ポケットモンスターXY~もう一つの物語~   作:R.Y.U.S.E.I.

8 / 26



【前回のラストシーン】
レナ「ヤヤコマ、戦闘不能。カイリューの勝ち!!」
俺は、ヤヤコマをモンスターボールにしまう。
このまま行けば、必ずピカチュウの出番がやってくる。こんな時にピカチュウが居れば……ども、残り2体で何とかするしかない!!
俺は、アイツが入ってるモンスターボールを取り出した。


第8話「サトシ対トシヤ」

【セレナ編】

「1着は、5番の◯◯選手!!2着は、1番の□□選手と次々とゴールしてきますが……レース途中から7番のサトシ選手の行方が不明です。途中で、リタイアしたか???」

と言うアナウンスが簡易施設で響き渡る。

タケシ「サトシの奴、何かあったか??」

セレナ「私、探してくる!!」

シトロン「セレナ、どこに行くんですか?」

セレナ「サトシが心配だもん!探しに行かなきゃ!!行こう、ピカチュウ!」

私は、そう言うと走ってサトシを探しに行った。

サトシ、待ってて!今助けに行くから!!

 

 

 

 

 

【タケシ編】

セレナの言う通り、確かにサトシが周囲にこんなに離されるなんて……ロケット団か?

シトロン「全く、セレナはサトシ一筋と言うか……焦り気味って言うかですよね?タケシ。」

タケシ「あ、あぁ。確かにセレナの考えすぎなのかもな。それに、サトシなら手持ちのポケモンで何とかするだろう。あいつには、強力な味方が居るからな。」

シトロン「この前、言ってたリザードンとジュカインですね?」

ユリーカ「昔のサトシのエース級のポケモンだよね??」

タケシ「そうだ。あの2体は、まさに歴戦の勇者って言う言葉が相応しい。」

俺の考えすぎだと良いんだが……。

 

 

 

 

 

 

【サトシ編】

クッ……。こいつのカイリュー何て強さだ。更にこのコンビネーション……。力だけならアイリスのカイリューと同じだけど……その奥に秘められた真の力をトレーナーが引き出してる。

俺は、頭の中でそんな事を考えてた。俺の3体目はリザードンだが、そのリザードンが押されてる……。

サトシ「お前のカイリューやるな。」

トシヤ「おう!てめぇのリザードンよりは、強いぜ!!」

サトシ「そう言うとますます燃えてくるぜ!!リザードン、ドラゴンクロー!!」

トシヤ「カイリュー、リザードンに向かって破壊光線!!」

サトシ「避けてドラゴンクロー!!」

リザードンは、破壊光線を上手く避けてドラゴンクローを決める。

サトシ「そのまま掴め!」

トシヤ「何!?」

サトシ「今だ!地球投げ!!」

リザードンは、カイリューを持ち上げて地球投げを放つ。

サトシ「今だ!火炎放射!!」

続いて火炎放射を放ちダメージを与え続ける。

トシヤ「負けるな!破壊光線!!」

カイリューは、火炎放射を受けながらも破壊光線を放ちリザードンに放つ。2体とも残りの体力が少ない。

サトシ「リザードン!お前のフルパワーを頼む!火炎放射!!」

トシヤ「カイリュー!龍の息吹!!」

火炎放射と龍の息吹がぶつかる。2体とも物凄いパワーだった。

サトシ「行け!リザードン!!」

トシヤ「負けるな!カイリュー!!」

そして、2体とも凄まじい爆発に巻き込まれる。

サトシ「リザードン!!」

トシヤ「カイリュー!!」

爆煙が止むとどちらとも戦闘不能になってた。

レナ「両者戦闘不能。」

それぞれ、モンスターボールにポケモンをしまう。

サトシ「強かったぜ!お前のカイリュー。」

トシヤ「お、おう……。次は、こいつだ!!行け、フシギバナ。バトルスタンバイ!!」

サトシ「今、ピカチュウが居ない……だからお前で、最後なんだ。」

俺は、そう言うとモンスターボールを取り出す。

サトシ「ジュカイン!君に決めた!!」

トシヤの3体目は、フシギバナ。サトシの4体目はジュカインを出してきた。

トシヤ「オールマイティなピカチュウは、大将って訳か。フシギバナ、つるのムチ!」

さっきからバトルしてて思う事は、何でこいつがこんなに俺やピカチュウについて詳しいか……。会ったこともないのに。それに、どこか俺に似てるような……。

サトシ「ジュカイン!かわしてリーフブレード!」

ジュカインは、かわしてリーフブレードを放つとフシギバナに、クリーンヒットした。

サトシ「良いぞ!ジュカイン。連続でリーフブレード!!」

トシヤ「フシギバナ、つるのムチでジュカインの腕を掴め!」

サトシ「それを待ってた!!」

トシヤ「何!?」

サトシ「ジュカイン!!そのままタネマシンガン!!」

近距離のタネマシンガンがヒットするとつるのムチがゆるくなったのか、ジュカインがこっち戻ってきた。

サトシ「ジュカイン、そのままリーフストーム!!」

ジュカインは、尻尾からリーフストームを決めてフシギバナを倒す事に成功した。

 

 

 

 

 

 

 

 

【タケシ編】

流石に遅すぎる。大事ではないと思うのでジュンサーさんには仲間が向かったから大丈夫です。とは、言っておいたが……。サトシがこんなに遅くなってるのは初めてだ。

タケシ「流石に遅すぎる。シトロン、ユリーカ、サトシを探しに行こう!」

シト・ユリ「「はい!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

【セレナ編】

セレナ「サトシ!どこにいるの?」

私は、途中疲れてたけど頑張って走って声を出しながらコースを探していた。

セレナ「はぁ……はぁ……はぁ……サトシ!!」

 

 

 

「……!リーフブレード!!」

「……!……でジュカインを掴まえろ!」

「……!タネマシンガン!!」

 

 

 

 

先の方にサトシの、声が聞こえる!!

ピカチュウ「ピカピ!ピカチュウ!!」

ピカチュウも私の前でこっちと指をさしてる。

セレナ「私にも聞こえたよ、サトシの声。急いでサトシを探しに行こう?」

ピカチュウ「ピッカチュウ!」

そう言うと私達はスパートをかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【サトシ編】

トシヤの4体目は、イワーク。タケシの持ってるポケモンと同じだ。

今、そのイワークとジュカインが激しい戦闘中……。

タネマシンガンやリーフストームでイワークにダメージを与え続けてるが、流石は、イワークと言った方がいいのか、ジュカインに向かって体当たり等でダメージを与える。

サトシ「これでどうだ!!ジュカイン、ソーラービーム!!」

トシヤ「イワーク、破壊光線!!」

サトシ「何!?」

トシヤは、勝ったと思ったのか一瞬ニヤリと笑う。

しかし、技のパワーはお互いおなじで両者ダメージを受けて倒れてしまった。

レナ「ジュカイン、イワーク。共に戦闘不能!」

トシヤ「これでお互い最後だな……行け、ピカチュウバトルスタンバイ!!」

すると、モンスターボールからピカチュウが出てきた。

サトシ「お前もピカチュウを持ってたのか!」

トシヤ「あぁ。こいつは、俺のパートナーだからな。」

サトシ「じゃあ俺も……ピカチュウ!君に決めた!!……ってあれ!?そうだ!ピカチュウをレース会場に置いてきたんだった……。」

やっぱりピカチュウを使う事になった。しかし、この場にピカチュウは居なかった。

トシヤ「何だ!?居ないのか……じゃあ俺の不せ「サトシー!!」

ユイナ「ゲッ!!ママだよ!!!」

レナ「ユイナ五月蝿い。」

サトシ「ママ!?」

しかし、聞こえたのはセレナの声だった。そして、セレナはピカチュウを連れてやってきてくれた。

セレナ「サトシ!どこなの??」

サトシ「セレナ、ここだ!!」

セレナ「サトシ!」

セレナは、俺の胸に飛び込む。俺は、セレナを受け止めた。

セレナ「もう、何で帰ってこないの?てか、サイホーンは???」

サトシ「それが……あいつに邪魔されて今ポケモンバトルしてるんだ。」

セレナ「え!?バトル???今、どんな状況なの?」

サトシ「ジュカインやリザードンが時間を稼いでくれたけど……ピカチュウ以外の手持ちは、全て負けたよ。これからピカチュウだけの一騎打ちさ。ピカチュウ、ジュカインやリザードン、ケロマツにヤヤコマと俺とセレナやみんなの想いをお前に託すぜ!……もう一回言う!!ピカチュウ!君に決めた!!」

そう言うとピカチュウは、勢いよくバトルフィールドに出た。電気袋から電気をバチバチさせて気合いバッチリだ。

セレナ「じゃあ私は、端の方に……「待って!セレナは、ここに居てくれ。頼む!」

俺は、端に行こうとしたセレナにそう言った。

セレナ「サトシがそこまで言うなら分かった。」

ユイナ「全く……この時代のパパ達も仲良しだね……。」

ジャッチをしてるレナの隣にいるユイナって女の子がボソッと呟いたが俺には、聞こえなかった。何故か、セレナは顔真っ赤だったけど……。

トシヤ「行くぜ!!」

サトシ「あぁ。」

サト・トシ「「ピカチュウ!10万ボルト!!」」

二つの10万ボルトがフィールドないでぶつかり爆発する。威力的にはこっちのピカチュウが押してる。

サトシ「一気に行くぜ!アイアンテール!!」

トシヤ「何!?鋼タイプの技???」

アイアンテールがトシヤのピカチュウにヒットする。

サトシ「このまま押し切るぞ!!電光石火だ!!」

アイアンテールから瞬時に電光石火へと切り替えてトシヤのピカチュウを吹き飛ばした。

トシヤ「負けるな!エレキフィールド!!」

トシヤは、ピカチュウ達電気タイプにとって有利なフィールド、エレキフィールドを展開してきた。

サトシ「あのピカチュウ、エレキフィールドを持ってたのか……。」

トシヤ「俺のピカチュウは、そんじょそこらの甘いピカチュウから生まれてないんだよ!色々レアなピカチュウから生まれたのさ。」

サトシ「へぇ~。俺も会ってみたいな。そのピカチュウに。」

トシヤ「ピカチュウ、10万ボルト!!」

サトシ「かわしてエレキボール!!」

ピカチュウは、トシヤのピカチュウが放った10万ボルトをかわしてエレキボールを放つ。エレキフィールドの効果もあって威力も抜群だ。

トシヤ「あぁ、ピカチュウ!!」

サトシ「一気に決めるぜ!!ピカチュウ、止めのボルテッカー!!!」

ピカチュウは、最後にボルテッカーを決めてトシヤのピカチュウを、倒す事に成功した。

レナ「流石、私達のお父さんね……トシヤのピカチュウ、戦闘不能!サトシのピカチュウの勝利!よって勝者、サトシ!!」

レナは、何かぼそっと呟くとジャッチをしてバトルは終了した。

サトシ「良し、一件落着だしこれでレースに……ってあれ!?サイホーンは???」

ユイナ「サイホーンならバトルの前に走って行ったよ!」

サトシ「嘘!?折角、セレナにあんなに教わったのに……ちょっとショック……。」

セレナ「こら貴方達!!」

俺が落ち込んでるとセレナは、勝手に3人を集めて説教を始めた。こんな光景を見てると……何か、親子みたいだった。

セレナ「何でレースを、邪魔してまでサトシとバトルをしたの?いかなる理由があったってそう言う事をしたら行けないってお母さんから襲わなかったの?」

3人姉兄妹「ごめんなさい。」

サトシ「まぁまぁセレナ。落ち着けって。」

セレナ「サトシは、甘すぎるよ!年下だからって甘えてると子供達も立派な大人に育たないでしょ?親がそう言う仕付けをしないなら私達がしなきゃ!大体、貴方達一番上はだれ?」

レナ「私です。レナって言います。」

セレナ「次は?」

トシヤ「俺です。トシヤって言います。」

セレナ「で、貴方が一番下の?」

ユイナ「ユイナだよ。宜しくね!」

セレナ「で、何でサトシとバトルなんかしたの?しかもあんな偉そうに……。」

トシヤ「だって……サトシが強いって言うからやってみたくて……こうでもしないとやってくれないから……。」

サトシ「そんな事ないぜ。俺は、こいつらともっともっと成長したい。だから申し込まれたバトルの相手がどんなに強くても俺は、逃げないし拒否しない。だからどんな時でもバトルを申し込んで来い!」

俺は、そう言うと少し背の低いトシヤの頭を撫でて笑った。次の瞬間、トシヤは涙を流し大きな声で泣き始めた。

サトシ「おいおい、どうしたんだよ?」

俺は、少し困り顔でセレナの方を見るとセレナも少し困り様子だった。すると、その光景を見て泣きたくなったのかレナも俺に抱きついて泣き出した。ユイナは、その場にいたセレナに抱きついて泣き出した。

セレナ「そんな……ここまでするつもりなかったんだけど……。ごめんなさい。」

レナ「お母さんは、謝らないでいいんだよ。私達がらいけないんだから……。ごめんなさい、お父さん、お母さん。」

トシヤ「ごめんなさい!……ごめんなさい!……本当は、こんな事したくなかったんだよ……ごめんなさい!ごめんなさい!!……父さん、許してください。」

レナ「お父さん本当にごめんなさい……。」

次の瞬間、俺は一瞬固まった……。

脳内を一旦整理させるとずっとトシヤが涙を流しながら

「ごめんなさい……父さん!」

を連呼してた……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サトシ「なにィィィィィィィィィィィィィッ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




【ポケモン裏話②】
サトシ「てなわけで始まりました新コーナーポケモン裏話。」
セレナ「ここでは、本編では、語られなかった裏話を雑談で紹介していきます。ねぇ、サトシ!今回のテーマは???」
サトシ「ジャジャーン(笑)!!『サイホーンレースの感想』だってセレナ。」
セレナ「すみません……私の台詞取られました……。」
サトシ「そ、そんな事よりさ今回は、楽しかったぜ!途中からバトル三昧だったけど……。」
トシヤ「本当にごめんなさい、父さん。」
サトシ「……えぇ!?何で、お前ここにいるの??」
トシヤ「スタッフさんがタケシおじさんたち来ないから代わりにって……。」
ユイナ「ごめんなさい……ママ!!」
レナ「ごめんなさい!お母さん!!」
セレナ「サトシ……助けて……!!/////」
サトシ「おいおい!お前達の話は後で聞くから……。とりあえずタケシたちが来たらその、お父さんとかお母さんとか言うの止めろな?後々で説明が大変に……。」
ユイナ「ダメなの??パパ、お願い~~!!」
サトシ「だめだ!!見ろ、セレナが気絶しちゃっただろ?」
レナ「本当だ!!お母さん~!!」
トシヤ「でも、何で父さんは気絶しないの?」
サトシ「俺か?俺はな、スーパーマサラ人だからだ!!<( ¯﹀¯ )>」
レナ「テーレナー!火炎放射!!」
トシヤ「ピカチュウ!10万ボルト!!」
ユイナ「ピチュー!電気ショック!!」
サトシ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」バタン
セレナ「さ、サトシ!?大丈夫???もう!貴方達!!」
3姉兄妹「ごめんなさい……。」
ピカチュウ(サトシ)「ピカピィ……」






②END





【次回予告】
急に泣き出した3人……。レースを中止してまでサトシに会いたかった訳とは!?
そして、それぞれ子供が居たと知るサトシとセレナは、パニック状態に!?
そこへ、遅れてきたタケシ達もやってきて真実が解き明かされる……。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。