時代干渉少年   作:絶神

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ベアトリスと禁書庫

「…とりあえず今日までの出来事だ。」

 

スバルと二人で原因不明の死について話し合っていた。

 

「とくに何も無い…よな…」

 

「だぁーー!!俺らが死ぬ予定の日まであと1日しかねぇじゃんかぁー!」

 

大成は椅子に座りながら溜息、スバルはソファーにグダーっと寝そべる。

 

二人して八方塞がりの状況になすすべも無し…

 

「かと言って他人に「死に戻り」について話すことはできないペナルティがあるせいで頼れないし…」

 

「あぁ…あくまで俺ら二人だけの話にしかできねぇ…」

 

「でもさ、スバルが寝てる間に死んでたって事は、何かしらの外部からの攻撃、または魔法かなにかがあったはずだろ?」

 

スバルはポンっと手を叩き、話に入る。

 

「さすがに寝返り打って息できなくて死にました!なんてねえしな!そんなら聞く当てはあるぜ!」

 

「ほぅ?そんな知り合いがお前にいたとは…」

 

「俺ってそんなに人付き合い悪く見えるか!?…」

 

と、スバルに連れられて屋敷の隅っこのドアの前に到着する。

 

「ん?この部屋に何か用か?」

 

「まぁ見てなって、ベア子ー入るぞー…ぐぼはぁぁあ!!」

 

ドアを開けたと思ったら中から急に何かの攻撃が飛んできてスバルが吹っ飛ぶ。

 

「ス…スバル!?」

 

「全く…どうしてこんなにもお前は不愉快なのかしら。」

 

攻撃の方向から声がしたため慌てて振り向く大成の視線の先には、背の低いロリッ娘(?)が立っていた。

 

「え…子供?」

 

「カチーンなのかしら。」

 

ベア子と呼ばれる少女は小さい手で大成の手を握る。

 

「た…大成…気をつけ…」

 

「え?…ギャァァア!!」

 

身体中に強烈な痛みが走り、体力が吸われていく感覚に思わず大成は声をあげる。

 

「…ベティは子供じゃないかしら。」

 

「お、お前…何者だ…」

 

「そ…それは俺から説明する…」

 

ヨロヨロと立ち上がったスバルから、自身をベティと呼ぶ…改めてベアトリスと言う少女の事を聞く。

 

「へぇ…ロズワールと契約してこの禁書庫にずっと一人でいるのか…」

 

「ふん、この禁書庫は簡単には入らないようにランダムに屋敷のドアの入り口が変わるようになってるのに、どうしてこいつは一発で見破るのかしら。」

 

スバルはどうやらベアトリスのいる部屋が一発で分かるようだ。

 

「すげぇな…この本の多さもだけど、お前の謎のエスパーも…」

 

「そうか?なんとなくだけど集中すれば分かるぜ?ちなみに、この本は触るとベア子にぶっとばされるぐらい大事な書物らしいから触らない方がいいぜ。」

 

そうなのか…と思いながら禁書庫を見渡す大成だが、本題を切り出す。

 

「それはそうと、スバル、ベアトリスに例の話を…」

 

「あ!忘れてたぜ!ベア子、この屋敷らへんに、魔法か何かで殺すような力を持つ奴はいるか?」

 

「いきなりぶっ飛んだ話かしら……まぁ、魔法というよりは呪いとかの類ならあるかしら?」

 

スバルの手を握るベアトリスにスバルは慌てる。

 

「ちょ!!やめやめ!!またマナを吸い取る気か!」

 

「マナ?」

 

「あぁ、この世界での魔法を使うMPみたいなもんだ!!さっきはお前、それをされたから力が抜けたみたいになったんだよ!てか、ベア子やめて!!」

 

「違うかしら!!この手、見てみるのよ。」

 

そう言われてスバルの手を見れば、黒いモヤがかかっている。

 

「うぉ!なんだこりゃ!!」

 

「今のお前には呪いがかかっているみたいなのよ。後1日かそこらで死ぬかしら。」

 

スバルと大成は互いに眼を合わせて納得した表情をする。

 

「呪い…てか…お前、その手の傷…」

 

「あぁ…前に話した、村のガキ達と遊んでる時にいた犬に噛まれた傷だ…」

 

まさかの元凶は犬であった事に二人は言葉を失う。

 

「…お前達二人で盛り上がらないでほしいかしら…とにかく、この呪いをかけた本人を殺せば術は解けるかしら。もうベティは用はないかしら?」

 

そう言ってベアトリスは自分の座っていた椅子に腰をかけて本を手に取り読み始める。

 

「あぁ!ありがとなベア子!!また来るぜ!!」

 

「二度と来るなかしら。」

 

出て行くスバルと追いかける大成を後ろ目にベアトリスはそう呟いた…

 

 

 

「よし!やることは一つだ!あの犬探し出して、二人で殺しちまえば、あの夜を越えることができるって事だな!!」

 

「犬を手にかけるって言葉だけだとめちゃくちゃ乗り気しねえな…」

 

「馬鹿!人殺せる呪い持ってるぐらいなんだから村の人達も危ねえだろうが!!」

 

それもそうか…と納得した大成は急いで出発するスバルの後を追いかけて行く…

 

 

 

 

「レム!ラム!ちょっくら俺たち出かけてくる!!すぐ帰ってから心配しないでくれ!!」

 

「スバル君?それに大成君も…どうしたんですか?そんなに慌てて…」

 

「心配なんてする気もないわね。アイ、何か大事があったわけではないのでしょう?」

 

ジーッと二人に見つめられる大成は冷や汗を流しながらこう言葉を放つ。

 

「な…な〜んにもないから、心配しないでくださぁ〜い!」

 

そう言って逃げるように屋敷を飛び出すスバルと大成。

 

 

「…何かあったわね。」

 

「そうみたいですね…」

 

ハァ…とため息をつくラムはレムに話す。

 

「レム、今からロズワール様に外出の許可を取ってくるわ…許可が降り次第、ラム達もアイとバルスを追いかけるわよ。」

 

「!!はい!」

 

見え透いた嘘を見抜いたラムとレムはすぐ二人を追う事となる。

 

 

 

こうして舞台は更なる波乱へと招かれる…

 

 

コラボして欲しいアニメがありましたら知ってる内容しかできませんが、お願いします!

  • 進撃の巨人
  • 灼眼のシャナ
  • ギルティクラウン
  • ドラゴンボール超
  • 魔法少女まどか☆マギカ(原作編
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