アンチ主人公もの、もっと増えてもいいと思うな、、、、
今回は不動くんの男女平等パンチが繰り出すかも!?
千冬さんの緊急用のISに関して若干の加筆をしました。
ではどうぞ
一夏side
自己紹介が終わり、千冬姉や山田先生は一度職員室に戻るようだ。おれが不動を探しに行こうと席を立った時、
「い、一夏!大丈夫だったか?」
振り向くとそこには久しぶりに見る、幼馴染の篠ノ之箒がいた。
「ん、なにが?ってお前、箒か?」
「なっ!お前とはなんだお前とは!」
「ちょっ!ごめんって、暴力はやめてくれよ!」
「す、すまない、別にこんなことをするために呼び止めたわけではないのだ。不動を探しに行こうとしてたのか?」
「ああ、あいつはおれの誇りをバカにしたんだ。許していいはずがねえ!」
「そうだな、あんな目上の人に対して礼儀がなってない奴は初めて見たぞ。大体なんだあの髪型は日本男児たるものあんな前髪を伸ばしていてはーーーん?どうした一夏?」
「不動だ」
「なに?」
なにもなかったかのような顔でおれたちの前を通り過ぎ、
静かに席に着きまたさっきと同じような態勢で眠ろうとしていたが、
「不動、貴様のさっきの態度はなんだ」
「ん?誰だテメェは、オレは眠いんだ、失せな」
「貴様のその態度はなんだと聞いているのだ!」
胸ぐらを掴みあげそう怒鳴りつける箒。
「ウルセェな、放せよ女」
バッ!
箒の腕を振り払うとその拍子に態勢が崩れ、尻もちをついてしまう。
「すまねぇな、そういえばテメェは全中1位の侍ガールじゃねぇか。この程度で態勢崩れるとはお前の剣はチャンバラか?」
「なっ、貴様もう一回言ってみろ!!私の剣がチャンバラだと!?チャンバラかどうかその身で受けてみるがいい!!」
いつの間にか持っていた木刀で箒は不動の頭を狙った。
さすがに危ないと思ったが、先ほどの千冬姉の拳を止めたことから、かわすなりできるだろうと思っていたが、
ガツっ!!!
「なっ!?」
「「「「キャッ!!」」」」
不動は止めることもせず頭でそのまま受けていた。
「ふん、所詮この程度か、千冬さんの拳を受け止められたのも何かの偶然だろう。何か言ってみたらどうだ?不動?
意識があればの話だがな」
「・・・よなぁ」
「なんだ?もっとハッキリ言ったらどうだ?」
「これで正当防衛は成り立つよなぁ!?篠ノ之ォ!」
バキッ!
「グッ!?」
ガシャアアン!
不動は、なんのためらいもなく箒を殴り飛ばし、近くの席を巻き込み、倒れていた。
不動は座り直すと、木刀で頭を打たれたにも関わらず、平然としていた。
「チッ、だからチャンバラなんだよ、テメェの剣はよォ、避けるまでもなく貧弱すぎんだよ」
「っ!箒!大丈夫か?おい!箒!!」
呆然としていたが、箒に駆け寄り、無事を確認するが箒の意識はなく、気絶していて頬のあたりを切っていた。
「おい、不動」
「なんだよ、次はテメェか?織斑ァ」
「なんで箒を殴ったんだ?」
「あ?今の見てなかったのか?」
「なんで殴ったかって聞いてんだよ」
「正当防衛って知ってるかァ?織斑くんよォ」
「例え正当防衛であっても男が女の子を殴っていい理由になるのかよ!!」
「なに言ってんだお前?じゃあなにか?おれがあのまま殴り続けられて死んだらどうする?仕方ないで片付けるつもりか?あ?おれはなんか悪いことしたかよ織斑、ちゃんとすまねぇなって謝っただろうが、この女の沸点が低かっただけじゃねぇの?そもそも武士道を心得てるやつがなんの準備もしてない一般人に剣を向けるってどうなんだよ?」
「っ、それでも殴っていい理由なんかないんだ!」
そう言っておれは箒から木刀を取り、正眼に構えた。
「なんだよ、テメェもやんのか?織斑」
「箒の仇、取らせてもらう!」
「面倒くせぇな、さっさと来いよ」
「ウオォォォォ!!!不動ぉぉぉぉ!」
パシッ
「っ!?なんだよ!?」
「落ち着け織斑」
「千冬姉!?なんで止めるんだよ!おれは、こいつを!!」
「授業の鐘はなっているんだ、さっさと席につけ」
「ふん、さっきと同じ展開だなぁ、織斑くんよォ」
「不動テメェ!」
「一夏!........二度も言わせるなよ、不動もあまり煽るんじゃない、潰すぞ?」
「クソっ、わかったよ、千冬姉」
「あいよ」
「山田先生、篠ノ之を保健室に運んでください」
「は、ハイ!」
「それと不動、お前は私についてこい」
「チッ、わかったよ」
「他のものは席に着き授業の準備をしていたまえ!」
「「「「はい!」」」」
それから箒は保健室へ運ばれ、不動は千冬姉に連れられて何処かへ行った。山田先生が戻ってきて授業を再開すると、教室の重い空気を察したのかある提案を出す。
「ちょっとしたゲームをしましょうか、織斑君、ちょっとまえに出てもらえるかな?」
「えっ、おれですか?わかりました」
「それではこれより、織斑君への質問コーナーを設けます!!みなさん聞きたいことはなんでも聞いてくださいね!?」
「は?」
「「「「さすが山田先生!こんな空気をものともしない!天然の鏡!!!」」」」
「マジ、かよ」
でもこんな空気を作ってしまったおれも悪いからな....。
「よし、わかった!どんと来い!」
「「「「さっすが、織斑くん!」」」」
「じゃあ、好きなタイプの女性は?」
「え〜、最初からそういうやつ?」
パスやノーコメントを駆使し、2時間目をやりきったおれは疲れ切っていた。しかし、クラスの雰囲気は最初のザワザワとした空気に戻っていたため、少しは山田先生に感謝していた。そんな中、
「ちょっとよろしくて?」
「ん?なんだ?」
「聞いています?お返事は?」
「えーと、あの、なんでしょうか?」
負けるな一夏!この程度でしびれを切らしちゃいけない!
「まあ!なんですの、そのお返事!わたくしに話し掛けられるだけでも光栄なのですから、相応の態度というものがあるのではないかしら?」
「っ!.......ごめんな、おれ、あんたが誰だか知らないし」
おれの返事が気に入らなかったのか吊り上げた目を細めて見下したように続ける。
「わたくしを知らない?このセシリア・オルコットを?イギリス代表候補生にして、入試次席のこのわたくしを!?」
「次席って、1番じゃないじゃん」
「キーッ!そんなことを言っているのではありませんわ!
わたくしはイギリスの代表候補生ですのよ!?」
「ごめんだけど代表候補生ってなんだ?」
「キーッ!!」
悠介side
「こんなとこに連れてきて何の用だ?」
オレは進路相談室と貼り出された教室に入った。
「貴様とは事前に話ができていなかったのでな、あのまま教室に残していてもクラスに悪いと思ってな。クラスに冷却期間を設けるためにもちょうどいいと思って呼んだんだ」
「そうかよ、で?おれは2限受けなくていいのかよ?その分の単位はどうすんだ?免除なりなんなりされんのかよ?」
「そういうわけにはいかないさ、実習ならともかく座学はしっかり取り組んでもらう。あとで今日の範囲のレポートでも提出してもらうさ、それにお前は今年の首席だろう?それくらいわけないはずだ」
「チッ、面倒くせぇな、わかったよ、話ってなんだ?」
「まずはその態度を直してもらおうか?目上の人には態度を改めよとは習わなかったのか?」
「あ?態度?なんでオレより弱いやつに態度を改める必要があるんだ?」
「ほう、では、近いうちに決着をつけるとしようか」
「ふん、ブリュンヒルデごときがオレに勝てるとでも思ってんのかよ」
にらみ合うオレとブリュンヒルデ。このまま始ようと思ったが、
「ま、今はいい、それより聞きたいことがある」
「あ?なんだよ、せっかく気合い入れようとしたのによォ、ビビっちまったか?ブリュンヒルデ」
「そんな挑発には乗らんぞ不動、そんなことより貴様は篠ノ之に打たれていたがなんともなさそうだな、なにか秘密でもあるのか?」
「ん?ああ、そのことか、ククッ、ハッハッハッハッハッハッハー、アー、ククッ、そうだなァ」
「なにがおかしい」
「こういうことだよセンパァイ!!」
「なっ!おまえ!!それは!?」
一夏side
オルコットとの話も終わり、3時間目の授業をしている途中で千冬姉と不動が戻ってきた。箒はまだ戻ってきていない。ふと不動をみると箒の席を見つめ鼻で笑い、席に着いた。こいつは、つくづくおれのカンに触るやつだな!
クラスでは暗黙の了解かなんなのか、さっきの出来事はなかったことにしているようだ。おれがむし返すようなことはしちゃいけないだろう。そんな中、
「そういえば、再来週行われるクラス対抗戦に出る代表者を決めないといけないな。クラス代表者とはそのままの意味だ。対抗戦だけではなく、生徒会の開く会議や委員会への出席……まあ、クラス長だな。ちなみにクラス対抗戦は、入学時点での各クラスの実力推移を測るものだ。今の時点で大した差は無いが、競争は向上心を生む。一度決まると一年間変更は無いからそのつもりで。誰か立候補はあるか?推薦でも構わんぞ?」
「わ、私、織斑君を推薦します!」
「私も!」
「じゃあ、私も!」
そんな中推薦される織斑君とやら残念だな、可哀想に、、、は?織斑「君」?それって!?
ガタンッ!
「おれ!?」
ガツン!
「うるさい座れ、やかましい、後ろが見えんだろうが」
「はい、すいません」
「よろしい、で、他にいないのか?いないのであれば織斑に決まるぞ?」
バンッ!
「待ってください!納得がいきませんわ!」
「なんだオルコット」
「そのような選出は認められません!大体、男がクラス代表だなんていい恥晒しですわ!わたくしに、このセシリア・オルコットにそのような屈辱を一年間味わえとおっしゃるのですか!?」
「なに言ってんだ、オルコット?」
「実力からすればわたくしがクラス代表になるのは必然!それを、物珍しいからという理由で極東の猿にされては困ります!わたくしはこのような島国までIS技術の修練に来ているのであって、サーカスをする気は毛頭ございませんわ!」
「お、おう」
「いいですか!?クラス代表は実力トップがなるべき、そしてそれはわたくしですわ!大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、わたくしにとっては耐え難い苦痛で――」
プツン
「イギリスだって大してお国自慢ないだろ。世界一まずい料理で何年覇者だよ」
しまった!とうとう耐えきれなくなってつい言ってしまった!
「なっ……!?」
おれの言葉にオルコットが真っ赤な顔して怒っている。
ちょっとこれはまずいか?
「あっ、あっ、あなたは!わたくしの祖国を侮辱しますの!?」
「先に文句言ってきたのはそっちだろ!」
「決闘ですわ!」
バンッと机を叩いて叫ぶオルコット。
「上等だぜ!白黒はっきりつけてやるぜ!」
「あなたもですわ!不動悠介!」
.......そうだこのクラスには男子生徒はもう一人いたんだ。
それでも不動はあの体勢のまま動かない。っていうかさっきのを見てよく強気でいられるなオルコット。
「聞いていますの?不動悠介!ふん、どうせあなたもあちらの方と同じように人に文句を言うことしかできない無能なのではないのかしら?それにその態度、ちゃんとした教育を受けてこれないほど劣悪な環境で育ったようですわね、可哀想ですわ、あなたのような子どもを授かった両親は今のあなたを見てさぞ悔やんでいることでしょう。それに、あなたの態度は私たち女性をバカにしておいでですか?ふん、これほど言っても動じないとはさすがは不動、名は体を表す、言い得て妙ですわ、怯えて私に文句の一つも言えないなんて、あなたの家族はとんだ腰抜け一家のようですわね、聞いていますの?ふどうさん?」
そして勝ち誇ったかのような悦に入っているような顔をしているオルコット。
さすがにここまで言われればちょっとは不動に同情してしまう。どうするんだ不動?
「テメェ、オレの名をバカにしたな?テメェ、オレの家族をバカにしたな?」
「なんですの?言いたいことがあるならハッキリと言ったらどうです?」
「わかりやすく言ってやるぜ」
「早く言いなさい!」
「テメェをぶっ殺す」
「ふん、なにをおっしゃr「死ね」ェグあっ」
次の瞬間、オルコットは不動に馬乗りにされ首を絞めらていた。
「ヴッ、あっアアアァァアァ!!」
悶えるオルコット。
「死ね、死ね、死ね!!!!」
「やめろ!不動!!っ!仕方ない!」
バキッ!
千冬姉がどこからか対IS用ブレードを展開し、不動の両腕を叩き折った。
それでも、不動はその折れた両腕を離さない、
「死ね、シネ、死んでしまえ、おまえらなんか、おまえらなんか!!!!」
しかし、千冬姉の頭による一撃で不動は意識を失ったが
オルコットの首から手を離すのに10分近く時間がかかった。オルコットはそのまま気絶し、保健室へ。不動は懲罰房へ入れられた。その間もずっと不動は「おまえらなんか」とうわ言を呟いていた。
あいつの過去になにがあったかはわからない。でも女の子に手をあげちゃいけない。あれだけの力があるのになんで守るために使わないのかおれの疑問は尽きなかった。
どうでしたか?第2話。
勢いで書いてしまったので後々修正します。
文字数が全然安定しそうにないですね。
1話に引き続き、質問、感想いただけたら幸いです。
ご覧いただき、ありがとございました。