もうコイツひとりでいいのでは   作:宮下

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おまけ2

前回のあらすじ。

 

破壊神に拉致された。

 

 

「無理ぃ…………」

 

 

3日に1度くらいのペースで組手がある。もう破壊されてしまおうか。つらい。

 

帰るにも帰れないし、飯はカップ麺くらいしかまともな味のものがない。

 

サタンの金でニートしてた頃が人生の最高潮でした。

 

しかも最近になって悟空と王子がこっちに来た。こいつらまで試合しようぜ、なんて言ってくるから安寧の日は消えてなくなった。

 

大人しくウイスさんに修行して貰えよ。

 

 

「いいじゃねぇかよパセリー。な、1度だけでいっからよぉ」

 

「自分は戦うの得意じゃないし嫌いなんでお断りするッス」

 

 

このクズロット、1度宇宙の塵にしてやろうか……。

 

王子はプライドの問題で面と向かって言ってくることはないからまだ楽だ。たまに技と流れ弾を飛ばしてくるけど。

 

というか、悟空お前ウーブ迎えに行かねーのかよ。あ、もしかして自分のせいで生まれなかったりとか……。

 

 

 

 

 

地球にフリーザ様が現れたらしい。

 

あの頃は良かった。適当に王子とハゲに付き添って、フリーザに報告するだけの簡単なお仕事。

 

地球でのニート生活には及ばないが特に危険もない充実した日々だった。再就職とか出来ないですかね。……駄目ですか、そうですか。

 

まぁ、今地球にいないんで関係ないんだけどネ。悟空達が行ったし大丈夫でしょ。……え、駄目?

 

 

 

 

 

帰ってきました地球。お久しぶりですフリーザ様。

 

 

「お前は……、パセリ! ナメック星では良くもやってくれましたねぇ……」

 

 

フリーザ様がこっち見てブチ切れ。あれ、何かしましたっけ……。あ、とどめは自分がさしたんだった。

 

というか、カラーリング変えたんですか。金メッキ(笑)みたいですけど。

 

というか悟空なんで倒れてるん? お前ゴッドの青いバージョンになれるようになったじゃないの。

 

王子は働け。

 

 

「ビルス様、アイツらの手を抜く癖を治してもらえないですかね。なんかいつも油断して負けてるんスけど」

 

「君が治せば良いだろう? 2人よりも強いんだし」

 

 

フリーザ様がビルス様に気づいてガクブルしてる。知り合いやったね、そういえば。

 

もういいや。殺ろ。

 

エネルギー波どーん。峰打ちだから大丈夫、息はある。

 

隠れてた下っ端にもどーん。峰打t(ry

 

王子に掴みかかられたでござる。順番がなんたらって言われたけど目を逸らしてやった。

 

 

「な、何故……。スーパーサイヤ人にもなっていないサイヤ人にこの私がぁっ!?」

 

 

フリーザ様が虫の息だけど、どうしましょ。銀河パトロールさんに目で訴えたら逸らされた。解せぬ。

 

のんきに雑談してたらフリーザ様が地球を破壊しようとしたんでころころしてしまった。南無。

 

駄目だよ、無闇に星を壊すんじゃありません。

 

なんか全員に白い目で見られている気がしたけど、自分一応命の恩人なんですがそれは……。

 

 

「チッ。まぁフリーザごときどうでもいい。パセリ、貴様が俺の相手をしろ」

 

 

意味わからん。

 

 

「あの、王子? 別に自分と王子は敵対している訳じゃないッスよね」

 

「前から気に入らなかったんだ。聞けば貴様、惑星ベジータにいた頃から力を隠していやがったらしいな。何処までも俺を馬鹿にしやがって!」

 

 

アカン。王子キレてる。

 

 

「や、隠してたっていうか戦闘向きの性格じゃないんで……、ふぉ!?」

 

 

至近距離からエネルギー弾撃つのやめーや。

 

 

「ずりぃぞベジータ! オラだって本気のパセリと戦ってねぇっちゅうんに!」

 

「文句ならあの世に行ったフリーザに言うんだな!」

 

 

王子がグミ撃ちしてくる。当たらないように逃げるけど。

 

ちゃっかり青いゴッドになってんのよね。殺意マシマシって、幼い頃からの側近に向ける攻撃じゃないですわ。

 

いっそのこと逃げ出そうかとビルス様をチラ見した。

 

やれって目が言ってた。もうやだ。

 

 

「んじゃ、恨みっこなしッスよ」

 

 

氣を指先で圧縮、回転させ高速で撃ち出して王子の肩を射貫く。

 

上手く腱を切れたのか王子の肩がだらりと下がる。反対側の肩も狙い撃ったけど流石に読まれてズラされてしまった。

 

 

「もう右腕は使えない筈ッス。降参してもらえると楽なんスけど」

 

「誰が降参などするかァ!」

 

 

仕方ないので同じ様に圧縮した気弾でグミ撃ちすることにした。このサイズの気弾なら視界の妨げにならないし、空中に撃ってるから砂煙も立たないから安心。

 

流石に数撃ちゃ当たるのか王子もボロボロになっていく。小さいから避けやすいだろうけど隙間がほとんどないから無理ゲーでしたね。

 

王子がダウンしたところで振り返るとみんながドン引きしていた。つらい。

 

ブルマなんか、あいつがフリーザの部下だったのも納得だとか言っている。立ち位置的には王子の部下だったんですがそれは……。

 

 

「パセリのペースに乗せられたベジータの負けだね。アイツ相当性格悪いから正面から戦ってちゃ今の2人じゃ勝てないんじゃないかな」

 

「そうですねぇ……。武術はからっきしですけど氣のコントロールだけならこの場にいる誰よりも上手いかもしれないですし」

 

 

褒めるなよー、照れるだろー。……嫌な予感。

 

 

「ちょっと調子に乗り出すかもしれないからウイスとボクで相手をしようか。帰るよ」

 

 

あっ……。

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