ハイスクールD×D ~九つの尾を持つ妖怪~ 作:ちょこ0720
約半年ぶりですかね…お待たせしてしまって本当にすいませんでした!
ちょっと色々ごたついてまして…
もし、この作品を楽しみにしてたという方がいらしたら本当にすいませんでした!
これからも投稿ペースは決して早いとは言いきれませんがそれなりのペースで投稿するので、今後ともこの作品をよろしくお願いします。
「さて、全員揃ったの」
時刻は丑三つ時。
妖怪や悪魔の力が最も強くなり、最も活発化する時間帯である。
場所は駒王学園の正門前。そこには、オカルト研究部が全員揃っていた。
なぜオカルト研究部がこんな時間に学校の正門にいるかというと、天狐が合宿をしようと言い出しリアスがそれにのったからである。
「ねぇ、確か合宿場所は京都って言ってたわよね?どうして集合場所が学校なのかしら?」
リアスが天狐に問いかける。
しかし、答えたのは天狐ではなく、小猫であった。
「部長、見ていただければわかると思います」
小猫がそう言うと、天狐の目の前の何もなかった空間が裂け、目玉がたくさんあるスキマが開いた。
小猫を除いたオカルト研究部全員の顔が引き攣る中、天狐と黒歌、小猫がスキマの中に入っていく。
「わ、私達も行きましょうか」
リアスの一言で心が決まったのか、三人に続き、オカルト研究部全員がスキマの中に入っていった。
…余談ではあるが、アーシアはスキマから出るまで目を瞑り、イッセーの腕にしがみついていた。
スキマから出ると、そこには『うぇるかむ・とぅ~京都』と書かれた段幕を持った美しい女性が二人立っていた。
「お帰りなさいませ、天狐様」
右に立っていた女性が口を開く。
「おぉ、
絡新婦と呼ばれた女性は天狐に深々と頭を下げ、その後リアス達の方を向く。
「天狐様からお話は聞いております。リアス様とその眷属様御一行ですね。宿はご用意しております。天狐様はこれよりお仕事がございますのでリアス様方とは暫しの間別行動になりますがご容赦下さい。それと、黒歌様も天狐様にご同行下さい」
絡新婦はそう言うと天狐と黒歌を連れて歩き出した。
残ったもう片方の女性は「よろしくお願いします」と言って頭を下げる。
それにつられてリアス達も頭を下げる。
「ところで名前を教えてはくれないかしら?」
リアスは頭を上げると早々に名前を尋ねた。
「申し遅れてしまい申し訳ございません。私は
轆轤首はそう言うと再び頭を下げた。
「なぁ木場、妖怪ってみんなこんなに礼儀正しいのかよ…てっきりもっと荒々しいやつらばっかりだとおもってたぜ」
「あはは…僕も妖怪と会ったのは天狐君を除いたら初めてだからなんとも言えないなぁ」
「いえ、私達は天狐様に使えてる身ですので、礼儀を重んじることは当然の事でございます。酒呑童子様やぬらりひょん様はもっとフランクで親しみやすい喋り方をしておられますよ…さて、無駄話もこれまでに致しましょう。これより、宿までご案内いたします。それでは私についてきてください」
そう言うと轆轤首は提灯の明かりでほのかに明るくなっている京の道を進んでいった。
ここで今回登場した妖怪の紹介を。
轆轤首はみなさんご存知だと思いますので絡新婦の方を。
【絡新婦】
昼の間は美しい女性の姿だが、夜になると大きな蜘蛛の姿になり人を襲う妖怪。
まぁ、この作品ではご都合主義で夜の間でも美しい女性の姿を保っていられるってことにしておいて下さい。