東方project × ONE PIECE ~狂気の吸血鬼と鮮血の記憶~ 作:すずひら
・陽樹イブの命名
・刀鍛冶として大成しちゃうカープ(船大工)
・ただし気が抜けた模様
注意
今話中に迫害シーンなどがありますが、当作品には特定の人種を貶めたりする意図はありません。
あくまで話の演出上なのでご了承ください。
気分が悪くなった方がいましたらごめんなさい。
そういえば、思い付きから始めたこの探検隊、10年がたったいまでは別の名前が付いている。
その名も“スカーレット海賊団”!
なかなかカッコいいと思う。
ただ、この名前は伊達や酔狂でつけたものじゃなくて、私のとある心境の変化から付けざるを得なくなった、というのが正しい。
少し、重い話になる。
スカーレットはもちろん私のフランドール・スカーレットの名前から。
加えてこの10年の航海では、行く先行く先で凶暴な動植物や原住民の返り血を浴びる羽目になっていたから。
一度なんか数百メートル級の海王類の血を船全体にかぶって船が
紅魔艦の名前がふとよぎったのは内緒。
なんでこんなに気になるんだろうこの名前。
いや返り血云々、これは別に私たちの血の気が多いとかって言う話ではなくて、向こうから襲い掛かってくるのを返り討ちにしてるだけなんだけど。
……まぁ本来なら血なんか出させなくても収拾する実力差があるのに殺っちゃってる点では血の気は多いのかなぁ。
吸血鬼的には少ない方だと思うんだけど。
いや、吸血鬼の平均を知らないけどさ。
そして、問題は海賊団の方。
これは調査団とか探検隊とかでいいと思ってたんだけど、クルーからもっとカッコいい感じがいいと言われていたので考え出したのだ。
実際やっていることは海賊紛いなので間違ってはいない。
未知の島に乗り込んでは貴重そうな動物植物を調査のために乱獲したり、襲い掛かってくる生物が多い島では落ち着いて調査できるように生態系が壊れるくらいに殲滅したり。
原住民がいる島でも実力差と文明レベルの差でもって侵略しているようなものだし。
そう考えるとコロンブスの乗っていたサンタ・マリア号という船の名前もなんだか意味深な感じがしてくるよね。
付けた時はそこまで深く考えているわけではなかったんだけど。
クリストファー・コロンブスといえば世界史の中でも有名な人物だ。
新大陸を発見したことはもちろんだけど、その輝かしい功績の裏で当時としてはごく自然な闇も抱えている。
彼の職業の一つは奴隷商人だ。
彼はインディアンと初遭遇した時、一目見て「これは良い奴隷になる」と考え、実際に金品を強奪するのみならず彼らを捕えて奴隷とした。
軍を率いてインディアンの大虐殺を行ったことでも有名だ。
兵士たちは手足を切り落としたり、遊び半分で殺したりもしたという。
だけど、これは別に当時の世界では非難されるようなことじゃなかった。
相手は文明レベルの非常に低い、“人間”以下の生物だったのだから。
何をしようと良心が痛むこともない。
現代ならばたとえ猿を虐待した程度でも動物愛護団体がすっとんでくるだろうけど、その当時はそんな考え方はない。
当時の彼らにとっては高度な文明を持つキリスト世界の白人が持つ当然の権利であり、むしろ国からは賞賛さえされるようなことだった。
そして、これはなにも歴史的な事実、対岸の火事というわけではない。
実際、私の“スカーレット海賊団”にもあてはまる事だったからだ。
初めて原住民と接触した時、クルーたちは彼らを同じ人間とは扱わなかった。
初接触の際、言葉が通じずどうすればいいかなと思案している私を尻目に、相手の一人が一番くみし易いであろう子供の私に攻撃の意志を見せた時、マロンはなんの躊躇もなくその相手を血袋に変えた。
私が硬直していると、一人を殺された原住民たちが一斉にこちらに襲い掛かってきた。
そして、私が止める間もなくクルーたちによって、原住民たちは一人残らず地面のシミに変えられていた。
無論、相手になるはずもない。
彼らは古の地で出会った土の民よりましとはいえ、持っている武装すら粗末なものだった。
覇気や悪魔の実といった超常の力すら扱える私のクルーたちに敵う道理はない。
一連の流れに私はしばし呆然としていた。
そして、そんな私をよそにクルーたちは談笑していた。
「初めてラフテルの外で人型のを見たけど、てんで弱っちいな」
「フラン様を最初に襲うとは武人の風上にも置けんな。……いや、一番強い者を襲うという点ではむしろ良いのか?」
「いや、あいつらの弱さなら逆に不敬だろうよ」
「まったくだ、こちらの力量すらわかっていなかったようだ。生きている価値はないな」
「しかしこのアクセサリーなんかなかなかいいんじゃないか? ワイルドな感じで」
「ワイルドって言うか粗野な感じなだけだと思いますけど……。まあラフテルにはあまりない感じのだから国に持って帰ったら喜ばれるかも」
「だなぁ。しかしなんでこいつら肌真っ黒なんだ」
「ここは随分暑いですからね。ラフテルでも気候の暑い場所に住むものは肌が黒くなる傾向にあると聞きますよ」
「なるほどなぁ。あ、お頭の肌がまっ白いのって太陽を避けてるからか!」
「あー言われてみれば」
「ほう、カープはなかなかいいところに気が付きますね。それは一考の余地ある疑義ですよ」
「ラフテルじゃ肌が白い方が好まれるもんなぁ。フラン様に似たいって。特に女はよ」
「ふふふ、僕なんかは地元でも肌が真っ白で女の子たちの羨望の的でしたよ」
「確かにウェンは肌が白いなぁ。ヒエヒエの実の副作用とかじゃなかったのか」
「これは元からです。しかしランさんは黒いですよね。こいつらほどじゃないですけど」
「うるせーこんなやつらと一緒にすんな。俺は地元からしてみんな黒いっての。ラフテルの中でも唯一の砂漠地帯だからな」
「ほう、ランの地元はあそこか。俺はあそこも植物調査に行ったことあるぞ。サボテンとか面白い植物がたくさんあった」
血の臭いがいまだ濃く漂う中、クルーは皆楽しそうに話していた。
今の虐殺で少なくとも30人以上が死んだというのに。
私はそのことについていけず、珍しく思考が空回りしていた。
ようやく声を出して、彼らにさっきの原住民について聞いてみる。
けど。
「うん? 別にどうともおもわねえけど。船長を襲ったから殺しただけって言うか」
「ま、そうだよな。特に生かしておく価値もないだろ」
「言葉も理解してなかったしあの服装じゃ得るものもないだろ」
「持ち物を色々見てみてみましたけどたいした文明もなさそうでしたよ」
「なに言ってるんですみなさん。たとえ相手が有益な存在だったとしてもフラン様に害意を向けた時点で即刻殺すべきですよ!」
「ルミャちゃん、フラン様じゃなくて、船長な」
「あっ、す、すいませんマロンさん。それに船長も。ちょっと熱くなっちゃいました」
私は再び呆然とするしかなかった。
彼らと私の間にここまで意識の差があるとは思わなかったのだ。
私はクルーに、この島の探索を命じて、一人その場に残った。
そして、考え、考え、思い至る。
……ああ、ああ、そうか。
彼らはまさに、コロンブスの率いたクルーだった。
コロンブスは、私だ。
相手は文明レベルの非常に低い、“人間”以下の生物だった。
特に、ラフテルの民にとって神たる
何をしようと良心が痛むこともない。
現代ならばたとえ猿を虐待した程度でも動物愛護団体がすっとんでくるだろうけど、ラフテルにはそんな団体も考え方もない。
彼らにとっては高度な文明を持つ
……それも当たり前か。
確かに一度立ち止まって考えてみれば、動物は殺して良くて先ほどの原住民を殺してはいけないという道理はない。
人間ならその命を尊重すべき?
確かに現代ならそんな考え方もあるだろう。
だが、今この世界この時代にあってはそんな考えは誰からも必要とされていないし、誰も想像すらしていない思考だ。
あの博愛主義者のルミャにでさえ、一片の慈悲すら見当たらなかった。
それほど、ラフテルの民にとっては自然な事だった。
そしてなにより、吸血鬼である私にとって、人間も動物も同じようなものだった。
違いと言えば、言葉を話すかどうかくらいか。
ならば話の通じなかった原住民はやはり人間として扱うまでもない。
珍種の動物として血の味くらいは確かめても良かったかもしれないけど――。
いや!
いや、だめでしょ、それは!
そこまで行っちゃったら、“
思い出せ、かつて土の民にあった時の事を。
かつては彼らだって言葉を理解し合えなかった。
それどころか文明レベルだってさっきの原住民よりはるかに低かった。
でも私は彼らを魔獣から助けて、ともに文明を発展させた。
いまじゃラフテルなんて言う立派な国も作った。
それは決して、珍しい動物を飼う感覚ではなかったはずだ!
……これは、この虐殺は私のミスだ。
私が今までラフテルの人間にそういう思想を教えてこなかったから、彼らは当然のように彼らを殺した。
それはクルーのミスじゃない。
私のミスだ。
私が事前に対策を考えておけばどうとでもなるヒューマンエラーだった。
そう、私が吸血鬼としてではなく、元
ラフテルにある学校で、道徳の時間でも作って組み込んでやればよかった。
なにも全員をその思想に染め上げる洗脳紛いの事はしなくてもいい。
ただ、例えばこんな事例もあると、そんな考え方もあると、その程度に受け取ってもらえればそれでいい。
今までのラフテルの民には、思想の選択肢すらなかったのだから。
そこまでを考えて、私はまずクルーたちの意識改革から始めることにした。
まずは原住民、そして動物であってもむやみな虐殺はやめさせる。
徐々に、この思想を広めていこう。
最初は上手く行かなくていい。
今回のような虐殺が起こることもたびたびあるだろう。
勿論私が一言言えば、皆は何も考えず私の言葉に従うだろう。
でも、それじゃだめなんだ。
彼ら自身で見つけてもらわなきゃならない。
自分自身の考えで、その思考を血肉にしてもらわなきゃならない。
今の彼らにとって原住民を同じ人間として扱うことには抵抗が残るだろう。
現時点でそう言う対象とは全く見ていない。
それどころか私に害意を向けた時点で彼らの中では害虫以下の存在だと思う。
この島にはまださっきの原住民の生き残りがいるはずだ。
私が一声かければ生き残るだろう人たちだ。
でも、私はクルーに何も言わない。
クルーは皆敬虔な信徒だ。
きっと神の言葉を疑わず受け入れる。
ラフテル国民の狂信具合なら神に対して「なぜそんなことを言うんだろう」なんて疑問すら思わないかもしれない。
でも、それじゃあきっとだめなんだ。
だから、私はこの島の生き残りを見殺すことにする。
まったく、問題に気が付いたところでやっぱり私は自分が面倒を見てきた人間が可愛くて仕方ないらしい。
そのために原住民の犠牲を容認するんだから、やっぱり本質は残虐な吸血鬼なのかもしれない。
だから、恨むならクルーじゃなくて、私を恨んで欲しい。
そして、その間に彼らクルーたちが自身の行動に自ら疑問を持ち、それに対して答えを出してくれることを望む。
彼らが考えた末、やはり殺すという結論に達するのならば私は何も言わない。
思想はその個人の自由だ。
私の船に乗っている間は統制できるかもしれないけど、私にはその気はない。
ただ、クルーの内の一人でもその考えに至ったのならば、私は尊重したい。
誰かの嫌がることをする人間には育ってほしくない。
願わくは、その“誰か”に見ず知らずの他人が含まれますように。
だから私はクルーの情操教育のために原住民の犠牲を容認した。
それは、これまでの無自覚な未知からの略奪とは違った、明確な意思の下の侵略だった。
――だから私は“海賊団”を名乗ることにした。
自嘲と、戒めの意を込めて。
当然、クルーには何も話していない。
これからもきっと、名前の由来を話すことはないだろう。
私の号令の下、今日も
★
「よう、ただいま」
「おかえりなさい、マロン」
「……いやぁ、普通はもうちょっと驚かないかな、母上殿。数十年ぶりの再会だろう?」
俺は今、ラフテルへと帰ってきていた。
航海開始から十年。
海底という難所を超えたフラン様が、クルーに向けて「里帰りしたい人いる?」と言ったことに端を発する。
ナヴィの見立てではサンタマリア号が今いるレッドラインの場所とラフテルの位置は星の丁度真裏あたり。
流石に無理じゃないかと思ったが、フラン様の魔力と賢者の石というアイテムをもってすれば転移魔法で一発らしい。
丁度航海の行程も半分。
キリのいいここで一度国に戻って英気を養う、というのが名目らしい。
俺たちを含めて手を上げる奴は何人もいた。
元々一度出れば二度とラフテルに戻ることはできないかもしれないという覚悟を持って航海に出てきた俺たちではあったが、家族に顔を見せたりと故郷に帰れるなら帰りたい奴は多かった。
帰る家がないクルーもいたが、それでも懐かしいラフテルの地を踏みたいと言った。
俺とルミャは結婚と子供ができたことの報告だな。
それで、クルーの三分の二ほどが挙手し、ラフテルへの一時的な里帰りをすることになった。
帰る気のない者や、航海中に新しく仲間になった者もいる。
そいつらは残って船を守ることになる。
船長も副船長も抜けて色々と心配ではあるが、敵わない敵が来れば船室に逃げ込んでいれば何も問題はない。
フラン様の魔法の守りを突破できるものなどいない。
この間俺の全力の覇気を込めた大剣でやっと傷がついた程度だ。
愛剣が折れた事件を思い出すようなシチュエーションだったが、今回は大剣の方は無事だった。
ただまぁ、切れた船は自動修復魔法で数秒と立たず直っていたが。
つまるところ俺程度の実力ではサンタ・マリア号を破壊することは不可能なのである。
これまでの航海で今の俺以上の実力を持った敵はそうそう見かけるものではなかった。
突然天変地異が連続して襲い掛かりでもしなければ大丈夫だろう。
それで、ひるがえってラフテルへと戻ってきた俺たちである。
俺の故郷はラフテルでも辺境の地だったが、俺の幼少期からすでに30年は経っている。
俺の実家の周囲もすっかり開発されているようだった。
旅の植物学者についていってから一度も実家には帰っていなかったので、もしかしたら両親が死んでいるという可能性も考えてはいた。
家が残っていない可能性も十分高かった。
だが、ボロくなったとはいえ家はあり、母がいた。
父は死んでしまったそうだが、母にだけでもルミャの事を報告できるのは嬉しかった。
……なにせ、ルミャは家族がいない天涯孤独の身なのだから。
今は俺も子供たちもいる。
だが、彼女には親はいない。
ただ、俺と結婚したということは俺の母は彼女の義母ということになる。
多少なりとも慰めになっていればいいなと、思った。
「あの、はじめまして、お義母さん。私、エクスナー・ルミニアといいます。マロンさんの、その、妻で、事後承諾という形にはなってしまうんですが……」
「ルミャ、そんなしどろもどろにならなくてもいいだろう」
「だだだだって、私お義母さんに挨拶もしないで結婚しちゃってるし!」
「フラン様の前で挙げた祝儀だろうに」
「そ、そういえばそうだった……」
「あらあらあら、まあまあまあ。あのロマン馬鹿のマロンがこんな可愛い娘さんをねえ。想像もしていなかったわ」
「誰がロマン馬鹿だ。入っていいか?」
「ええ、ええ。どうぞ。ルミニアさんもいらっしゃい、何もないところだけどくつろいで行ってね」
「あ、ありがとうございます。あとその、紹介が遅れました。この子たち、マロンさんと私の子供です。――ほら、自己紹介して」
ルミャが俺たちの後ろに隠れていた二人を手前に押し出す。
この子たちは聡明なんだがどうにも引っ込み思案だ。
俺よりもルミャの血が濃く出ているに違いない。
その後は俺たちの息子と娘による自己紹介があり、母上殿が泣いた。
俺はまぁ30年もほったらかしにしてきた母上殿に照れくさくて合わせる顔もなく、ぶっきらぼうに振舞っていたわけだが、これには年甲斐もなく慌てた。
母上殿によると、孫の顔を見て涙腺が緩んでしまったらしい。
まぁ、俺に期待なんてしていなかったわけで、孫の顔なんて見られると思っていなかったそうだ。
俺もびっくりしてるよ、こんなにいい嫁さんもらって子供もできるなんてな。
俺はてっきりどっかの山奥で一人の垂れ死ぬ運命だと思ってたからな。
それもこれも、今ここにいるのも全部フラン様のおかげなわけだが。
まーこれも、一つのロマンの形なのかねえ。
俺もこの子らが育って、伴侶を見つけて、孫の顔を見れるのか?
いやぁ、どう考えても無理だなぁ。
俺はそれこそ洋上で死ぬだろう。
死ぬならば、フラン様の傍で死にたい。
叶うならば、死を看取って欲しい。
過ぎたる願いだろうか。
勿論、ルミャに看取られるという選択肢もあるのだが、できれば彼女には看取らせるより俺が彼女を看取りたい。
フラン様の妖力を吸収したことで半分人外と化しているルミャは何歳まで生きるか分からない。
俺のいない後生を長く過ごさせたくない、というのはわがままだろうか。
……おっと、いかんな。
思考が随分先のことに飛んでしまっている。
俺が死ぬのはまだまだ先だ。
少なくともこの航海の先を見届けるまでは死ねない。
俺はなんたって、スカーレット海賊団の副船長なのだから。
そんなこんなで俺は一か月間、母上殿の元にルミャと子供ともども厄介になった。
そこで一つした決断は、子供たちをこのままここに置いて行こうということだ。
この先、危ない航海があるかもしれない。
勿論フラン様の加護がある中で万が一など起こらないとは思っているが、それでもなるべく子供には安全な場所にいて欲しい。
同時に、幼少期からあんなロマンあふれる冒険にいかせるのは我慢ならない、という醜い嫉妬心もある。
ロマンはせめてそれなりの実力を身に着けてから自分で探求するものだからな。
俺の子供たるもの、そのくらいはちゃんとやってほしいわけだ。
ルミャは子供と離れることを寂しく思うだろうか。
泣かれでもしたらこの決断も無に帰す可能性が非常に高いが、まぁルミャもスカーレット海賊団の一員である以上子供を連れて行こうとは思わないだろう。
多分。
そういえばフラン様はこの一か月ずっとこぁ様の元にいるという話だったが、大丈夫なんだろうか。
話を聞く限り色々と危なそうな気もするのだが。
10年間もほったらかしてきたわけだし。
いやまぁ、フラン様に限って危ないなんてことはないか。
海賊団の由来とか
当作品には偉大な先駆者を含め何者も貶める意図は含まれていません。
アンチヘイトタグはついてるけど、そう見えるかもしれないというだけで。
でもちょっとハードすぎ&くどすぎたかなぁという気はしたり。
でもでもフラン様の心の成長のために必要な犠牲だったということでひとつ。
結婚報告
重い話で終わらせたくなかったのでちょっと軽めの話。
次話はアラバスタ編ですね。
例によって例の如く建国前ですが。
……これまでに出てきた原作キャラって陽樹イブだけじゃなかろうか。
え、キャラじゃない?