夢小説あるあるをぶち壊す短編集を目指す 作:Now Loading
その一
「ウオオオオアアアアーーーーーーッ!!急げぇぇぇ!!!お前(私)の足にかかっているぅぅ!!私が!遅刻するか、しないかが!」
朝、私は遅刻しそうになっていた。初めてだ。…嫌、あれ、私が30分も遅く起きたし、二度寝したからだよね。フハハハハハハ。駄目だ、こりゃぁ!
その時、人とぶつかった。
「ぎょえぇっ!前見たかった!すんませんっす!つか、前見ろ!」
今は人を気にしてる暇があるか!内申に関わる!
私は、極普通の女子中学生で、彼氏も居ます。…これでも、仲良いのよ。彼氏と。後、極普通の家庭で生まれ育った者です。顔も平均的な全て平均的な子でもあります。
「……あの子、……誰だろう、……」
赤髪のあの人は私を思い出すために歩き出したが、思い出せずに終わった。
その二
「君、面白いよね。」
赤司が不気味な笑顔を浮かべて、私を見てくる。
「……マネージャーにならない?」
「あ、すみません。部活はもう入ってるんで。これは、自由ですよね?絶対変えませんし、1回ってか喋ったことあるますっけ?」
「……廊下でぶつかった時……」
「あー、あー、覚えてたら奇跡だろ。……あれ、二日前だぞ……」
と、私はその場を去った。
「まあ、気持ちだけ取っとこう!知らない赤司さん!」
実は何も知らない。赤司という人がバスケ部だという事しか把握していない。
その三
初めまして、私はバスケ部のマネージャーをやっています。
「おい、早く渡せ」
青峰大輝。
「……ああ、ほら、どーぞ。」
さつきに頼まれて、手伝っていたら何か入部してたみたいな。
常に暇だし、家帰ってもゲームすっか。それとも、寝るかだよね。まあ、とりあえず、女らしく無いことしてる。
「……あれ。一つ余る…………誰の?」
周りを見渡してもちゃんと全員、持ってる。
「僕のです。」
背後から声が聞こえた。振り向くと、水色の短髪が立っていた。
「……ん?…………ん?……誰だ、お前は。」
「黒子テツヤです。」
知らねぇぇよっ!
その四
「休憩、よし…これを……」
と、ポケットからお菓子を取り出す。
「それ、お菓子……」
「ああ、これですか。」
「くれんの?」
「私が食べるんですよ」
紫原の前で、美味しそうに食べる。
最終的に紫原がボールを力任せに投げつけてきたので、お菓子は台無しになった。
その五
「ギャア!」
滑った。…こんな泥だらけな所で。
「うわ、汚な!近寄るなよ!」
青峰大輝は、だいぶ良い心を持っているみたいだ。
その六
「痛いのを少し我慢すれば良いのよ…っ……そうすれば、男は……はぁっ……」
「…………大丈夫?人間違えてない?私、美術部だよ?」
「……え、」
「桃井さつきちゃん、あっちの子。どうやったら、間違うの……」
「…悔い改めるわ。」
その七
「おぉん!何なんだーこれはー!」
私が持っている紙切れには、こう書かれていた。
【放課後、屋上に来てください。】
「…めんどくさいし、今、家だから良いや。後でLINEで誤っとこう。」
クシャっ、と紙をぐしゃぐしゃに丸めてゴミ箱へ捨てた。
そういえば、今日友達と帰りに寄ったパフェ美味しかったな。
その八
「いっ、きゃああああ!!!!」
己の手首を切った痛みを叫びに変え、叫ぶがその声はランニング中のサッカー部の声にかき消された。それと、バスケ部は体育館で練習中。
「えっほ!!!!!えっほ!!!!!」
「……保健室、行く?良ければ連れてくよ。…君のやりたい事は、よく分からないから。」
「…………うん。行かせてくれるの?」
「……そうだよ、…落ち着いたら、帰りに寄り道しながら帰ろうか。」
「痛いの、早く行こう。」
「行こうか、後、動機を教えてね。」
その九(緑間はどんな時でも冷静と思っております&ちょっとなって欲しい展開)
「きゃああああ!!!!」
階段を駆け上がる音。大人数だ。
そして、ドアが開けられる。
「こ、これは…」
赤司の目が私へ向けられる。
「……」
何と言ったら良いか、分からないので黙っておく。
「…赤司、やはり皆こう考えるだろう。アイツがやったのでは無いかと。でも、距離と傷の位置から考えて少し可笑しくはないか?」
「……あ、ああ、そうだな。……事情聴取願おうか、…真実しか話さない事を誓え。」
「「……は、はい。」」
あれ、何で、私バスケ部でもこの子にも関わってないのにこんな事なってんの……。
その十
「私、あそこの席が良いです!ちょっと!貴方、変わってよ!」
「…え、席替えを提案した方が良いんじゃ……?」
次の瞬間、サッカー部の男子が立ち上がり叫んだ。
「そ、そうですよねーっ?!スゥエンセー!!」
「あ、良いですね!折角、お友達が増えたのに一定の席にしか座れないなんて駄目ですね!席替えをしましょう!」
いつの間にか、席替えをしていた。さっきの子は、廊下側の後ろの席になった。そのバスケ部とやらは、廊下側の前になった。私は、窓際の一番後ろ。…前の席が彼氏だった事にキュンと来た。
その十一(トリップネタは難しい)
私は、曲を聞きながら信号無視をして、車に轢かれた。
一瞬の出来事だった。全身が痛い。…走馬灯って、あるのかな……早く見たい。
そのまま、私は永遠の眠りについた。
その十二
「私、トリップってのして来たの。」
「……ちょっといいすか?」
黄瀬がおでこに手を置く。
「熱はないみたいっすね。…一応、病院行くっすか?」
「それより、勉強だ。専念しろなのだよ。黄瀬。それに、お前もだ。勉強の気が散る。2度と戯けた事を口にするな。」
「緑間っちは、きっついっすね〜?!」