デートから始める異世界生活   作:シークレット/K

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遅くなりました!
あと、ヒロインですが、一応決まりました。
タグを見てもらえれば、わかると思います。
今日は今までで一番多めです。

それではどうぞ


第十四話 朝食時の話

 

トントントントン

 

ジュ〜〜

 

この音で、今、俺が何をしているのか分かるだろう。

そう。

料理だ。

 

ここの当主である、ロズワールが帰っt「様をつけなさい」.....ロズワール様が帰って来たということで、朝食を作っているのだ。

.....まだ朝なのか。なんか、いろいろ仕事というか、家事をこなしたと思ってたのに。

.....あと、地の文に文句を言ってくるラムさん凄すぎる。

 

ちなみにスバルはすでに食堂にいるそうだ。

.....お前も働けよおい。

 

それと、スバルはさっきロズワールに会っt「だから、様をつけなさいと言っているでしょう、ドウシ」.......ロズワール様に会ったらしい。

俺は、この屋敷に来た時にちょっと見ただけで話はしていないが、第一印象は、ピエロだった。

もう、ピエロそのまま。なんで、そんなフェイスにしてるんだろう、と未だに疑問である。

 

と、いろいろ考えている間に、朝食が出来上がった。

 

「では、ラムたちが配膳してくるから、ドウシは.....。そういえば、ドウシもお客様だったわね」

「え?ちょっと?まさか、忘れてたのか⁉︎」

「レムも忘れていました」

 

おいおい、マジでか?

ラムとレムが歩き出したので、俺もついていく。

 

「.....俺の分ちゃんとある.....よな?」

「あるに決まっているでしょう、ドウシ。本当は忘れていないわ。ほんのジョークよ」

 

ジョークって.....。

朝食を乗せたカートを押しながら、廊下の曲がり角を曲がる。

 

「お客様である俺に仕事させるのもどうかと思うんだけどな。忘れてたんなら、納得したんだけど」

「いえ、分かっててさせましたから、納得しなくていいですよ」

「ひどくないか⁉︎」

 

そんな話をしていると、食堂に着いたらしく、二人が止まった。

戸を開く。

 

「失礼いたしますわ、お客様。食事の配膳をいたします」

「失礼するわ、お客様。食事とお茶の配膳を済ませるわ」

 

俺もお客様の一人なので、スバルの方に行こうとするが、ラムもレムも、手伝え、という目をしてたから、配膳を手伝った。

 

その最中、スバルが騒いでいない訳もなく、散々ディスられた。

途中で、ロズワールが......いや、ロズワール様が来たおかげで、それもなくなったが。

 

だが、俺のロズワール.....様の印象が、変態になってしまった。

 

スバルのせいで慌ただしい食事タイムを過ごした(半分は、おぼんを下に置き、狂三に食べてもらった)。

 

===================================

 

片付けは、レムとラムがやってくれるということで、俺はスバルと一緒にロズワール(様はつけなくていいと言われた)に事情?をそのまま食堂で説明している。

 

「本当に不思議だぁね、君たちは。ルグニカ王国のロズワール・L・メイザースの邸宅まで来ていて、事情を知らないってぇいうんだから。よく、王国の入国審査を通って来れたもんだね?」

「まぁ、ある意味、密入国みたいなもんだからな......」

「まったくだ.....」

 

気づいたら入国してました状態だったしな。

そんな俺たちの言葉にエミリアが驚き、そして義憤を浮かべて睨んできた。

 

「呆れた。そんなこと喋っちゃって、私たちがそれを管理局に報告したら、どうするのよ。いきなり牢屋に押し込まれて、ギッタンギッタンにされるんだから」

「ギッタンギッタンってきょうび聞かねぇな....」

 

スバルが茶化すが、エミリアはそれを聞き流しつつ、俺の方を見てきた。

俺も答えろ、という意味だろうか?

 

「俺は、エミリアもロズワールも、報告しないって信じてるから」

「.....う.....。で、でも、二人とも本当に大丈夫なの?スバルたちの周りはみんなそうなの?それとも、スバルたちが特別物知らずなの?」

「俺たちが特別物知らずなだけだよ。だから、教えてくれるとありがたい」

 

その後、現在のルグニカ王国の情勢を聞いた。

なんでも、王が死んでしまって、子孫も伝染病のせいで根絶やし。

現在も王不在だという。

 

「なるほど、段々と分かってきたぜ。つまり、

「王国は、王不在で、さらに王選出でドタバタしていて、他国との関係も縮小してちょっとした鎖国状態。それなのに現れた、俺たち外国人。ようは、俺たちはめちゃくちゃ怪しいってことか」

「ちょっとぉ⁉︎士道!それ俺のセリフだぞ⁉︎」

「さぁらに、」

「無視しないでよ、ロズっち!」

「あ、エミリアが王選の候補者だってことは、もうスバルに教えてあるぞ」

「なら、いぃ〜ね」

「なんかどんどん話すすんでねぇ⁉︎」

 

スバルは、自分を無視して話が進んでいく事に驚愕する。

そんなスバルを無視して、話は進んでいく。

 

「それで、君たちの処遇だけどねーぇ。.......エミリア様」

「ええ、分かってるわ」

 

そう言ってエミリアが取り出したのは、あのときの徽章だった。

一度死んでまで手に入れた、竜を象り、赤い宝玉の入った徽章だ。

 

「竜は、ルグニカ王国を表してるんだ。『親竜王国ルグニカ』なぁんて大仰に呼ばれていてねぇ。王国中いたるところに使われているシンボルなんだよ。とりわけ、この徽章はとびきり大事だ。なぁにせ」

 

ロズワールが一息置いた。

続きを答えたのは、エミリアだった。

 

「王選参加者の資格。.......王様に相応しいかどうかを確かめるための、試金石なの」

 

辺りが静寂に包まれる。

この徽章が、王様に相応しいかどうかを確かめるための試金石?

 

「そんな大事な物を無くしてたのか、エミリアたん⁉︎」

 

スバルが俺の言いたかった言葉を言ってくれた。

 

「無くしたんじゃないわよ!盗られたのよ!」

「それ一緒だろ.....」

 

言い訳をするエミリアに俺たちは呆れた。

.....いや、スバルは呆れつつ、頬を膨らませているエミリアに見惚れているが。

 

「この徽章を盗んだのはフェルトだが、依頼したのはエルザだ。そのエルザも、何者かに依頼されたって言ってた」

 

スバルがそう言う。

俺はエルザがきた瞬間に外に出たから、知らなかった。

そんなこと言ってたんだな。

 

「つまり、エミリアたんが王様になるのを邪魔しようって奴がいるってわけか?」

「多分そうだろうねぇ。王選参加者の証である徽章を奪うことで脱落させるっていうのは誰でも思いつくことだろうからさぁ」

 

つまり、俺たちはエミリアにとってめちゃくちゃいい事をしたってことか」

 

「そうよ、シドウ。だから、何でも言って。私にできることなら何でもしてあげるから」

 

あれ、声に出てたみたいだ.....。

何でも、か。

 

「女の子がそんな簡単に何でも、とか言っちゃダメだろ。もし、俺たちが悪い奴で、その.....卑猥な事頼んだら、どうするつもりだったんだ?」

「........私は.....そんなことしないって、シドウやスバルを信じてるから」

 

エミリアが、笑みを浮かべて、そう言った。

 

「「.....う.....。」」

 

まさか、俺が言ったことをそのまま返されるとは.....。

スバルは、笑みを浮かべているエミリアに見惚れている。

.....何回見惚れるんだ。

.......いや、俺も人のこと言えないか。

俺も、十香の笑顔には見惚れてしまうしな......。

 

「他に聞きたい事はあるかなーぁ?」

 

ロズワールが、そう聞いてきた。

 

「俺は別にないので、この部屋から出て行っていいですか?」

「うん、いいよぉ」

 

という事で、退散させてもらった。

スバルはまだ話すようだ。

 

廊下に出て、まず俺はトイレに駆け込んだ。

もう我慢の限界だった。

済ませて、再び廊下に出る。

すると、そこにはレムがいた。

 

「シドウくん、ロズワール様がお呼びです」

「え、また?」

 

まあ、行くしかないが。

再び俺は食堂に向かった。





.........死にませんでした。
死んでしまうのは、多分次になると思います。

それと、UAが10000を突破しました!
ありがとうございます!
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