨人
  • 灼眼のシャナ
  • ギルティクラウン
  • ドラゴンボール超
  • 魔法少女まどか☆マギカ(原作編
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