「律儀に答える人などいると思うのか?」
歩さん...やってみなければわかりませんよ!!
「はいはいそうですか...それじゃあ何時ものやるぞ。」
はい!IS学園のスカイウォーカー開始まで
「3、2、1、スタート!!」
Side 歩
『両者共にシールドエネルギー0 よってこの勝負、引き分け』
「一夏は引き分けか。」
はっきり言って次の戦いは未知数だな。公平を期す為試合は見れない事となってるし、金髪の時と違ってあいつのISはさっき届いたばかりの第三世代機だ。どういったタイプのISなのか見当がつかない。
「...様子見だな。先ずは。」
警戒はすべきだな。
Side 一夏
「引き分け...か。」
悔しいな...あれ程大見得切っといて引き分けは...
「次は歩が相手か...」
果たして勝てるのだろうか? もしかしたr「一夏」!?
「ちふ...織斑先生。何で此処に?」
「今は千冬姉でいい。それとだ...その顔は何だ?」
「...」
「いいか、お前は確かに知識も実力も半人前だ...」
確かにな...幾ら千冬姉の武器を受け継いでも俺には使いこなせない...
「だがな、試合前に諦めを抱く様ではそれ以下だ。」
「...それって」
「これ以上は言わん。私もそろそろ戻らなければならないのでな。」
コツ コツ コツ
「...そうだな。何弱気になってんだ!」
今は半人前かもしれない...けど、半人前なりに頑張れる事があるんだ!!
「...絶対に負けねぇ。」
第3アリーナは活気に包まれていた。当たり前だ。世界で2人しか居ない男性操縦者同士の戦いである。
『さあさあ皆さんお待ちかね!クラス代表決定戦男子の部でございます!!』
「「「ワアアアアアア!!!」」」
...1試合しかないから部もくそもないのだが、彼女らは全く気にせず歓声を上げている。恐らく在学しているであろう生徒の7割以上がこのアリーナにいるのであった。
『まずは赤コーナー...世界最強、ブリュンヒルデの弟にして女泣かせの唐変木...織斑ァァァ! 一夏ァァァァ!!』
「「「織斑君頑張ってー!」」」
「ちょっと待て!? なんか可笑しな単語が聞こえたんだけど?!」
『続いて青コーナー...もう1人の男性操縦者にして、現生徒会長更識楯無の弟子にしてザ・冴えない眼鏡の異名を持つ男...星空ァァァァ! 歩ゥゥゥゥ!!』
「「「め、が、ね!め、が、ね!め、が、ね!」」」
「何その異名?! 俺って冴えない眼鏡で通ってんの!? それにさっきから眼鏡コール鳴ってんですけど?!」
『それでは試合開始まで...3』
「歩...俺は全力で行く。だからお前も全力で来い!」
『2』
「おう...どっちが最強の男か白黒はっきりつけてやる。」
『1』
「「行くぞ!!」」
『スタート!!』
「ライトセイバー...」ブォン
「零落白夜...」フォン
「「起動/発動!!」」
戦いの火蓋が切って落とされた。
「でぇい!!」
先に動いたのは白い騎士の如きIS...白式である。
ガキン
「ダニィ?!」
本来ならば斬れぬものなどないライトセイバー。だがしかし雪片弐型ごと斬ることが出来ない。その原因は白式の
零落白夜 対象のエネルギーを全て消滅させる能力。レーザーどころか、シールドエネルギーまで消滅させる事が出来る為、最強の攻撃力を持っている。
故に金属音と共に二つの剣がぶつかり合うこととなったのだ。
「ちぃ...」
「おらぁ!!」
白い兵隊はやむなく、光る剣を手放す。
ボキッ
ライトセイバーの刀身は脆い。そもそもレーザーを纏えるその物質が衝撃に弱い為だ。
「貰ったああああ!!」
勝負はここしか無い! 織斑一夏はその剣を持って接近し...
クルクル...ガシィッッ!!
右手に持つ剣にマントを包まれてしまった。
「俺の武器が剣だけだと」
グッ
「思うなぁ!!」
渾身の右ストレート! 一夏は大きく
ドゴォ!!
「生憎...ここ一週間は剣を持ちながら吹っ飛ばされるの連続だったんだ。これくらい慣れっこなんだよ!!」
一夏は自分の身体に巻き付いた霊毛マントを掴み、力任せに引っ張った。それにより歩は一夏の所まで勢い良く引っ張られ
「お返しだ!!」
拳による一撃が決まる。装甲が薄く、殆どシールドエネルギー頼りのトルーパーにはかなりのだめーじとなった
「ぐぅ!?」
意地であった。絶対に負けられない。両者の共通した思いは、戦いを長引かせる。
「一夏ァァァァ!!」
「歩ゥゥゥゥ!!」
最早両者拳だけで戦っている。端から見ればただの殴り合い。だが、
「「「ワアアアアアア!!!」」」
不思議な事に歓声は鳴り止まなかった。唯の喧嘩に近い戦いなのに、不思議と心が惹かれてしまう。
「「オラァァァァ!!!」」
ドゴォ!!
後にこれは伝説の試合となった。
曰く『漢の戦い』と。
To be continued...
はい。というわけで第6話が終わりました!歩さん?彼は例の如く後書きに出れない状態ですので、例の如く今回も私が締めを。
IS学園のスカイウォーカー...次回をお楽しみに!!