インフィニット・ストラトス―失われた未来―   作:レイブラスト

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第31話 楽園の崩壊

一夏の後を追ったセシリアは、彼女が春也を追いかけていたことを知ると同時に斬月・真と鎧武に変身して刃をぶつけ合う光景を目にした。

 

「こんなところで戦うだなんて……早く織斑春也を止めませんと!」

 

懐からゲネシスドライバーを左手で取り出すセシリアだったが、彼女の目の前に1人の女性がふらりと立ち塞がった。

 

「……誰ですの貴女は? 危ないですからどいて下さると嬉しいのですが」

 

「質問は一度に1つずつだと有り難いんですけど、今回は特別に両方一気に答えてあげましょう。私は女性権利団体の兵器開発部チーフ、横山優陽と言います。そしてここからどいてくれるかと言う問いに対しては、残念ですが拒否させて頂きます」

 

「拒否……何故ですか?」

 

「彼に、春也君に言われてるんですよ。セシリア・オルコットは用心深いから必ず織斑一夏を心配して追いかける。前はそれで一騎打ちの邪魔をされたから、私に防いで欲しいと」

 

戯けたような笑みを浮かべながら、優陽はゲネシスドライバーを出して腰に装着。更に表面がドラゴンフルーツを模し、『E.L.S.-PROTO』と書かれたドラゴンフルーツエナジーロックシードを取り出した。

 

「!? ゲネシスドライバーにエナジーロックシード……どうして貴女が!?」

 

「春也君のお陰ですよ。変身!」

 

『ドラゴンフルーツエナジー!』

 

側面のスイッチを押して解錠し音声を鳴らすと頭上にドラゴンフルーツを模したドラゴンエナジーアームズが現れてゆっくりと降下し始める。

 

『ロック・オン!』

 

ドラゴンフルーツエナジーロックシードをゲネシスドライバーにはめ込むと、ロックを掛けてシーボルコンプレッサーを押し込みロックシードのカバーを左右に開いた。

 

『ソーダ! ドラゴンエナジーアームズ!!』

 

ディスコ風のミュージックが鳴り響く中、アームズが頭に被さって優陽の全身を黒と銀のゲネティックライドウェアで覆い、展開して上半身に鎧となって装着され彼女を仮面ライダータイラント ドラゴンエナジーアームズへと変えた。

 

「なるほど……今の一言ではっきりしましたわ。貴女方女性権利団体が、織斑春也の背後にいるということが! 変身!」

 

『レモンエナジー!』

 

レモンエナジーロックシードを解錠したセシリアは、優陽同様にゲネシスドライバーにセットしてロックするとシーボルコンプレッサーを押し込みカバーをオープンさせた。

 

『ロック・オン!』

 

『ソーダ! レモンエナジーアームズ! ファイトパワー! ファイトパワー! ファイファイファイファイファファファファファイト!!』

 

出現したアームズがセシリアに被さり、ゲネティックライドウェアに包まれると展開して鎧になりバロンに変化する。

 

「「はぁああああっ!!」」

 

変身が完了すると同時に、バロンとタイラントは接近してソニックアローで斬り合う。斬撃音に気づいた鎧武は振り向いて2人が戦っている場面を目にした。

 

「セシリア!? それにあのアーマードライダーは……!?」

 

「余所見するんじゃない!」

 

しかし斬月・真の猛攻により意識を戻される。鎧武はカチドキアームズの装甲で防ぎながら無双セイバーで攻撃を加えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦闘が行われていることはすぐに各所に知れ渡ることになった。それは一組も例外ではない。

1人の生徒が慌てて入ってきたことから状況は動き出した。

 

「はぁ……はぁ……た、大変よ!」

 

「な、何があったの?」

 

「織斑さんが、IS展開した織斑君と戦ってるの! しかも不明機まで現れて、そっちはオルコットさんが戦ってる!」

 

「ぶっ!?」

 

凌馬は口に含んだ飲み物を一瞬吹き出しそうになり、どうにか堪えると席を立って箒達と集まる。

 

「今の話だが……」

 

「確認したけど、本当みたい。先に仕掛けたのは相手からだけど」

 

「あの野郎、ついにやってくれたな……! ぶちのめしてやる!」

 

「その前に止めないとまずくないか? それにセシリアと戦っている謎のアーマードライダーというのも気になる」

 

「何にせよこういう時は現場に赴くのに限る。さあ行こう」

 

「悪いけど、そうはさせないわよ」

 

彼らの話を聞いていた女性客の1人が、言いながら立ち上がり腰に手を当てる。当然ながら凌馬達は顔を見合わせ疑問を投げかけた。

 

「あー、君は誰なんだい? 何故そうはさせないと言ったのかな?」

 

「私は女性権利団体の会長、新田美咲よ。さっきの言葉の意味は……彼に阻止するよう頼まれたからと言えばわかるかしら?」

 

「何……コイツ、まさか……!」

 

女性権利団体という組織名と頼まれたという言葉で真っ先に理解したラウラの目前で、美咲は既にプレートに横顔が描かれた戦極ドライバーを見せつけるように出して腰に宛がい、黄色のフォールディングバンドを伸張させる。そして銀のロックシード同様に表面がリンゴを模した『L.S.-TABOO』と書かれたリンゴロックシードを右手に持った。

 

「戦極ドライバー!? なんでこの人が!?」

 

「それにそのロックシード、一体どこで手に入れたんだ!?」

 

「彼に聞いてみればわかるんじゃないかしら? ……変身♪」

 

『リンゴ!』

 

ロックシードを解錠してシルバーアームズによく似たリンゴアームズを出現させると、戦極ドライバーに装着、施錠しバロンやグリドンと同じファンファーレの旋律が流れる中カッティングブレードを倒して輪切りにした。

 

『ロック・オン!』

 

『カモン! リンゴアームズ! Desire Forbidden Fruit!!』

 

一気に落下したリンゴアームズが頭を覆うと白と黒のライドウェアが美咲を包み、アームズが鎧となって展開。女性的なシルエットを持つ、仮面ライダーイドゥン リンゴアームズに変身した。

 

「ええっ! あ、あの人織斑さん達と同型のISを展開したよ!?」

 

「こんな場所でなんで!?」

 

「な、何が始まるって言うの!?」

 

変身を目の当たりにした周りがざわつき始める。イドゥンは左手に所持したリンゴ型の楯・アップルリフレクターから、その内側に収納されている専用剣・ソードブリンガーを右手で引き抜くと切っ先を凌馬達に向けた。

 

「やれやれ……織斑春也と繋がっていた組織が明らかになったのはいいものの、困ったことになったね」

 

「どうする? 俺が奴を抑えて、その間にここに居る全員を避難させるか?」

 

「私は良い考えだと思うわ。貴女達は?」

 

スコールの確認に、箒達アーマードライダーへの変身能力を持つ者達はすぐに頷いた。

 

「では彼女は君に任せるとして、私達は皆を避難させることに専念しよう。アリスも手伝ってくれるよね?」

 

「うん。めんどくさいって言ってる場合じゃないからね」

 

「決まったみてぇだな。んじゃ行くぜ!!」

 

言うが早いかオータムがイドゥンの腰に突進して捕まえる。咄嗟の事態に驚くイドゥンだったが、すぐに蹴りを放つ。オータムは付近のテーブルや椅子を巻き込みながら倒れた。

 

「今の内だ! みんな、すぐにここから避難しろ!」

 

「決して焦るな。落ち着いて、私達の指示通りに動くんだ!」

 

吹き飛んだオータムにイドゥンの意識が向けられている隙に、客や他の従業員達を避難させていく。

 

「ふん……あくまで私の相手はコイツに任せたってこと? 生身の人間を囮にされるなんて、舐められたものね」

 

「そいつはどうかな?」

 

壊れたテーブルなどを除けながら起き上がったオータムは、腰にゲネシスドライバーを巻くとチェリーエナジーロックシードを解錠した。

 

『チェリーエナジー!』

 

「何っ!? 貴女もイレイザー社の……!?」

 

「(偽名の方で呼んでるってことは、どうやら戦極ドライバーやロックシードのことしか知らないみたいだな)そういうこった。変身!」

 

アームズが現れ頭上で待機し、オータムはチェリーエナジーロックシードをゲネシスドライバーに嵌め込みロックを掛けシーボルコンプレッサーを押し込んでカバーを開かせた。

 

『ロック・オン!』

 

『ソーダ! チェリーエナジーアームズ!!』

 

一気に頭に被さったアームズが、オータムの身体がゲネティックライドウェアで包まれるのと同時に展開。鎧となって固着しシグルドに変わった。

 

「っしゃあ! 久々に戦らせて貰うぜ!!」

 

ソニックアローを持つ左手の力を強め、イドゥンに接近しつつ大きく振りかぶった。

 

「くっ!」

 

イドゥンはアップルリフレクターでソニックアローによる近接攻撃を防ぎ、ソードブリンガーで斬りかかる。シグルドは右手で刀身を掴むようにして止めると、押し切られまいと抵抗しながらイドゥンの腹部に蹴りを放ち、数回ソニックアローで斬りつけた後弓を引いて光矢を放った。

 

「がはっ……!」

 

「どうだい? こう見えて俺だって戦闘部隊の一員なんだ。ま、非常要員だけどさ……何にせよお前はアイツ等の足止めを目論んでいたみたいだが、これじゃあさすがに無理だろ」

 

「……ええ、そうね。確かに私には無理だわ。でも私達にはとても強力な仲間がいるのよ」

 

「? それがセシリアと戦ってる奴のことを言ってるのなら、無駄だと思うぞ。アイツは熟練のアーマードライダー相手でもちょっとやそっとじゃ負けないからな」

 

「そっちじゃないわ。今から呼ぶ、外に待機させていた援軍のことを言ってるのよ」

 

「は……?」

 

何のことを言っている、と疑問を抱くシグルドを余所に、イドゥンはインカムに当てるように手を動かし何事か呟いた。

 

「トラックス01、起動して私のもとへ来なさい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイラントと戦闘状態にあるバロンは、ソニックアロー同士で鍔迫り合いをしている最中に異変に気づいた鈴達が駆けつけてきたのを知った。

 

「マ、マジでドンパチやってやがる……!」

 

「斬月・真に変身してるのはアイツだとして、黒いアーマードライダーは誰が!?」

 

「何にせよ早く止めないとまずいわ! 虚さん、避難誘導をお願いします! 蘭もどっか安全なとこに逃げて!」

 

「わかりました!」

 

「は、はい!」

 

次々と指示を飛ばす鈴。更にバロンは校舎側から走ってくる2人の人物に気づく。

 

「白昼堂々と、それも周りに人が居る状況で襲ってくるなんて、いい度胸してるわね」

 

「誰に喧嘩売ったのか教えないといけないよね、お姉ちゃん?」

 

「ええ!」

 

刀奈と簪だ。2人は騒ぎを聞きつけた際、一組に残っていたメンバーよりも一足先に向かっていたのである。

 

「……残念でしたわね! 貴女の目論見は無駄に終わりそうですわよ」

 

「いいえ、まだです。……起動したのは01ですか……ならトラックス02、起動! こっちに来て下さい!」

 

「? 何をしましたの?」

 

「もうじきわかりますよ」

 

マスクの下で不敵に笑みを浮かべるタイラント。その成り行きを鎧武と戦いながら見守っていた斬月・真は小さくため息をついた。

 

(やれやれ、01に次いで02の起動もか。戦いながらじゃ、忙しいったらありゃしない)

 

「余所見してる場合じゃないよ!」

 

思考している隙に鎧武の無双セイバーが斬月・真のアーマーを切り裂く。よろめいて数歩下がるが、斬月・真は慌てずに呟いた。

 

「……トラックス03、起動しろ。02の後を追って暴れるんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イドゥン、タイラント、斬月・真が指令を送った直後、ゲートよりやや離れた屋外に展示されていた車(フレイトライナー・アーゴシー1台、パガーニ・ウアイラ1台、シボレー・トラックス4台)の内、3台のシボレー・トラックスのエンジンが無人のまま起動し近くに居る人達を困惑させた。

 

「お、おい……なんか勝手に動いてないかこの車?」

 

「あり得ないわ。だって無人なのよ?」

 

動く筈がないと困惑する人々だが、3台のトラックスは運転手もいないのに勝手にギアを変え、アクセルを噴かして発進。逃げ遅れた人達を跳ね飛ばしながらそれぞれ指定された場所に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キキィィィイイイ……!

 

「ん? なんだこの音……」

 

ドリフトで生じるタイヤと地面との摩擦音を聞いた弾が振り向いた時、2台のシボレー・トラックスが突っ込んできた。

 

「うおおおおおおおお!? な、何だ何だ!?」

 

「お、お兄! あれって確か展示されてた車じゃ……!」

 

全員の注目がトラックスに集中する。直後、トラックスのボディは粒子状に分解しながら空中を漂い、刀奈と簪、鈴や弾達の前に移動すると巨大な人型のロボットモードに再構築され4人の戦いを妨害させまいと立ちはだかった。

 

「なっ……! 車が変形した!?」

 

「何なのこれは……一体何だって言うの!?」

 

いきなり出現した自分達にとって未知なる存在に鎧武らは動揺する。丁度そこへマドカ達が駆けつけた。

 

「っ、これはまたとんでもないことになってるな!」

 

「わっ! でっかいロボットが二体も!? 何なのさアレ!? ねえ箒ちゃんわかる!?」

 

「姉さんが知らないものを私が知ってる筈がないでしょう!」

 

「アレが何なのかはともかく、今そこに居る……織斑春也の仲間であることは間違いない。我々はあのようなものなど、一切知らないからな」

 

「何だっていいよ。アイツ等は僕達が楽しみにしていた学園祭を台無しにしたんだ。この場でぶちのめして血祭りにあげてやる!!」

 

「やれるものならやってみなよ! どうせコレには、TF(トランスフォーマー)には勝てないさ!」

 

「どうかしら? やってみなければわからないわよ!」

 

その言葉と共に各自ISを展開し武器を構える。

 

「篠ノ之博士にもわからなかったあのロボット、一体何なのかしら? プロフェッサー、貴方なら何か……あら?」

 

専用IS『ゴールデン・ドーン』を纏い戦闘準備に入ったスコールが、尋ねながら振り向くとそこに居る筈の凌馬の姿は無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場面はシグルドとイドゥンが戦っている一組へと移る。トラックスを呼び出す通信を行ったイドゥンに警戒心を高めるが、何も来ないので拍子抜けする。

 

「なんだ……何も来ないじゃねぇか。ハッタリで変なこと言うんじゃ―――」

 

ドガァァァァァンッ!!

 

「―――うおわぁっ!?」

 

油断したその時、窓がある側の壁が破壊され、シグルドはシボレー・トラックスが変形したロボットの巨大な腕に掴まれた。

 

「ぐあっ! な、何なんだコイツ!? 放しやがれ!」

 

「望み通り放してあげるわ。……地面に叩き付けてやりなさい」

 

命令を受け、トラックスはシグルドを外の地面に勢いよく投げつける。

 

「がはっ……! テメェ、どこのどいつか知らないが、容赦しねぇからな!!」

 

ソニックアローを左手から右手に持ち替え、弓を引いて光矢を放つ。それは外れることなく直撃したが、トラックスの装甲は無傷だった。

 

「なっ!? だったらこれでどうだ!」

 

再び弓を引くと今度は空中に向けて矢を放つ。するとチェリー型のエネルギーが形成されそこから無数の光矢に分かれてトラックスに向かう。しかしそれもまた、直撃して怯むような動きをしたもののダメージは与えられなかった。

 

「マジかよ、どんだけ固ぇんだコイツ……」

 

ISを容易く破壊することができるアーマードライダーの攻撃を弾く装甲に、シグルドは呆然と呟く。

 

「ふふ、形勢逆転ね。さあトラックス01、やってしまいなさい」

 

イドゥンの命令に呼応するかのようにトラックスはゴーグル状の単眼を光らせ、右前腕部を一度粒子化し両側に刃のついたクローが付属した銃に変形させる。そしてシグルドをロックオンすると、銃口から追尾式ロケット弾を発射した。

 

「うおああああああああっ!!」

 

どうにか直撃は避けたものの、爆風で吹き飛ばされ倒れてしまう。一連の様子を一組の教室から見ていたイドゥンはトラックスの傍に飛び降りると、シグルドを見て言った。

 

「どう? これが私達の切り札よ。さっきのは小手調べだったけど、次は本気で命を刈り取らせて貰うわ」

 

「それは困るね。彼女は我々の大切な仲間なんだ」

 

だが両者の間に割って入る形で現れた男が1人いた。戦極凌馬だ。

 

「プロフェッサー……!」

 

「虫の知らせで戻って見ればやはりこうなっていたか。君ほどの者が苦戦するとは、あのロボットは中々の強敵と見た。だがそこの君。いくら何でも二対一は卑怯ではないかな?」

 

「あら。じゃあ貴方が助っ人としてこの子と戦うとでも?」

 

「Exactly!」

 

凌馬は懐から出したゲネシスドライバーを腰に当て銀色のフォールディングバンドを伸ばして装着すると、レモンエナジーロックシードを持った右手を左手とクロスさせながら前に突き出した。

 

「変身!」

 

『レモンエナジー!』

 

解錠しクロスさせた両手を上下逆にするように回転させると左腕は前に出したまま右腕を下げ、次に左腕を下げると同時に右腕を前に突き出し、そして最後に右腕を下げてゲネシスドライバーにレモンエナジーロックシードを装填。左手でロックを掛けシーボルコンプレッサーを押し込んでカバーを開いた。

 

『ロック・オン!』

 

『ソーダ! レモンエナジーアームズ! ファイトパワー! ファイトパワー! ファイファイファイファイファファファファファイト!!』

 

音声と共に空中に出現したバロンのソレと同じレモンエナジーアームズが、展開しながら凌馬に被さり全身をロイヤルブルーと黒に所々を銀で装飾したゲネティックライドウェアで包み、アームズが完全に展開してデュークに変身完了した。

 

「!? 男の貴方までこれを使えるなんて……やっぱりこれはISじゃないのね……」

 

「ふむ。どうやらコレに関しての詳細をそこまで知らずに使っていたようだね。ま、君がどう思っていようと私には関係の無いことだが」

 

デュークはトラックスを見上げながらソニックアローを構え戦闘体勢に入った。

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