やる気を無くした第一話集   作:yourphone

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これは、『東方project』の二次創作。

何故か未来の事を知っている霊夢。
見た事ある、しかしなんかおかしい世界でいつも通りに過ごしていく。


デジャブとアンデジャブの東方世界

私は博麗 霊夢。博麗の巫女よ。

 

私にはちょっとした秘密みたいなのがある。

何故か分からないけど、小さい頃から未来の事が分かるっていうか…強い既視感をよく覚えるのよ。

 

ほら、今も

 

「空が赤い霧に包まれてるわね。…んーと、確か黒幕は…」

「霊夢ーーー!」

 

しかし、この記憶?とは全く違う事がチョイチョイあるのよ。

例えば、いましがた空から降りてきた私の親友、霧雨 魔理沙。

魔女の服や飛ぶのに何故か箒を使うのは良いんだけど

 

「これ、異変じゃない?確か、異変解決って巫女の仕事よね?手助けするわよ!」

「要らないわよ」

 

こんなに女々しかったっけ?

まぁ、流石に馴れたけど。

 

「えぇ~~!?」

「要らないのよ」

「二回も言った~!」

「大事な事なので二回言いました。それじゃあね」

「あ、まっ待ってよぉ~」

 

訂正、未だに馴れないわ。

 

~○~○~○~○~○~

 

確か、最初に出逢うのは『宵闇の妖怪』だった筈。

なんだけど、今はお昼。夜に活動するあれは出てこない。

 

「あ、妖精だー」

「よくもまぁ、そんなに呑気で居られるわね。ほら、弾幕撃って来てるわよ?」

「そうみたいね!」

 

私は熟練の技で、動かずとも相手の弾幕に当たらない様になってる。自動追尾(ホーミング)のお陰で相手を見る必要も無いしね。

 

「ふぅ。妖精多かったね!」

「全然。むしろ少ないぐらいよ?」

「え」

 

魔理沙はこんな性格になっちゃってるけど、腕が落ちた訳では無い。

その証拠に、今のところ弾幕を全て避けきってる。

 

「嘘だ~?」

「言ってなさい。痛い目を見るのは私じゃ無いし」

「うぅ…霊夢は何時だって厳しいよぉ」

 

語尾に『ぜ』が付かないと魔理沙って感じがしない。

 

……いや、まぁ、その、前世の記憶だか未来の記憶だか分からないけど、女の子らしい魔理沙とこの記憶の中の『魔理沙』をつい重ねて見てしまう。

今の魔理沙を見ないといけないのは分かるけど、どうしても違和感が付いて回る。

 

しかも、この誰にも言えない悩みは魔理沙に限った事じゃない。

霖之助さん。八雲 紫。……今は亡き先代。

きっと後々会うあのうるさい奴等も、きっと。

 

「……む、霊夢!」

「ん、あ?何?」

「無視するなーーーー!!!」

 

あら、何時の間にか氷精の所にまで来ていたのね。

 

「聞いてなかった。悪いけどもう一度お願い」

「わたしが最強だと!世に知らしめてやる!まず手始めにお前たちを倒してやる!」

「御丁寧にどうも」

 

氷弾が飛んでくる。

 

~○~○~○~○~○~

 

「きゅ~」

「ま、勝って当然よね」

「霊夢、流石ね。…でも、人の話はちゃんと聞いてあげてね?」

「あーうんそれは悪いと思ってるわ」

 

氷精の頭をぽんぽんと叩く。

 

「ご免なさいね」

「むむ、まあ、わたしは寛大だからな。許してやろう」

「はいはい」

 

チルノはなんと言うか……あぁ、カリスマね。うん。

 

「それじゃあね」

「うん!また会おう!その時はわたしが勝つ!」

「私とも遊んでね!じゃあね!」

 

…大妖精は?まあ良いか。

 

 

 

 

「ようやく見えてきたわね」

「霊夢、あれは?」

「紅魔館。吸血鬼の住みかよ」

「きゅ、吸血鬼!?血、血を吸われちゃう!?にんにく!十字架!あとはあとはえーーと」

「落ち着きなさい」 バシッ

「いたっ!」

 

さて、それじゃあさっさと攻略しますか。

紅魔館の前に降り立つ。

 

「と、忘れがちだけどあんたも居るのよねぇ」

「紅魔館へようこそ。わたくし、門番の(ホン) 美鈴(メイリン)と言います」

「あ、御丁寧にどうも。私は霧雨 魔理沙です」

 

魔理沙が箒から降りてお辞儀する。

そこまでする?普通。

 

「お客さま方は事前にアポイントメントを取っていませんね?」

「え、え?」

「そうね。てか、そんぐらい分からないの?覚えてないの?記憶力皆無?」

「念のための確認です」

 

なんか堅苦しいから煽ってみたけどへにもかけない。

私の苦手なタイプね。

 

「お嬢様方に会いたいのならまた明日来てください」

「あ、は、はい。霊夢、それじゃあまた明日」

「馬鹿言わないで魔理沙。……はぁ、馬鹿なの?」

「に、二回も言った!?」

「こういうのはねぇ、どうせ明日来ても中に入れさせてくれないパターンの奴なのよ」

「えぇ!?」

「……普通そうじゃない?だって相手は黒幕よ?わざわざ異変を解決されたい訳無いじゃない」

「そっかぁ…じゃあどうするの?」

「勿論」

 

右手に針、左手にお札。

 

「押し通る」

「やる気ですか?これでも私は強いですよ?」

「余裕よ、よゆー」

 

~○~○~○~○~○~

 

「くっ…まさかここまでとは」

「少し手こずったわね。ま、良いわ。行きましょ魔理沙」

「え、う、うん」

 

後ろで魔理沙が美鈴に何か渡してるけど…ま、それくらいは別に良いかな。私だって鬼じゃない。

紅魔館の中に突入する。

 

「ん、図書館の方に入った?…あのメイドのせいか」

「うわぁ!すごい!本が一杯!」

「げほげほっ。誰…?」

「あ、ちょっと通るわね」

「え」

 

面倒だからスルー。

 

「ちょ、まちなさ、げほっ」

「大丈夫?マスクつける?」

 

うん、魔理沙が対応するし良いでしょ。

図書館を抜け、廊下へ。

 

「にゃあ!」

「ん、猫?って、いや、その……はぁ!?」

 

そこには、猫耳猫尻尾のメイドが……





別にやる気を無くした訳では無いけど、続けるつもりはない。そんな感じ。
因みにレミリアはむっちゃカリスマ。の予定。
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