やる気を無くした第一話集   作:yourphone

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これは、『ゼロの使い魔』の二次創作。


ルイズ・フランソワーズは使い魔を呼ぶ。

「宇宙の何処かに居る私の使い魔よ!」

失敗したかに見えた魔法は、しかし成功した。
だが、呼び出されたのは有り得ない者だった。



私がゲシュタルト崩壊な使い魔

「宇宙の何処かに居る私の使い魔よ! 今ここに現れなさい!」

 

ルイズ・フランソワーズは大きく杖を振った。

しかし、この桃色の髪をした可愛らしい女の子は、魔法を上手く発動できたことが無いのである。

 

当然、爆発。煙が視界を閉ざす。

 

「ど……どうなったの…?」

「げほっごほっ! な、なんなのよ!」

 

煙の中に立つ人影がある。

よく見えないが、確実に居る。その事実に、ルイズは驚喜した。

次の瞬間、煙が晴れ、有り得ない者を見ることとなる。

 

「「・・・え、私?」」

「ル、ルルル、ルイズが二人~~!?」

 

そこに居たのは、もう一人のルイズ(自分)と一人の平民だった。

 

~○~○~○~○~○~

 

「俺は平賀 才人」

「私はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ」

「私もルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ」

 

むぅ……と睨み合う二人。才人は蚊帳の外。

 

もはやこの程度の事では才人は驚かない。良くも悪くも非常識に慣れきっていた。

とはいえ、やはり少しだけ混乱していて、二人に増えたルイズを見ながら

 

(はぁ~、どっちも可愛いなぁ~)

 

惚気(のろ)けながら現実逃避していた。

 

因みに、ルイズたちは使い魔の契約をしていない。

理由は使い魔として呼ばれたのが二人だったからだ。

 

一度に複数の使い魔を呼び出した者は居ないし、複数の使い魔を従えている貴族も居ない。

 

「本当に私なのね」

「それはこっちの台詞よ。何で、何で私の使い魔が自分なのよ……しかもおまけ付き」

「おまけ付きって、おま、俺は平賀 才人っていう立派な名前があるんだよ! 忘れたのかよ!」

 

ルイズに言い返した後にふと思う。

ん? 何かこんなやり取りしたこと有ったな。何時だったか…と悩む。

 

「知らないわよ! サイト? 変な名前ね!」

 

急にうだうだと何か悩み始めた平民はほっといて、ルイズはルイズと改めて向かい合う。

 

「…え、何でそんなに睨んでくるのよ」

「睨んでなんか無いわ」

「睨んでるわよ」

「睨んでない!」

「睨んでる!」

 

不味い雰囲気を感じた才人が、二人の間に割り込む。

 

「まあまあルイズ、喧嘩は止めよう、な?」

「邪魔よ!」

 

あわれ、勇敢な使い魔は後ろに居たルイズに股間を蹴り上げられ、悶絶する。

 

「あ、あああ、あんた! 私のサイトに何してんのよ!」

「はぁ!? たかが平民でしょ!? 私のって……いや、ままま、まさか、あんた」

 

ルイズが顔を青くしてルイズに詰め寄る。

 

「あの平民の事、好きなの?」

「う、そ、それは……うん

 

小さく呟かれた自分自身の言葉に、ルイズは衝撃を受ける。

その衝撃は、まさに筆舌に尽くしがたい物で

 

「え、ちょっと!」

「あ、おい! ルイズ、ルイズ!」

 

ルイズは、気絶した。





才人だけを戻しちゃうとありきたりな『強くなってニューゲーム』だし、ルイズだけを戻しちゃうと投稿者の趣味によってR-18になるので、思いきって二人とも戻す。

他のネタとしては、才人がヤンデレメーカーっていうのを思い付いたけど色々ヤバイので(俺は)却下。
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