ポケットモンスターXY~もう一つの物語~   作:R.Y.U.S.E.I.

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第13話「ロケット団総攻撃!!」

【タケシ編】

フーパのおかげでロケット団から逃げてるけど……。日を増すごとにレナ達が苦しむ様になった。

タケシ「サトシ、何道草食ってるんだ!早くしないとお前達の子供が……」

俺は、そう言うとロケット団の本部があるデセルタワーに向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

【セレナ編】

あれから何日の時間が経っただろう……。サトシは、一向に目覚めずにいた。部屋の中は、心拍数を計る機械音だけが響いていた。

セレナ「サトシ……何で?何で、死ぬハメになってるの??私は、サトシが死ぬ未来なんて信じたくない!!だから……戻ってきて!一緒にロケット団を倒そ?」

私は、サトシにそう問いかけるが中々返事が返ってこない。

別サトシ「俺……。しっかりしろよ!最後まで諦めるな!!」

別世界のサトシがそう問いかけてくれた。

セレナ「ありがとう。もう一人のサトシ。」

別サトシ「気にするなよ、もう一人のセレナ。俺は、俺として出来る事をしてるまでさ。な、ピカチュウ?」

ピカチュウ「「ピカチュウ!!」」

 

 

 

 

 

【作者目線】

ロケット団侵略本部。

 

未来サカキ「それでは、君が消える前にロケット団の一員になってもらおうか。」

未来サカキは、未来サトシに対してそう言うと首にあるマシンみたいなのを取り付けるとスイッチを押した。

未来サトシ「うっ!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

未来セレナ「サトシ!!!」

未来サカキ「どうだね?我々が開発した最強の洗脳マシンだ。君のバトルの筋を少年の頃から見てきたよ。それに、誰も育てられないぐらいの最強のポケモンを育てた君を操れば手持ちのポケモンもすぐに従うだろう。」

未来サトシ「誰が……お前なんかに……操られるものか!!」

未来サカキ「さすがは、マサラタウンのサトシと言ったところかね?ならばエネルギー全開!!」

次第に強くなる洗脳音波に苦しむ未来サトシ。未来ロケット団の真の目的は、これにあった。

ポケモンマスターサトシのテクニックを我がものにして兵士(ポケモン)を指示する司令官にさせるつもりなのだ。

未来セレナ「サトシ!気を確かにして!!負けちゃダメだからね!!」

未来サトシ「せ、レナ……。俺…は、コイツらの……操り人形になんかなら……ない。」

しかし、その言葉を最後に未来サトシは、ロケット団の物に、なってしまったのだった。

未来サカキ「サトシ君、私が誰か分かるか?」

未来サトシ「はい!ロケット団総統サカキ様です。私は、サカキ様の忠実な下僕としてこれからこの世界を一気に侵略したいと思ってます。」

その台詞を聞きながら涙を流す未来セレナ。彼らの運命は!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【サトシ編】

俺は、暗闇の中一人だった。

どこを見ても誰も居ない。モンスターボールの中身は、空っぽ。ピカチュウも居ない。

サトシ「セレナ!!ピカチュウ!!タケシ!シトロン!ユリーカ!レナ!トシヤ!ユイナ!」

聞こえるのは、俺の声だけ……。

サトシ「俺、もう一人なのかな?みんなと旅出来ないのかな?」

俺は、独り言を言いながら前に進む。しかし、出口も何も見つからない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【セレナ編】

別ユリーカ「あ、そうだ!!もう一人のセレナ、白雪姫って知ってる?」

セレナ「白雪姫?」

別ユリーカ「そう、きっとサトシもそれを待ってるんだよ!」

セレナ「待ってるって……!?」

別ユリーカ「もう、セレナ鈍い〜!キスだよ!キ・ス!」

セレナ「き、キス!?」

別シトロン「ユリーカ、小さな親切、大きなお世話です!!大体、そんなおとぎ話みたいな事がありえるわけないでしょ?」

セレナ「ユリーカ、わかったわ!やってみる!!」

私は、そう言うとサトシの寝てる布団の近くにやって来た。恥ずかしいけど……これも、サトシの為。

セレナ「みんな、貴方を待ってる。貴方を必要とする人が沢山居る……だから、サトシ!お願いだから蘇って!!」

私は、自分の唇をゆっくりサトシの唇の上に重ねた。

 

 

 

 

 

 

別ユリーカ「嘘……。本当にしちゃった!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこから、数分間静まり返った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくしてゆっくりサトシの唇から離れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セレナ「お願い、目を覚まして!サトシ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【サトシ編】

サトシ「セレナ!!」

何回、みんなの名前を叫んだ事だろうか?

声は、枯れかけていた。疲れて何もする気が出なくなってきた。

サトシ「もう、諦めようかな……」

そう呟いた時だった。

 

「みんな、貴方を待ってる。貴方を必要とする人が沢山居る……だから、サトシ!お願いだから蘇って!!」

 

セレナの声だった!

サトシ「セレナ!居るんだろ?どこに居るんだよ?」

「ここだよ!サトシ!!」

声の向こうには、さっきまでなかった眩しい光があった。

俺は、そこへ向かって一生懸命走り出した。

 

 

 

そして、光に包み込まれると俺は、そこで意識が途絶えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

セレナ「お願い、目を覚まして!サトシ!!」

今度は、セレナの声が近くに聞こえる。

俺は、ゆっくり瞑ってた目を開くと目の前には、涙を流してたセレナの顔だった。

サトシ「セレナ……無事だったか?」

セレナ「サトシ?サトシ!!無事だったのね!良かった!!」

そう言うとセレナは、思いっきり抱きついてきた。

サトシ「おい、セレナ……止めろって!」

別サトシ「良かった。目覚めたか……サトシ。」

サトシ「お前……10歳の頃の俺か?」

別サトシ「そうだけど……俺達の世界とは少し違うみたいだ。」

サトシ「そうか。そうだ!それよりロケット団を止めないと!!」

俺は、勢い良く起き上がろうとするとクラクラした。

別セレナ「ダメだよ!今日は、安静しないと。」

セレナ「明日元の世界に戻ろう?サトシ。」

サトシ「セレナ……分かった。」

そう言われると俺は、横になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【レナ編】

レナ「見て!あそこ!!」

トシヤ「父さんだ!!」

私達は、街の中心にパパが居るのを知った。

タケシ「あれが30歳のサトシか……。」

未来サトシ「ミンナデテコイ……。」

パパは、黒いモンスターボールみたいなのを投げるとそこからは、伝説のポケモンが現れた。

タケシ「あれは、ルギア、フリーザ、サンダー、ファイヤー、ミュツー、ライコウ、スイクン、エンテイ、ディアルガ、パルキア、ダークライ、ギラティナ。」

シトロン「どれも伝説と呼ばれしポケモンです!!」

ユリーカ「凄い!!」

レナ「今から……私達あんなポケモン達と戦うの?」

私の中には、恐怖しかなかった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【サトシ編】

サトシ「さてと、どうやって元の世界に戻るんだ?」

セレナ「そう言われたって……。」

別ユリーカ「てか、回復早過ぎ!!」

別シトロン「まぁ、サトシらいしいって言うか……。普通手術後にそんなに動けませんよ。」

別サトシ「まあまあ、それより早くサトシ達を元の世界に戻してやろうぜ!!」

別セレナ「そうね!」

セレナ「でもどうやって戻るの?」

別シトロン「どうやら僕の出番のようですね!サイエンスが未来を切り開く時!シトロニックギア・オン!!この様な局面を想定したナイスなマシン、名付けて次元変換装置2号です!!」

サト・サト「「科学の力ってすげー!」」

俺ともう一人の俺は、声を合わせてそう言うが別世界のユリーカとセレナは、またかとため息を吐く。

別シトロン「もう一人のサトシとセレナは、ここに手を置いてください。それではいきますよ!スイッチオン!!」

すると、目の前に次元の穴みたいなのが空いた。

別セレナ「嘘!?」

別ユリーカ「今度は、成功したの?」

別シトロン「成功です!!」

別サトシ「なら行こうぜ!!」

そう言うともう一人の俺がその空間の中へ走り出してしまった。それを追うかのように別世界のセレナ、ユリーカ、シトロンが順番に入ると俺とセレナもその中へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




【次回予告】
ついに始まったロケット団対タケシ達……。しかし、伝説のポケモン相手に苦戦してしまい捕まってしまう。
そこへ、最後の希望であるサトシが遂に元の世界へ帰ってくる!!!


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