ハイスクールD×D 血濡れた傀儡   作:寝起きイグアナ

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サソリ>ハイスクールD×Dのキャラなんですね。
というコメントをいただいたのですが、この小説では現3大勢力トップ=五影というイメージで書いています。
サソリがかなり強いのはそう言う理由になります。



六機目 封印

「お前ら、遅いぞ。」

 

俺はリアス達に言う。

変態はヒーヒー言っていてまるで聞こえていない様だ。というより小猫の方がよっぽど重い荷物を持っているのに情けねぇな。

 

「貴方達が早いのよ。」

「まぁまぁ、早速修行の準備を始めるにゃん!」

 

今、俺たちがいるのはグレモリー家の別荘だ。もちろん目的はあのいけ好かないガキとのレーティングゲームへ向けた修行の為だ。

関係無い俺と黒歌までここにいるのは訳がある。それはガキが冥界に帰った後だった。

 

〜〜〜〜〜〜〜回想〜〜〜〜〜〜〜

 

「それでは私はこれから両家にレーティングゲームの事をお伝えしに行きますのでこれで失礼します。」

 

そう言ってグレイフィアは魔法陣を使い冥界に帰った。

 

「三日後、グレモリー家の別荘で1週間かけて特訓を行うわ。それまでは各自で鍛錬を積む事。

今日は解散しましょう。」

 

リアスがそう言うと皆渋々帰って行った。

 

「サソリ、ちょっと待って。」

「何だ。」

「私たちに修行をつけて欲しいの。」

「……何故俺がそれをやらなきゃならない?俺には関係無い話だ。」

「今の私たちは弱い。

だからこそ私たちは強くなりたいの!

それには貴方の力が必要なの‼︎

お願い、この通りだから……‼︎」

 

俺は驚いた。

このプライドの高いリアスがこの俺に頭を下げているのだから。

 

「……今回だけだ。

お前らを鍛えてやる。」

 

〜〜〜〜〜〜回想終了〜〜〜〜〜〜

 

「まずはお前ら全員でかかってこい。

現状を見せてもらう。ただし、アーシアに頼るのは無しだ。」

 

全員が準備を終え、俺も暁の衣を身に纏った後、俺はそう言った。

すると、木場が魔剣で切りかかってくる。木場の持つ神器、『魔剣創成』で作ったものだろう。

俺はそれを後ろに飛んで躱し、巻物を広げる。出したのは初めてこいつらと会った時に使った傀儡、『レイス』だ。

 

「安心しろ、毒の仕込みは抜いてある。」

 

最低限言っておく事を伝えた後、傀儡でまずは木場を襲う。お互いに剣を打ち合わせるが、作り物とはいえ魔剣と何の変哲も無い剣ではこちらに分が悪く、剣の切れ味が落ちていく。

その隙に小猫が俺に突撃してくる。

 

「小猫、まだまだだ。」

 

上に飛び、そのまま木の上にのる。

 

「そんなっ……!」

「でも、木に登ったのは失敗ですよ?」

 

そう言ったのは朱乃。既に雷を落とす準備を整えていた。

 

「はっ‼︎」

 

雷は落とされるが、傀儡を木場から離し、剣を上空に投げさせるとそこに雷は引きつけられる。

 

「なっ⁉︎」

「持てる力を全て使わなけりゃ勝つ事は出来ない。」

 

俺はそう言うと仕込みの一つを使う。服の袖が破け、刀身が出現する。

そしてそのまま一気に近づき、斬りつけようとしたが、リアスが放った滅びの魔弾に阻まれる。

 

「今よ!イッセー‼︎」

「おりゃあ‼︎」

 

成る程、本命はこれか。

 

「いい連携だが、攻撃が真っ直ぐ過ぎだ。

だから……。」

 

傀儡の口が開き、ワイヤーを使って変態と背後から迫っていた木場を拘束する。

 

「こうやって捕まる。

もういいだろう。実力は把握した。

まずはアーシアと変態は俺に、小猫は黒歌について行け。残りは各自でやれ。明日から見てやる。」

 

そう言うと、俺は2人を連れて森の中に入る。

 

「まずはアーシア。

お前には『傀儡の術』を習得してもらう。」

「え⁉︎

で、でも私はサソリさんのように戦うための人形なんて……。」

「それは必要無い。

お前に傀儡の術を教えるのはお前の能力に理由がある。まず、お前は能力をどのように発動させている?」

「えっと、怪我をした部分に手をかざしてやっていますが……?」

 

やはりな。

こいつの能力を聞いた時、医療忍術に近いものを感じた。それならば、かつて傀儡部隊にいた時に考えていたあの案が使える。

 

「俺が考えたのはそのチャクラ、いや魔力だったな。魔力を糸状にして仲間に貼り付ける事で傷ついた瞬間から速攻で治癒するというものだ。

つまり、これをこの変態を対象に使えば擬似的にフェニックスと同じ能力を得る事ができる。」

 

フェニックスの再生力を持った赤龍帝は相手からしてみれば相当恐ろしいものだろう。

しかも、複数の仲間を対象とする事も可能だから地獄絵図みたいになるのも必至だな。

 

「まずは指に魔力を集中させてみろ。」

「えっと、う〜ん、難しいですね。」

「慣れない事をやっているからな。

そのまま練習していろ。おい、変態。次はお前だ。」

「……せめて名前で。」

「黙れ。」

「はい。」

「お前は確か魔力がほとんど無いんだったな。」

「そうだけど……。」

「そしてお前の神器にはドラゴンが封印されているんだったな?

そのドラゴンとは意思の疎通がとれるか?」

 

1番ここが重要だ。

この答え次第で全てが変わる。

 

「できるぞ。」

「そうか、なら良かった。

ならその封印を解く。」

「へ?」

「封印を解くと言っても緩めるだけだ。

うまくいけばドラゴンの魔力を己のものとして使える可能性がある。」

「ま、マジか‼︎」

 

そう、こいつの中のドラゴンが協力的であるなら完璧な人柱力と同じ事ができるのでは?と考えたのだ。

そうすればこいつの欠点である魔力量の少なさを改善できる。

 

「え?何々?あぁ、わかった。

サソリ、ドライグがお前と話したいってさ。」

「ドライグ?

お前のその神器に封印されているドラゴンか?」

『その通りだ。』

 

急に変態の雰囲気が変わる。

おそらく今はこいつの身体をこのドライグというドラゴンが操っているんだろう。

 

「俺に何を聞きたい?」

『俺の封印を緩める事によるメリット、デメリットを知っておきたい。』

「お前にデメリットは無い。

むしろその気になればそいつを完全に乗っ取る事だって可能だ。」

『そうか。

だが相棒に関してはどうなんだ?』

「そうだな。

リスクはお前に乗っ取られる可能性とお前の魔力に耐えられずに死ぬ可能性の2つだな。

メリットは魔力量が大幅に増えるくらいだな。もしかしたら籠手の力がさらに強力なものになるかもしれねぇ。」

 

そうは言ったものの、ドライグにはこいつを乗っ取ろうという考えは無いのだろう。

でなければこいつへのデメリットなど聞きはしない。

 

「もう変われ。

そいつ自身にどうするかを聞く。」

『分かった。変わろう。』

 

そう言うと変態の雰囲気が元に戻る。

 

「説明は聞いていただろう。

どうする?」

「……俺はリアス先輩の眷属だ。

焼き鳥野郎からリアス先輩を守れるならそのリスクも背負う‼︎」

 

クックックッ、やはりこいつは面白い。

自分の死すら恐れないとはな。ならば、手を貸してやろう。

さて、封印の術式は……これか。

俺は印を組み、5本の指を籠手に当てる。

 

「五行解印‼︎」

「ぐっ、グアアアァァァァ‼︎」

 

こいつの籠手の封印は五行封印に酷似していた為、これで封印を少し緩めた。

が、やはり力はかなりのものらしくかなり苦しんでいる。

 

「イッセー⁉︎

サソリ!一体これはどういう事⁉︎」

「リアスか。

こいつの神器の封印を緩めた。」

「何ですって⁉︎

今すぐ緩めた封印をはめ直して‼︎」

「それはできねぇ。

こいつが望んだ事だ。これで死ぬなら自業自得だ。俺はリスクも説明したからな。」

「そんな……!」

 

リアスやその他の眷属も集まり、固唾を飲んで見守る。

だが、不意にリアスに向かって奴が手を伸ばす。

そして……

 

ムニュン

 

「は?」

「え?」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

リアスside

 

私と朱乃、祐斗はイッセーの悲鳴を聞いてそこへ向かった。そこには苦しむイッセーとそれを心配そうに見つめるアーシア、何でも無いかのように立っているサソリがいたわ。

サソリが言うにはイッセーが望んでこうなったと聞いた。

とっても心配だった。イッセーが死んでしまうのかと思った。

でもそれも吹き飛んだわ。だって……。

 

ムニュンムニュン

 

イッセーが急に私の胸を揉みだしたんだもの。

 

「ウオォォォォ‼︎」

「……サソリ、何コレ?」

「……あぁ、黒歌か。

それは俺が聞きたい。」

 

みんな口をあんぐり開けて呆然としているわ。きっと私も相当面白い顔になっているでしょう。

 

「ハァ、ハァ、ハァ。

な、何とかなった。」

「何なんだ、お前は。」

「おっぱいの力はスゲーんだぜ‼︎」

「……えい。」

「ギャアアアァァァァ‼︎」

 

あ、小猫が始末したわ。

うん、今日も空が青い。きっと私の胃にダメージがきているのも気のせいでしょう。だってこんなにいい天気の日に体調崩すわけ無いものね。(遠い目

 

リアスsideout




リアス、強く生きて‼︎
エロ混ぜるのって難しいです。
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