ポケットモンスターXY~もう一つの物語~   作:R.Y.U.S.E.I.

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前回、メガピカチュウと言いましたが……正式なピカチュウのあの姿の名前をつけてないので普通にピカチュウにしました。
ご了承ください。


第19話「遂に決着!!ピカチュウ対メガライチュウ」

【サトシ編】

 

 

セレナ「サトシは……いつも、どんな時も強敵に真正面から突っ込んでいった。理論なんて、次々と跳ね返してきた。そんなまっすぐ進むサトシが大好き!!貴方とは、月とすっぽんよ!貴方は、全然サトシじゃない。私の……私の大好きなサトシは、貴方に絶対勝つ!!!」

 

 

 

 

 

俺は、目を覚ますと目の前でセレナがアイツと戦ってるのを見た。すると、ライチュウ……嫌、メガライチュウの100万ボルトからピカチュウを守ろうとするセレナの姿があった。

ピカチュウは、俺と目が合いセレナから離れると100万ボルトに向かって行った。

サトシ「ピカチュウ!最大パワーで10万ボルト!!」

ピカチュウは、フルパワーの10万ボルトで100万ボルトを防ぐ。

闇サトシ「やっと、起きたか……。これで最後にしようぜ。」

サトシ「当然だ。セレナを傷つけようとした事は、絶対許さない!!」

俺は、そう言うと帽子を深く被り直してセレナの前に立った。

サトシ「行くぞ!ピカチュウ!!最大パワーだ!!ウオォォォォォォォォォォォっ!!!!」

また、ゲッコウガと同じ感覚……。

俺とピカチュウが一つになる感覚だった……。

目の前では、ピカチュウが物凄い電気に放出しながら全身を包み込んでいる。

セレナ「サトシ!?体は、大丈夫なの???」

サトシ「あぁ、セレナのおかげで元気になったぜ!それに、セレナの気持ち……しっかり伝わったから。」

セレナ「え!?サトシも聞いてたの???」

サトシ「あぁ。」

セレナ「あのピカチュウは???」

サトシ「今の俺には、目の前にライチュウが居るのしか見えないんだ。ごめんな、セレナ。」

セレナ「うんうん。私こそ、サトシの大事なバトルを邪魔したゃってごめんね。」

サトシ「別にいいさ。マサトもデントもアイリスもありがとうな。みんなそれぞれの場所で頑張ってるのに……。」

カスミ「気にしないで。今日は、暇だったし。」

ハルカ「でもポケモンコンテスト明日だから……練習したかったかも。」

ヒカリ「大丈夫!サトシが明日私たちのコンテスト見に来てくれるって!」

マサト「ヒカリさんの大丈夫は、だいじょばない時の方が多いんだよね?サトシ!!」

サトシ「あぁ。その通りだぜ、マサト。これが終わったら約束したポケモンバトルしようぜ!」

マサト「良いの?やった!!」

デント「サトシの仲間は、固い絆で結ばれてるだね!」

アイリス「サトシ!負けたら承知しないかね!」

キバゴ「キバキバ!!」

サトシ「大丈夫!俺とピカチュウを信じろって!!セレナ、一緒にアイツを倒すぞ!!」

セレナ「え!?……うん!」

俺は、セレナの左手に右手を重ねる。世間で言う恋人繋ぎをしてた。

サトシ「行くぜ!サトシ!!今度こそ決着の時だ!!!」

闇サトシ「そうだな……ここで死ね!!」

こうして、メガライチュウとキズナピカチュウの戦闘が始まった。

サトシ「ピカチュウ、雷パンチ!」

闇サトシ「メガライチュウ、雷パンチだ!!」

雷パンチがぶつかる。

闇サトシ「これは、どうするかな?ライチュウ、100万ボルト!!」

サトシ「かわしてアイアンテール!!」

100万ボルトをかわしてライチュウにアイアンテールを決めた。

サトシ「良いぞ!ピカチュウ!!続いて、電光石火!!」

するとピカチュウは、今まで見た事ないスピードで電光石火を放つ。

 

 

 

【セレナ編】

タケシ「これが……絆現象でパワーアップしたピカチュウなのか……。」

デント「うん、サトシとピカチュウの絆を感じるよ。」

マサト「いけいけ!!ピカチュウ!サトシ!!」

ハルカ「このまま、サトシが勝つかも!」

カスミ「かもじゃないでしょ?勝つのよ!」

アイリス「そうね。サトシ!負けたら承知しないわよ!」

キバゴ「キバキバ!!」

ヒカリ「一気にフィニッシュよ!」

ポッチャマ「ポチャ、ポチャ!!」

シトロン「本当、サトシにはいつも驚かされてばかりです。でも、そんなサトシがポケモンを信じないサトシに負けるはずがありません!!僕は、そう信じてます。」

ユリーカ「そうだね!お兄ちゃん。頑張れー!サトシ!!ピカチュウ!!」

デデンネ「デネネー!!」

レナ「パパ……。」

トシヤ「父さん……。」

ユイナ「頑張れ!パパ!!」

それぞれがそんな反応を見せる。私は、サトシが勝つように祈っていた。

何故か知らないけど……見てられないぐらい緊張してる。

セレナ「サトシ……勝って……必ず勝って、ポケモンとの絆の強さを証明して……。」

 

 

 

 

サトシ「だから聞こえてるって。」

セレナ「え!?」

嘘、また思ってる事言っちゃった。

サトシ「ピカチュウ、かわせ!この状態は、ピカチュウの見てる物が俺には見える。でも、声は……セレナの声は勿論、みんなの声も聞こえてるから……。」

サトシは、そう言うと笑ってくれた。その笑顔に何度助けられた事やら……。

だから、サトシは必ず勝つよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【サトシ編】

闇サトシ「そろそろライチュウにも限界が近いらしいな。ライチュウ!お前のフルパワー見せてやれ!!100万ボルト!!」

サトシ「セレナ!ピカチュウ!一緒に行くぜ!!」

ピカチュウ「ピカピカ!!」

セレナ「……うん、良いわよ!」

サトセレ「「100万ボルト!!」」

俺たちは、握ってる手を前に突き出してピカチュウに指示した。100万ボルト同士のバトルになった。

パワーは、ほぼ互角……。

サトセレ「「いっけぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」」

一緒になって叫ぶとピカチュウのパワーが上がり始めた。

 

 

 

【闇サトシ編】

闇サトシ「俺のライチュウが押されてる……!?そんな訳が無い!ライチュウお前なら勝つと信じてる!!はっ!?」

サトシ「そう、俺がポケモンを信じてるって言うのは、そういう事だよ。いかなる不利な時でも、ポケモン達は頑張ってくれる。無理でも諦めない。同じ……サトシなら分かるだろ?」

次第に押されるライチュウ……。

闇サトシ「……ライチュウ、俺達の負けだ……。」

ライチュウ「ライ!ライライ、ライ!!」

ライチュウは、涙を流しながら訴える。でも、ライチュウには、その100万ボルトをひっくり返せる力は、残ってなかった。

闇サトシ「分かってる。負ければ消える……でも、良くなやったよ。ありがとう。最後まで粘ってくれて……。流石は、俺の相棒だったぜ……ピカチュウ。」

ライチュウ「……。」

すると、ライチュウの身体はメガ進化が解けるどころか、元のピカチュウの姿になってしまった。

そして、100万ボルトは俺の身体にも直撃した。

審判「……。」

闇サトシ「ジャッジをしてくれ……タケシ。」

審判タケシ「あぁ。ライチュウ……嫌、ピカチュウ戦闘不能……ピカチュウの勝ち。よって勝者、サトシ。」

こうして……俺とサトシのバトルは終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

闇サトシ「ピカチュウ、空が青いな。」

闇ピカチュウ「ピィカ。」

闇サトシ「冒険の始まりの空は、いつも晴れてたっけ?」

闇ピカチュウ「ピカチュウ。」

サトシ「なぁ、何でこんな道を選んだ?」

ここで、いろんな人が謎に思ってる俺がどうしてこんなになったかを説明しないといけない。勿論、サトシ達にも……。

 

 

 

あれは、五年前……。俺は、最初のポケモンピカチュウと出会う。ここまでは、他のサトシと同じだけど……ここからが違った。

簡単にリーグの結果で教えた方がわかりやすいからまとめた。

 

ポケモンリーグ・セキエイ大会:バッチが集まらず出場不可

ジョウトリーグ・シロガネ大会:予選敗退

ホウエンリーグ・サイユウ大会:初戦敗退

シンオウリーグ・スズラン大会:二回戦敗退

イッシュリーグ・ヒガキ大会:バッチが集まらず出場不可

カロスリーグ・ミアレ大会:三回戦敗退

 

 

そう、俺のポケモンバトルは弱かった。バトルする度に他の奴らに侮辱されてきた。

俺は、悔しかったさ。勿論、特訓したさ……。

旅した仲間からも見放され、俺は途方の日々を送ってた。そんな俺に、この世界から来たと言うフラダリから黒い石、暗黒石を貰い身につけた。それは、トレーナーが身に付ける事でポケモンと同時に最大限の力を発揮する優れものだった。それからは、ポケモンリーグに出るのをやめて、侮辱してきた奴らに復讐をし続けた。

中には、「こんな戦い方サトシじゃない。」という人も居た。だから、フラダリに頼んで別世界に行けるマシンを作ってもらった。そこから数々の世界に行ってサトシとバトルを勝ち続けた。この世界で完全制覇だったのに……。この世界のサカキと変わって大人のサトシには、勝てたのに……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悔しいな……。

俺は、そう説明すると……悔しさのあまり涙が溢れだしてきた……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【サトシ編】

俺は、闇サトシの方へ向かった。

さっきの説明を聞いて……俺は、何か分かる気がした。

サトシ「おい、お前の身体……消えかかってるぞ?」

闇サトシ「俺さ、この世界を勝てば……最強のサトシになれたんだけど……まだ、無理だったようだ……。なぁ、サトシ?俺は、やり直せるか???」

サトシ「勿論さ!きっとやり直せる!!だって、俺は俺だろ?同じなんだから……。きっとやり直せる。」

闇サトシ「あぁ、ありがとう。」

そう言うと闇サトシは、次第に消えかけていた。

闇サトシ「そうだ。サトシ、これを受け取ってくれ。」

闇サトシは、自分のはめてるグローブを外して俺の前に置く。

闇サトシ「あんな酷い事言ってあれなんだけど……お前は、俺に勝った男だ。だから、ただのグローブだけど……持っててほしい。」

サトシ「分かった。良いぜ。」

俺は、そう言うと闇サトシのグローブを拾い懐にしまう。

闇サトシ「……」

そう口を動かすと闇サトシは消えた。それと同時に審判を務めてた闇サトシの世界のタケシや操られた未来ロケット団もその場を静かに去った。

セレナ「サトシ!!」

俺の隣にセレナがやって来た。

セレナ「サトシ、最後なんて言ってたの?」

セレナは、俺にしか聞こえなかった言葉を聞いてきた。

サトシ「ありがとう……。それと、お幸せに……。だってさ。さぁ、俺たちも戻ろうぜ!」

そう言うと俺たちは、その場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

因みに……

前感想で聞かれた未来でのあのバカトリオは……。

ニャース「へい!いらっしゃいなのにゃ!!」

ムサシ「ご注文です。こら、新人!!しっかり働きなさい!!」

新人「はい!!」

コジロウ「これを持ってってくれ。」

店員「わかりました。」

あの激闘の後、数ヶ月後にクビを宣告されてロケット団を辞めてカロス一番上手い料理屋を経営してて……サトシと、セレナに近い大金持ちになったらしい。

 

 

 

 

 




オーキド「あのピカチュウの姿をフルパワーピカチュウか、超ピカチュウか、スーパーピカチュウかみんなに考えて欲しい。勿論、この中にない名前でも良いぞ!サトシの姿には、変化しないから……サトシピカチュウは、なしじゃ。みんなの意見待っとるぞ!!」



【次回予告】
戦いは終わった……。
レナ達と過ごす最後の時間……。フーパが連れてきてくれた。カスミ達と一緒に楽しい夜の最中なのに……セレナの様子がおかしい……一体何が!?



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