評価していただけたら幸いです。
あとがきの方に主人公のちょっとした設定を載せておきますので
よかったらご覧ください。
では、どうぞ。
一夏side
「どうしてこんなことに....」
おれの名前は織斑一夏、ひょんなことからISに触り、
IS学園への入学が決まってしまった。現在、IS学園の入学式が終わり、HRのため教室に移動している途中である。
教室に行くまでの道中は女子、女子、女子ばかりでやはり
学園の中で男子なのはおれ一人らしい。
クラス割をもう一度確認し、これから自分の教室になる
1年1組の扉が開かれると窓側の一番後ろの席に机に足を乗せ、腕を組み眠っている男子生徒を見つけた.......。
男子生徒?.........え?まじで?
「やったぜ!!」
おれは小さい声でそう呟き、ガッツポーズをした。
おれだけじゃなかったんだ!!
今ではこの日この時をひどく後悔している。
こんな男に関わるべきではなかったんだ。
こんな、男に........。
話しかけようと思ったのもつかの間、HRの始まる予鈴が鳴り、しぶしぶ自分の席に着くと周りからの視線にさらされる。今なら動物園のパンダの気持ちもわかるようだ。
周りのザワザワとした雰囲気がおさまり、どうしたものかと前を見ると、小柄な女性が立っていた。
「みなさん、おはようございます。私はこのクラスの副担任になります。山田真耶です。よろしくお願いしますね」
シーン.......。
「あ、あの、えっと、これから自己紹介を始めていきますね?!で、では出席番号順であなたから?!」
と、涙目で話を進めていく山田先生。すまない、山田先生!この視線の中おれには返事を返す余裕はなかったんだ!そんなことより、早くもう一人の男子と話していなーと考えていると、
「・・・織斑くんっ、織斑一夏くん!」
「えっ...あっ!はい!!」
「ご、ごめんね。で、でもね、出席番号順に自己紹介をしていって、「あ」から、今は「お」なんだよね。それで織斑君の番だから自己紹介をやってくれるかな。だめかな?」
そう涙目で訴えてくる山田先生、ちよっと必死すぎやしないかい?話聞いてなかったおれも悪いけどさ。よし、自己紹介だな、とりあえず名前だけでも言っといたほうがいいかな。
「わ、わかりました。えっと、織斑一夏です。よ、よろしくお願いします。」
シーン.....。
「あ、あの以上です。」
「えっ、それだk」
ガツン!!
「いだっ!」
かなりの衝撃を頭に受け、何事かと後ろを振り向けば...
「なんだその自己紹介は、それではまだ小学生の方が幾分かマシだぞ?」
「ち、千冬姉!?なんでここに!?」
「やかましい、それとここでは織斑先生だ。」
ガツン!!
「いでっ!」
そう言って再び拳を下す千冬姉。ちよっと硬すぎやしませんか、その拳。
「先生。もう会議は終わったのですか?」
「あぁ。任せてすまなかったな、山田先生。」
と、山田先生と話し、教壇の前に立つ。
「諸君。私がこのクラスの担任の織斑千冬だ。お前たち新人を一年で使い物にするのが私の役目だ。私の言うことをよく聴き、理解しろ。できない者はできるまで指導してやる。いいな.....おい、そこのお前。」
誰かと思い後ろを見やると、もう一人の男子生徒が机に足を乗せたままの状態でまだ眠っていた。
「お前に言っているのだ、聞こえんのか?」
また千冬姉の拳が炸裂すると思い同情していると、そんな展開にはならなかった。パシッという軽い音とともにその
男子生徒は千冬姉の拳を受け止めていたのだ。
「朝からウッセェンだよ、黙りやがれクソババア。」
ピキッ、
「ほう、私に対してクソババア、か、なるほど、よほど教育が足らないと見えるな。よろしい、放課後職員室に来い。必ずな。」
「誰が行くかよメンドクセェ。いいからさっさとHR続けたらどうだ?クソブリュンヒルデさんよォ」
ピキッピキッ
「いいだろう、まずは貴様の態度を改めてからなあ!!」
ゴワァッ!!!
拳骨では済まされない威力の拳が彼に向かって飛ぶ、
誰もが当然の報いだとでもいうような雰囲気を出し、「私たちの千冬様になんてことを!」なんて言う女子もいる中、その拳はまたもやパシッという軽い音とともに受け止められてしまった。
「っ!?」
「「「えっ!?」」」
「嘘、だろ?」
全力とは言えなかったかもしれないが、あの千冬姉の拳をまた受け止めた?嘘だろ?いや、そんなことよりこいつは千冬姉になんて言った?おれの誇りになんて言いやがったんだ?許せねぇ!
「てめぇっ!この人になんて言った!おれの誇りになんて言いやがったんだ!!答えろ!」
「ウルセェよ弟くんよォ、なんならテメェもやるか?」
「上等だよ、その喧嘩買ってやr「織斑!」千冬姉...」
「不動、すまない、私も頭に血が上りすぎていたようだ」
「チッ、そうかよ。気分が悪くなった、ちょっと出てくるわ」
「待て、せめて自己紹介だけでもしてから行け」
「はいはい、わかったよ。不動悠介だ、別によろしくするつもりはねぇ、じゃあな」
そう言って退室していく不動。いや、そうじゃなくて!
「いいのかよ、千冬姉!あんな奴ほっといて!何するか分からねぇぞ!」
ガツン!
「いだっ」
「やかましいぞ織斑、時間が押しているんだ、席につけ」
「でも、千冬姉!」
「いいから!...早く席に着くんだ、こんな空気にして申し訳ない、しかし、こちらも予定が詰まっていてな。やりにくいと思うがこのまま自己紹介を続ける、君からだよろしく頼む」
「っ、は、はい」
そしてまた、自己紹介が始まるが最初の頃のような穏やかな雰囲気は全くなかった。
これがおれのIS学園での最悪な 1日の始まりだった...。
不動悠介、おれはお前を許さねぇ!
悠介side
教室を出た後、おれはなんとなく屋上へ向かった。
「ふん、あれがブリュンヒルデかよ、つまんねぇな。もうちょっとやりあっても良かったのによォ。沸点低すぎやしねぇか?」
屋上の柵にもたれかかり、空を眺める。
「全部潰してやるよ、まずはこの、IS学園からなぁ」
そう呟き、しばらくしてまた教室へと戻っていった。
???side
「初日から問題行動起こすなんてやるじゃない!しっかり監視しなきゃね♪私はこの学園を守る義務があるんだから」
屋上の陰からそんな言葉が呟かれた。
それぞれの思いを胸に、彼らを中心に物語は加速していく。
不動 悠介 4月1日 178cm 68kg
家族構成 母 姉 妹の四人家族
容姿 白髪
目元を隠すために前髪を長く伸ばしている。
隠れ美形。
性格 狂人、オレ様、暴力的
女尊男卑な世界を恨み、男女平等を掲げているため
平気で女性も殴る。女性権利団体を憎んでいる。
家族のことを話している間は比較的穏やかな雰囲気
になる。(そんな話をする人はいつ現れるかな?
以上第1話でした。いかがでしたでしょうか。よかったら評価、感想をよろしくお願いします。次回お会いしましょう、では、