「それはお前の力不足だろ。大体フルリメイクなんて無茶な事考えるから駄目なんだよ。」
...すいません。
「まあ、始めちまったもんはしょうがないし...とりあえずアレやるぞ。」
はい...IS学園のスカイウォーカー開始まで
「3、2、1、スタート!!」
Side 歩
「...というわけです。」
とりあえず俺は、楯無先輩に決闘の件について話した。
「わかったわ...でも大丈夫なの? ライトセイバーは未だ折れたままなのに。」
「大丈夫ですよ。武器が無くても勝ってみせますって。」
現に、オルコットはそこまで大した奴じゃなかったし。
「歩君、貴方ははっきり言って代表候補生というものを舐めているわ。」
「え?それってどういう...」
「彼女らが今の地位を手に入れる為に、どれ程血反吐の吐くような努力をしてきたかわかる? 貴方が思ってる程、彼女達は甘くないの。」
「...すいません。俺、」
「わかればよろしい。だから、気を付けなさい。ただでさえ貴方は素手に近い状態なんだから。」
そうだな...俺は慢心していたのかもしれない。こんなんじゃあ先輩に勝つなんて夢のまた夢だな。
「わかりました。では、行ってきます。」
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IS学園にある訓練場は、何時もより人が多く集まっていた。
中国代表候補生と
「どうやら約束通り、来たみたいね。」
英国の代表候補生に勝った男が
「俺は約束は守る男なんでな。」
戦いを始めようとしているのだから。
「...歩と鈴、どっちが勝つんだろうな。」
「2人とも、ほぼ同じ近距離型のISですからね...ですが星空さんにはあの光る剣があります。あれさえ決まれば...」
「だが、奴もお前と同じ代表候補生。同じタイプだったら恐らく向こうの方が一枚上手だろうな。」
「...どうやら始まったみたいだぜ。」
先に動いたのは凰の方であった。両端に刃を備えた青龍刀《双天牙月》を持って星空に襲いかかる。
ガシィッッ!!
「...まさかその布切れがあんたの武器とか言わないよね?」
咄嗟の判断によって霊毛マントで防ぐ、そして足を振りかぶり...
「生憎、今はこれしか」
蹴る!
「無いんだよ!!」
ドゴォ!!
「くっ...少しはやるみたいね。でも、これならどうかしら?」
今度は連続して斬りかかる。
「くっ...」
一本の線の如く振り回される演舞は布切れ一つでは、防ぐのが厳しいようだ。仮面の下は、焦りが見え始めている。
「(速い上に一撃一撃が重い。しかもISでの接近戦に関しては向こうが一枚も二枚も上手だ...くそ、せめてライトセイバーがあれば...)」
「でぇい!」
ブォン!
「ぐっ!」
ガシィッッ!!
上段から振りかぶったそれを布を横にして受け止める。マントに傷は一つもついていないが
ミシ...ミシ...
「ぐぅぅぅぅ!?」
彼の筋肉が悲鳴を上げていた。当たり前だ。同じ近接格闘型でもこちらが速さと光る剣による一撃必殺型に対して、向こうは馬力と燃費の良さを追求した長期戦向けのISである。単純な力比べでは圧倒的に後者が有利だ。
「今だ!」
瞬時に星空は重心をほんの少し傾ける。それにより出来た空白を彼は見逃さなかった。
グルグル
「オラァ!!」
霊毛マントを青龍刀に巻き付けてその勢いのまま背負い投げ。相手の力を利用した為いとも簡単に
「!?」
ドゴォ!!
投げ飛ばされる。
「まだだ!!」
更に霊毛マントを相手のIS本体に巻き付けて、それごと遥か上空へと高く飛んだ。
「48の技...」
そして回転しながら落ちる。
「表蓮華!!」
ドゴオオオオオン!!
巻き上がる砂煙。立っていたのは...
「危なかったわ...まさか龍砲を使う羽目になるとはね。」
「一体...何が...」
確かに決まっていたはず。だが、彼が繰り出した技は地面に着く瞬間、勢いが失っていた。
「この勝負...」
彼女は近くにあった青龍刀を持ち
ズバッ
斬る。
『正義の兵隊 SE00』
「私の勝ちね。」
それは...彼の2度目の敗北であった。
「畜生...チクショオオオオオオ!!!」
彼の叫びが、訓練場に木霊した。
To be continued...
...はい。という訳で第9話が終わりました!
「...悔しいな。また、負けちまうなんて。」
歩さん...大丈夫ですよ。大事なのはその後なんですから。私だって一度はこの小説を挫折しました。けれどやっぱり読者の皆様を裏切りたくはないから、こうやってまた書いているんです。今はまだUAも1000以下のクソ小説ですが、それでもいつかは...と信じて、書き続けているんです。
「そうか...そうだな。まさか作者に教えられるとは思ってもみなかった。」
わかればいいんです。では、IS学園のスカイウォーカー
「次回を!お楽しみに!!」