ポケットモンスターXY~もう一つの物語~ 作:R.Y.U.S.E.I.
【サトシ編】
サトシ「お、おい……お前達落ち着けよ。今回の事は、多めに見るから。」
セレナ「だから、サトシは年下に甘すぎなの!!」
サトシ「セレナがそんな事ばかり言うから俺達親だと勘違いされてるだろ?」
自分に子供がいる事を信じたくない俺は、セレナにそう言った。セレナも同じ気持ちだが母性本能が目覚めたらしく……(後日談:タケシ曰く)しばらく説教が続いた。
彼女の説教が終わる頃には、タケシ達がやって来た。
タケシ「サトシ、やっぱり無事だったか。」
サトシ「あぁ。無事だぜ。」
セレナ「無事じゃないでしょ?レースを台無しにされたのよ?」
サトシ「セレナ、もう良いよ。俺、結果でなかったけどセレナにたくさん教えてもらえてサイホーンに乗れるようになったから俺、それだけでも嬉しいよ。」
セレナ「さ、サトシそこまで言うなら……。許すよ。」
ユイナ「本当に!?」
トシヤ「本当に良いの?」
セレナ「勿論!」
そう言うとセレナに抱きついてた少女ユイナは、更にセレナを抱きしめた。
ユイナ「ありがとう!……ママ、大好きだよ!!」
セレナ「ちょっとその言い方止めてよ。」
ユリーカ「えぇ!?セレナ、ママなの??」
タケシ「セレナどう言う事だ!?」
トシヤ「あ、タケシおじさん。この間のニビジムお世話になりました。」
タケシ「お、おう……そうかってジム!?」
レナ「あ、そうだお父さん。今度、私とバトルしようよ!」サトシ「そのお父さんって……俺か?」
レナ「もう……お父さんは、お父さんだよ。さぁ、早くバトル!バトル!シトロンさん、審判お願いします!!」
シトロン「えぇ!?僕ですか……てか、二人って付き合ってるんですか?」
サトセレ「「そんな訳ない(だろ?)!!」」
シトロン「わ、分かりました……その前に場所を変えましょう。」
サトシ「そ、それもそうだな……確か、ポケモンセンターが近くにあったよな?」
セレナ「えぇ。あるわよ!」
サトシ「じゃあ行こうぜ。」
俺達は、そう言うと近くのポケモンセンターに寄ると俺は、いつもの服に着替えてみんなが居るロビーに向かった。
タケシ「今日は、取り敢えずここに泊まって明日ここを出よう。」
タケシが旅の日程について話す。
みんなは、それを納得した。しかし、本題はこれからだった。
タケシ「で、サトシ。この状況を説明してくれ。一応、お父さん……何だろ?」
サトシ「タケシまで変な事を言わないでくれ!俺は、順調にサイホーンに乗ってたら突然、こいつのゼニガメのハイドロポンプを受けたんだ。」
シトロン「それで、ポケモンバトルをしたんですね。でも、何でそこまでしてバトルをしたかったんですか?」
トシヤ「それは……俺、世界1のポケモンマスターである父さんに勝ちたくて……でも、父さんが強過ぎてあんまり勝てないから、シトロンさんに頼んでタイムマシンを作ってもらったんだけど……こっちで爆発しちゃって……。父さんの姿を見たらバトルしたくなっちゃって……。」
サトシ「それでか……で、何でシンジの真似をしたんだ?」
トシヤ「その方が父さんも本気でやってくれると思ったから……。特に、エース級のリザードン、ジュカイン、そして俺のピカチュウの父さんである父さんのピカチュウと本気でバトルがしたかったんだ……。いつも父さんがフシギダネとかでバトルの相手をするから……。」
サトシ「そうか……。ごめんな、未来の俺がお前に酷い事して……でも、俺は申し込まれたバトルを逃げたりしないし相手が弱いからって手加減はいつもしてない。それがマサラタウンのサトシのバトルスタイルだ!わかったか?トシヤ。」
トシヤ「父さん……我侭聞いてくれてありがとう。」
こうして、事は一件落着しようとしてた。
セレナ「ちょっと待って!!」
ユリ・ユイ「「どししたの?」」
幼い二人が声を合わせてセレナに聞く。
セレナ「この子達がこんな目にあってるって原因はシトロンじゃない!!」
シトロン「ほ、僕ですか?確かに未来の僕がタイムマシンを作ったらしいですが……。この時代の僕とは、無関係です。因みに君達はどの時代から来たのかな?」
レナ「お父さんやお母さんが30歳の時だよ!」
サト・セレ「「さ、30!?」」
タケシ「なるほど……つまりは、サトシとセレナが30歳の時には、レナちゃん達が居てそこで父であるサトシが本気でバトルしてくれないから3人はシトロンに頼んで昔のサトシに会いに来たらこっちに来てマシンが爆発したと………こう言う事だな?」
タケシの質問に三人は頷く。
タケシ「でも、何でサトシとセレナが自分の親だって分かるんだ?」
レナ「お父さんとお母さんは、いつも旅の話とかしてくれたし……写真とか見せてくれたからこの時代のお父さんやお母さんの顔は、覚えてるよ!」
そう言うとレナは、1枚の写真を見せた。
そこには、俺とセレナ、シトロンにユリーカ、タケシが仲良くしてる姿があった。
ユリーカ「お兄ちゃんなんとかならないの?」
シトロン「今の僕には出来ないよ。」
サトシ「そうか……。そうだ、レナ。俺とバトルするって言ってたな。今からバトルしようぜ!」
レナ「お父さん……良いの?」
サトシ「あぁ!!良いぜ。」
俺は、そう言うとポケモンセンターの隣にあるバトルフィールドに向かった。
サトシ「タケシ、審判頼む!」
タケシ「良いだろう。これより、サトシ対レナのポケモンバトルを開始する。使用ポケモンは、3体。どちらかのポケモン全てが戦闘不能なった時点でバトル終了だ。良いな!」
サト・レナ「「あぁ!!(えぇ!!)」」
レナ「私の一体目は、この子よ!ファイヤロー、お願い!」
サトシ「俺のポケモンは、ピカチュウ!君に決めた!!」
レナは、ヤヤコマの最終進化系のファイヤローを出した。俺は、ピカチュウをバトルフィールドに向かわせた。
タケシ「それでは、バトル開始!!」
サトシVSレナ
レナ「ファイヤロー!いきなり行くよ!ニトロチャージ!!」
サトシ「その手できたか。ピカチュウ!ファイヤローをギリギリまで引き付けて10万ボルト!!」
レナは、いきなりニトロチャージを使わせた。俺は、迫り来るファイヤロー対して10万ボルトを放つ様に指示した。10万ボルトは、ファイヤローに命中するとファイヤローを一撃にたおした。
タケシ「ファイヤロー戦闘不能。ピカチュウの勝ち!」
サトシ「やったぜ!ピカチュウ!!」
ピカチュウ「ピカ!」
セレナ「流石、サトシのピカチュウね!」
シトロン「えぇ。サトシとピカチュウは、科学では証明出来ない事を簡単にやりますからね!」
ユリーカ「てか、やば過ぎ……。」
ユイナ「い、一撃で!!」
トシヤ「これが……父さんの本気……。」
バトルフィールドの横では、それぞれがそれぞれの反応を示していた。レナは、ファイヤローをボールを戻す。
サトシ「さぁ、次は何で来るんだ?」
レナ「次は、この子だよ!お願い、シシコ!」
レナは、モンスターボールからシシコを出した。
レナ「シシコ、火炎放射!!」
サトシ「ピカチュウ、かわせ!」
シシコの火炎放射をピカチュウは、かわす。
サトシ「そのまま電光石火!」
ピカチュウの電光石火がシシコに命中する。レナは、ピカチュウの速さに焦っていた。
サトシ「今だ、10万ボルト!!」
俺は、すかさず10万ボルトを指示した。10万ボルトがシシコに命中するとシシコは、倒れてしまった。
タケシ「シシコ、戦闘不能!ピカチュウの勝ち。」
サトシ「良し!良いぞピカチュウ!!」
ピカチュウ「ピカ!!」
ピカチュウの電気袋から電気が出る。どうやら、やる気満々みたいだ。
レナ「ごめんね、シシコ。流石父さんは強いよ……私なんかが全然歯が立たないや。でも、最後まであきらめない!!テールナーお願い!!」
レナは、最後一体テールナーを出した。
サトシ「最後は、テールナーか。ピカチュウ、このまま全勝だ!!」
レナ「そんな事させない!テールナー、大文字!!」
テーレナーの炎の技、大文字がピカチュウに命中する。
サトシ「負けるなピカチュウ!エレキボール!!」
レナ「火炎放射で迎え撃って!!」
エレキボールと火炎放射がぶつかり爆発する。煙で視界が悪くなるが俺達には、関係ない。テールナーは、多分さっきの位置から動いてないと思う。
サトシ「ピカチュウ、電光石火!!」
すかさず電光石火でテールナーにダメージを与える。
レナ「嘘……何であんな判断が出来るの?テールナー、目覚めるパワー!!」
サトシ「ピカチュウは、10万ボルトで迎え撃て!!」
目覚めるパワーと10万ボルトが再びぶつかる。
サトシ「まだまだ!ピカチュウ、アイアンテール!!」
ピカチュウは、すぐにアイアンテールを放ちテールナーにダメージを与える。
サトシ「これで、止めだ!ピカチュウ、ボルテッカー!!」
ピカチュウは、フラフラなテールナーにボルテッカーを放つとテーレナーは、倒れた。
タケシ「テールナー、戦闘不能!ピカチュウの勝ち。よってこの勝負、サトシの勝ち!」
【レナ編】
昼間は。パパのピカチュウにぼろ負けにされた。
私達姉兄妹がこの時代に来た本当の理由は、この時代のパパやママに助けて欲しかったから。未来ではロケット団が私達のパパとママを拐ってこの時代にやってきたの。恐らく洗脳してポケモンを使って戦争を起こそうとしてるの。
だから、パパ達にも協力して欲しいのに……。そんな事、言えないよな……。
「大丈夫!サトシの子供ならきっとこの世界を救ってくれるよ!」
「頼りにしてるかも!」
「かもは、余計よ!3人ともロケット団を倒してサトシ達を助けてあげて。」
そんな事言われたって……私達、まだ子供だよ……。
私は、バルコニーで夜風を浴びながら泣いていた。
【ポケモン裏話④】
サトシ「てなわけで始まりましたポケモン裏話。」
セレナ「ここでは、本編では、語られなかった裏話を雑談で紹介していきます。ねぇ、サトシ!今回のテーマは???」
サトシ「ジャジャーン(笑)『あのバカ三人トリオ』」
ニャース「おみゃら、馬鹿は余計にゃ!」
ユリーカ「喋るニャースがいるって事は……。」
???「喋るニャースがいるって事はと聞かれたら……。」
サトシ「はいはい!それで尺を使わないでロケット団。」
ムサシ「こら、ジャリボーイ!この『あのバカ三人トリオ』って何よ!!」
コジロウ「俺らの所馬鹿にしすぎだろ?」
セレナ「なら、ストーカー団にする?」
ムサシ「誰が、そんなダサい名前にするもんですか!」
サトシ「てか、タケシ達は?」
コジロウ「あぁ。あいつらなら今日の夕飯のおかずを買いに行ったよ。で、あの3人は、俺らが来た瞬間に怖がって縮こまってるけどな!」
サトシ「はぁ!ロケット団、レナ達に何したんだ!!ピカチュウ、10万ボルト!!」
ピカチュウ「ピーカジュー!!!」
ドカン!!
ロケット団「「「やなかんじー!!」」」
ソーナンス「ソーナンス!!」
キラン!!
④END
【次回予告】
みんなが寝付いた中、一人寂しく起きてたレナ。
彼女の心には、バトルの敗因や元の時間で約束した事を思い出すと戦争に勝てないと思い込んでいた。
そんな彼女の所にやってきたのは!?