~紅音side~
「・・ろ、お・ろ、起きろ!」
「今日一日は寝て過ごすって約束したよね?」
「今そんなこと言ってる暇ねえよ!」
何をそんなに怒っているのかわからないな。さてと布団をかぶりなおして・・・あれ?
「僕の布団がない!?」
「それは仕方がないですよ、あなた方はもうすでに死んでいる身、魂の形こそあれど布団などはないのです。」
ふいに声のしたほうを見てみると、そこには、天使の羽と思われるものと背中からはやした美人さんがいた。
「?あんた誰だ?もしかして神様ってやつか?」
「さすがにそれはないでしょ、神様なのに天使の羽みたいなのがあるわけないし」
「そちらの方の言う通り、私は神ではありません、神様の部下である天使です。」
やっぱりか、それで今は死んでいる身なんだから。
「所謂神様転生ってやつだね」
「まじで!?」
「ええそうです、といっても担当するはずだった方は他の正規の魂を担当することに上司命令で変わったんですけどね。なので今回は私が担当ですよ。」
なるほど。
「つまり俺たちは、なんらかの理由で通常とは違う方法で転生するってことか?」
あれ?確かにそうともとれるね。
「はい、今回は悪魔側の干渉のせいであなた方は死んでしまいました、そのため我々は緊急措置として特典付きの転生を行うことにしました。」
「そうなのか、俺は問題ないぞ。」
「僕も、特に思い入れがあるわけでもないし。」
「わかりました、ではこれより特典を決めます。蒼夜様はサイコロを一度だけ、紅音様は二度お願いします。回数の違いですがこれは魂の容量の差です、ご了承ください。」
「わかった、まずは俺からだな。ほいっと」
何が出るかな、何が出るかな。
「えぇと、出ましたね。何々?なるほど、『主人公と同じ能力』ですね。」
「このままだとわけのわからん能力になるぞ」
「確かにそうだね、天使さん、僕たちの転生先ってどこなのかな?」
「デート・ア・ライブ、ですね、なので精霊を封印するなどになります。」
「デート・ア・ライブか、頑張らないと死ぬかもな」
「空間震か狂三に巻き込まれるかしないと死ぬ確率は低いままだよ?」
「あれ?そうなのか、いやそうだな、そもそも関わらなかったら死ぬ確率って低いままなんだよな、ならいいや。」
「では、次は紅音様お願いします。」
「ほいっと」
「えぇと、『精霊』と『星の力を借りる』ですね。」
・・・・・・、つまりさ、
「TSってことだよね、嘘でしょ、嘘だと言ってよ、ねぇ」
「これが真実だ、おとなしく五河士道に攻略されてろ。」
「そこはせめて蒼夜がいいかな、親友だし。」
「とはいってもだ、元が男だと知ってる分には難しいぞ。」
「だよね。」
「この、『星の力を借りる』ですが、簡単に言ってしまうと、霊力無限です。生命を吹き込むことも可能な創造する能力ともいえます、正直チートですこれ。」
つまりだ、
「ゴールド・エクスペリエンスですねわかります。」
「あれよりもはるかに上を行ってるけどな。でもよかったな、転生してすぐに死亡にはならなくて。」
まぁそうなんだけど、でも女の子のなると考えると、ねぇ?
「えぇと、その、がんばってください。応援してます。」
あれ?でも蒼夜って住む場所どうなるの?
「俺の周りの環境って結局のところどうなるんだ?」
「天宮市です。てか、五河家の横です。頑張ってください。」
「「だと思ったよ」」
「では、そちらの扉をくぐれば転生となります。あなた方に幸せがありますように」
「「行ってきます」」
雪スン「相変わらず文字数が少ないですね、次回から、紅音さん攻略になります。」