これ、もしかして、脅迫される?
そう思わせるような怖い顔をした、男三人組。
「やべぇ、強制イベント発生だ」
「いやいや、何言ってるんだ?スバル」
何かスバルがぶつぶつ言っている。
と、思ったら、何故か突撃していった。
「悪いが、異世界召喚ものでは、主人公最強なのが、お約束なんだよ!」
いや、言ってること意味わかんないぞ、スバル...。
お前あれか?俺にもあった厨二病真っ最中なのか?
だったら、もうそろそろやめといたほうがいいぞ。
...もし、妹がいたら、ほじくり返されるからな...。
スバルは、二人の男を倒した。
「てめぇ!」
残った一人が、ナイフを取り出す。
その瞬間。
「すいませんでしたぁーー!」
...土下座をしたスバルがいた。
さっきまでの威勢はどこにいったのか。
見事なまでの土下座だった。
そして、さっき、スバルが倒した二人が起きてきた。
「あれ⁉︎俺最強の攻撃でダメージ小ってどういうこと⁉︎」
「なに訳わかんねぇこと言ってやがる!よくもやってくれたなぁ!」
やばい!スバルがピンチだ!
ナイフを持った男が、スバルを斬りつけようとする。
「狂三!」
「ここへきて人任せですのね、士道さん」
ナイフを狂三が、ザフキエルの銃で受け止める。
その隙に、俺はスバルを引きずりだす。
「た、助かったー」
「もうあんな無茶するなよ」
「ああ」
そして、狂三が反撃を開始しようとした、そのとき。
「ちょっとどけどけどけ!邪魔なんだよ!」
一人の少女が、この路地に駆け込んできた。
セミロングの金髪を揺らし、八重歯が特徴的な少女だ。
助けに来てくれたいい人なのだろうか?
と思っていたら、違った。
次に言ったセリフが、
「なんかスゴイ現場だけど、ごめんな。あたし忙しいんだ。どっちが悪なのかわかんないけど、とりあえず、強く生きてくれ!」
そう言って、走っていってしまった。
まさに、台風のように去っていった。
「...気分を害しましたわ」
そう言って、狂三が戻ってきた。
「なんで戻ってくるんだ⁉︎まだ、三人とも戦意失ってないぞ、狂三!」
「士道さんがなんとかしてくださいまし」
「...わかった。なんとかやってみる」
「無茶はしないでくださいよ、士道」
「...ああ」
何故か、俺がやることに。狂三の行動にいちいち反応してたら、日が暮れてしまう。
スバルはもう戦意失っているし、狂三は戦う気ないし、鞠亜はスマホのなかだしで、俺がやるしかない。
「なんだあ?次は、お前か?」
「...そうだよ」
それにしても、なんで狂三が持ってた銃を見てるはずなのに、この三人は怯まなかったんだろ。
なんて考えてても、ダメだ。集中しないと。
前に出てきた俺だが、一応、普通の高校生だ。
三人相手で勝てる自信なんてない。
どうしたらいいか。
考えていたが、それは無駄になった。
「そこまでよ、悪党」
そう声を発したのは、銀髪の少女だった。
UAが、もう462という、500近い数に...。
うれしい限りです!
これからもよろしくお願いします!