今、私はスラグホーン先生の所から逃げ出して箒置き場に来ている。なぜ、箒置き場かというと、箒に乗っているときが私にとって一番楽しく、ハーマイオニーからシリウスの事でからかわれた時に自分の心を落ち着かせる方法としてよく空を飛んでいたからだ。私の手元には、もう私の箒はないがそれでも空を飛んで気持ちを落ち着かせたかった。こんな状態でママかシリウスに会えばどんな事になるのか想像したくもない…
「これが一番ましかな」
私は、学校のおんぼろ箒の中から一番まともな一本を手にとった。
私は、そこから久し振りに箒で空を飛び回った。空を飛んぶのは、グリンゴッツ破りをした後にドラゴンの背に捕まって飛んだぶりだった。その前は、あのロリコンハゲの最凶ストーカーからシリウスのバイクにのってハグリッドと逃げたり、ダンブルドアが死んだ日に偽の分霊箱をとった後に、ホグズミードから闇の印が上がっていたホグワーツに向けて高速で移動したりと、どれも命がけだった。自由気ままに空を飛ぶのはとっても気持ちよがよい。私は、時間を忘れ飛び回った。
なんでこうなった…
スラグホーン先生から逃げ出した
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箒置き場で箒を選んだ
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久し振りに空を飛び回った
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飛んでいる最中にマクゴナガル先生に降りてくるように言われた
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マクゴナガル先生に連行された←今ここ
「ポッター、貴女をグリフィンドールのクディッチチームにスカウトします!」
「はい!?」
「貴女は箒の才能は父親よりなのですね!」
「そうらしいですね…」
「本当に良かったです。貴女の事を見つけられたタイミングも。」
「どうしたんですか?」
「今、グリフィンドールのクディッチチームは危機的状況なのです。」
「というと?」
「次の土曜日にスリザリンとの試合がおこなわれるのですが…」
「ちょっと待ってください。次の土曜日って明日じゃないですか!」
「えぇそうですよ。グリフィンドールチームのシーカーがその試合に出れなくなったのです。」
なんか嫌な予感がする…
「ちなみになんで出れなくなったのですか?」
「校舎で呪いの掛け合いをして罰則を貰いました。」
あー
「えーと、その呪いの掛け合いをしていた人たちとは?」
「えぇ、貴女のお父様ジェームズ・ポッターです。貴女の名付け親のシリウス・ブラックと共に、スリザリンの同級生と暴れておりました。」
ナニヲシテルンデスカ? オ ト ウ サ マ
「先生そのスリザリンの同級生の名前は?」
「セブルス・スネイプですよ。」
アトデママニホウコクシマスネ
「ちなみに原因は?」
「…貴女のお母様の取り合い、闇の魔術に対する捉え方の違い、そして妬みや嫉妬が原因ですね。」
「やっぱりそうなんですね…」
「それはともかく、今はそれどころではないのです。」
「私一年生ですよ?」
「規則など折り曲げれば良いのです。」
「全然良くないですよ!」
「安心しなさい。ダンブルドアにはこの後すぐ許可を下ろさせます!あの事を使えば間違いなく降りるはずです!」
ダンブルドア先生貴方も何をしたんですか?
「許可降りたとしても、箒はどうするんですか!まさか流れ星で試合が出来るなんて思ってないですよね?」
「貴女のお父様の箒を明日だけ貴女が借りて使うと良いでしょう。」
「練習とかしてないですよ!」
「シーカーなのですから、相手も味方も作戦を実行する前に即行で試合を終わらせることが貴女の力で可能ですよ。」
「そんな最近飛んでなかったのに無茶ですよ!」
「元はと言えば、貴女のお父様が原因なのですよ?」
「それ私関係ないですよね!?」
「仕方ありませんね…ブラックと貴女が出来るだけ長く一緒に過ごせるよう私に考えがあったのですが…」
「えっ!?」
「貴女の成績を見てると、貴女にはもっと高いレベルでも大丈夫だと思いましたので、私の変身術の授業で飛び級させようと思ったのですが。」
「それは嬉しいです…って、なんでそこでシリウスが出てくるんですか!」
「あら、貴女の普段の態度から貴女がブラックが好きなのは簡単に分かりましたよ。」
「うー…(ママだけでなくマクゴナガル先生にもばれちゃってるとか…)」
「それから、貴女が試合に出てくれるのなら特別に何か貴女が欲しいものを差し上げましょう。」
「そんな大丈夫ですよ。というか先生それ大丈夫なんですか?」
「遠慮してはいけませんよ?」
「はー…(マクゴナガル先生どんなことをしてでも私をシーカーとして出すつもりみたいだね)」
欲しいものか…特に今私自身困ってるのはないんだけどな。ここに来て元気になってから、ダンブルドア先生にお金を渡されて必要な物は買ってあるからなぁ。それに、蘇りの石を使って妹さんに昔の事を謝らせてくれたからって、わざわざ毎月お小遣い貰えてるし。
他の人にあげるものだと…
ママ お花かな?魔法で作れるよね…
パパ 取り敢えずしばらく反省してもらおう…
シリウス 手料理作りたいよね!
リーマス 脱狼薬
あっ!脱狼薬ってまだ出来てないから、まだあげられないよね。なら、私が作って渡してあげよう!
「マクゴナガル先生それって、どんな物でも良いのですか?」
「えぇ、危険な物でなければ何でも」
「なら、トリカブトを頂けますか?」
「トリカブトですか。ちなみに何に使うのですか?」
「あの、リーマスに薬を作りたくて…」
「ルーピンにですか」
「はい。まだこの時代には存在していない薬なんですが」
「それはなんでしょうか?」
「脱狼薬といってそれを服用すれば、狼人間が狼に変身しても理性を保てるようにする薬です。」
「そんなものが、未来では作られているのですね。」
「はい。それでトリカブトを頂けますか?」
「えぇ、貴女が明日試合に出てくれるのなら特別に取り寄せて差し上げましょう。」
「それじゃあ、私明日試合に出ますね。」
「それにしても、貴女の性格が貴女のお母様に似ていて、私は本当に助かりますよ。」
「父がいつもすみません…」
「では、グリフィンドールチームに貴女の事を説明する必要もあるのでついてきてください。」
それから、私はマクゴナガル先生に連れられてグリフィンドールチームに紹介され、明日の注意事項等を聞いた。
もちろん寮に帰ってからママにその事をしっかりと報告をした。
やばい!ストックあと1話しかないです!