『さあさあ始まりました! クラス代表戦!! 第一試合は...乙女の涙と怒りを買った男、織斑一夏対その男に復讐を誓った戦士、凰鈴音です!!』
『嫌なんだよ復讐を誓った戦士って!?あいつ何をやらかしたの!?そしてなんで俺は解説席にいるの!?』
『解説は同じく乙女の敵にしてザ・冴えないどころか鈍い眼鏡野郎...星空ァァァ歩ゥゥゥでございます!!』
『この前より酷くない俺の紹介!?』
「「「「にぶい! めがね! にぶい! めがね! ワアアアアアア!!!」」」」
『新しくなったな眼鏡コール!? より一層俺に対する認識が酷くなってるし!?』
『それでは第一試合...スタート!!』
「チャンスをあげる。今謝るんだったらほーんの少し手加減をしてあげるわ。」
そう、中国代表候補生は提案をする。今の一夏では自分に勝つ事が出来ないと思い込んでいる様だ。それに対する彼の返事は
「どうせ雀の涙程だろ?だったら」ブォン
「!? その武器...」
「いらねぇよ!!」シュン
戸惑う相手を他所に、一夏は真っ直ぐ相手の方へと加速する
〜数日前〜
「ライトセイバーを貸す?」
「ああ、お前の雪片弐型はその性質上自分のシールドエネルギーを消費する。恐らくそれは皆知ってる事だからな。だから俺はお前に一時的にライトセイバーの使用承諾をする。」
「で、でも確か白式は雪片弐型以外装備できないって...」
「それはあくまでも拡張領域の話だ。最初から外付けで装備すれば問題ない。現に俺のISは拡張領域なんて存在しないからな。っと、ここまでがプランAだ。」
「...プランBは?」
「あ? ねぇよそんなもん。」
.......................................
............................
..............
『なんと序盤からまさかの展開?! 織斑選手は亡き星空君の剣を手に相手に立ち向かう気だ!!』
『勝手に殺すな!? まあ、これで接近戦は粗互角になっただろう。なにせ』
「おらぁ!!」ブォン
ザシュ
「なっ!?双天牙月が...」
『粗全ての物質を斬ることが出来るからな。』
『おおぉっと!? 織斑選手!! 相手の青龍刀を専用機ごと真っ二つにした!! しかし、相手は辛うじて避ける!!』
『まあ、一筋縄ではいかないだろうな。そろそろ相手も隠し玉を出す頃だぜ。』
「厄介ね...その光る剣」
「...諦めて降参したらどうだ?」
「降参?何言ってるの?」
「強がりを...!?」
瞬間、白式は吹っ飛ばされた。
『全く、一夏の野郎...あれ程油断するなって言ったのに。』
『只今入った情報によりますと、甲竜には龍砲と呼ばれる空間自体に圧力をかけて打ち出す衝撃砲を備えてるとのことです!』
『...わかりやすく言うと?』
『ドラゴン○ールで言う所の「き...気合だけでぶっ飛ばした。」を再現したものです。』
『...神龍という名前といい、流石パクリ大国だぜ中国。』
「誰がパクリ大国よ!!」
そう言いつつも彼女は砲撃の手を緩めない。見えない砲弾の連続発射に白式は避けるも、幾つか被弾を許してしまうのであった。
「(クソ...今のところシールドエネルギーはまだ残ってるが、このままじゃジリ貧だ。なんとかして...そう言えば龍砲ってやつを打ち始めてから妙に鈴はこっちに目線を合わせてる様な...)」
「余所見してる暇があるの!!」ドォン
「ぐっ...(やっぱりだ! 彼奴は龍砲を打つ時の癖があるんだ。しかも気付いていない)」
「降参する気になったかしら?」
「残念だが...」ブォン
白式は再び構え直す。
「俺の勝ちだ。」
『織斑選手動かない!観念したんでしょうか?』
『いや違う。彼奴は諦めが悪いのだけは一人前だからな。寧ろあれは勝ちを見出したんだろう。』
「行くぜ!!」
瞬間、超スピードで間合いを詰める白式。姉の教えによって覚えたその超加速の名は
「イグニッション・ブースト!?だけど龍砲で、」
「そう来ると思ったぜ!!」
だが加速した瞬間、彼は手に持っていたライトセイバーを相手に向けて投げる。突然なんでも斬れる剣が迫ってきたらどうするか?
「くっ...」
当然避ける。だが、今の白式には武器がない。
「雪片弐型!!」
だから呼び出した。
「零落白夜!!」
そして最強の攻撃力を誇る単一使用能力を発動...この間1秒。そして更に1秒後には
「いっけええええ!!」
目の前に接近し...
ズオオオオオオン!!!
轟音が鳴り響く
〜数分前〜
IS学園校門前にて二人の男性と一人の女性が相対していた。
「おやおや、これはこれは...」
「IS学園のセキュリティを舐めないで頂戴...」
「けっ...どうすンだ親父。出会い頭に相当の手練れが来たぞ。」
「...仕方がない。私が相手になるとしよう。ルークは先に行ってなさい。」
「OK.んじゃ」
「させるt!?」
女性が阻止しようとするも仮面の男の剣に阻まれる。
「私に剣を抜かせたら余所見をしない事だ。次は首ごと斬らせて貰うよ。IS越しにね。」
彼はISを纏っていなかった。つまり...
「ISを使用すれば勝てるなんて思わない事だよ。君達の教師をやってる織斑先生だってIS無しでISを倒せる。それは、私でも可能なのさ。」
それはすなわち、目の前の男はブリュンヒルデに匹敵する実力の持ち主だという事である。
「...貴方、何者?」
「嫌だな〜。君も裏の人間だったら知ってるでしょう?私は亡国機業の長を務めている、アナキン・スカイウォーカーだよ。更識の長さん。」
「アナキン!? まさか...なんで貴方が...」
「まあ色々あってね。同じ裏の世界で長をやってる者同士、ここは穏便に行こうではないか。」
「...残念だけど私は更識の長である前に」
彼女はISを展開して立ち塞がる。
「IS学園の生徒達の長よ。学園が襲われそうになって、みすみす見逃すなんて真似するわけないじゃない。」
「...二刀流でいくか。君は強そうだし。」
そう言って男もIS用の剣を二本持って構える。
場面は変わり、こちらはIS学園内部。侵入者は周囲を見渡して人がいない事を確認する。
「この辺でいいな...」
そう言って彼は右手首につけている腕輪を変形させて...
『Stand by...』
ポタ...
『Yes,sir』
黒いISを纏うのであった。
『点眼 ダークネス メガクロウド ...クラッシュ ザ ベイダー』
「なんだ今のは...」
アリーナに現れたのは一機の黒いIS。
『...』
ソレは無機質であり。
『目標確認...』
キュイイイイイン...
「!? させるかよ!! 雪片!!」
冷静であった。完全に避けられないタイミングとスピードで斬りかかるも、ありえない動きで避ける。
「なんなのこのIS...」
「試合は一旦後だ。俺達はどうやらこいつをどうにかしなきゃいけないらしい。」
『敵性反応...戦闘...開始』
「来るぞ!!」
斯くして、侵入者達との戦いの火蓋が斬って落とされたのであった。
To be continued...
...はい。という訳で第14話が終わりました!拡張領域に関してあってるかなぁ...なんて正直不安になりそうです。
わかりやすく言うと歩さんは直前に使用承諾したライトセイバーを一夏さんに手渡して、一夏さんはそのまま試合に臨んだという感じです。
正直これがルール上OKなのか作者もわかりません。もし駄目だったら感想欄で指摘をお願いします。
それでは、IS学園のスカイウォーカー...次回をお楽しみに!!