とある四葉の心理掌握   作:トサキント

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書いてて思ったけど魔法の設定が難しいです。


3話

皆んなおはようっ☆皆んな大好き操祈ちゃんだゾ☆なんていう冗談はさておき魔法を学び始め三年の月日が流れました。魔法…ちょろかったです。系統魔法のだいたいは可もなく不可もなくといった感じで使いこなすことが出来た。でもまだ習い始めて三年という短い時間しか経っていないのでまだまだ練習をしなければ他の魔法師の人達と同じ練度で魔法を行使する事は難しいといったところだ。しかしだ。四葉の人間が多く発現する特異魔法を俺も持っていたのである。まぁぶっちゃけちゃうと心理掌握<メンタルアウト>だ。因みに他の人は俺が心理掌握が使える事を知らない。っていうか教えない。何故教えないかって?じゃあ想像してほしい。目の前に自分の知らない人間がいます→その人に話しかけられます→返事を返そうと色々考えます→全部相手に筒抜けです。なっ?やばいだろ?やばくないと考える奴はもう少し想像してみようか。俺は今四葉家にいます→四葉家にはやばい情報持ってる奴いっぱいいます→全部俺に知られてます。なっ?この状況で俺の能力が割れてみろ、面倒ごとが押し寄せてくるぞ。そんなのは御免である。だから隠す。しかもやっぱりというかなんというか俺の心理掌握は禁書のほうに寄ってるっぽい。こっちの魔法は想子<サイオン>で直接精神に干渉して行使する魔法であるのに対し心理掌握は水分操作である。つまり人間の脳の血液や分泌液などの量を調整する事により相手の思考を読んだり念話をしたり記憶を改竄したりすることができるのである。ぶっちゃけこっちの魔法より心理掌握の方が利便性が高い。さすが精神関しては何でもできる、まるで十徳ナイフと言われるだけの事はあると関心した。多分俺、人類に対して無敵だと思う。

俺に心理掌握が発現した時に目に☆マークがでて不審がられたけど何とかはぐらかした。

それで三年経ったという事は六才である。そう!小学校へ入学しました。それと達也兄さんが「人造魔法師実験」の被験者にされ、「人工魔法演算領域」を取り付け、普通の魔法が使えるようになる代わりに「妹達に対する親愛」という感情以外の意識領域内の強い情動を全て消失させられてしまった。ここで原作と異なる点は妹は深雪姉さんだけでなく俺がいた事で俺に対しても感情を残した事だろう。そして深雪姉さんのガーディアンについた。俺には違う人がガーディアンになるらしい。それまでは達也兄さんがガーディアンを兼任するという形だ。

 

閑話休題

 

学校では割と普通に過ごしている。が、今更小学校の授業は暇でしかないのである。割とやりごたえがあるのが歴史だけである。俺のいた世界の未来に当たる世界だからそこまで差があるわけでもないが、それでもその未来に当たる部分は未知のものなので退屈凌ぎにはなっている。

すると、自然に、というか当たり前に成績は良くなるわけですっかり優等生ポジについてしまった。

 

「操祈ちゃん、ここ分からないから教えて。」

「いいわょ。どこぉ?」

 

といった感じで頼られている。体に引っ張られて精神が退行してるんじゃないかなと思ってしまうほど馴染んでいる。ちょっとショックである。

 

家では深雪姉さんと魔法の練習である。

因みに俺はCADとリモコンは別である。何故なら心理掌握はCADなしでも使えるし、リモコンは自分が能力を使いやすいようにボタンが多い方がいいからだ。

 

小学生のうちにできる事は多いと俺は思っている。魔法の練習も大切だが、礼儀作法や世界情勢、他の十師族や百家のことも知っておいて損はないだろう。むしろその情報は自分にも関わってくるかもしれないので入念に心理掌握を駆使し調べていった。もちろん心理掌握はばれないように情報を調べさせるために使った人間の記憶は消去してある。心理掌握マジ便利っ☆

 

 

 

そんな感じの生活を続けて深雪姉さんや達也兄さんと仲良くしつつ成長していった。

そして小学生を無事卒業し中学生になった。中学生と言ったらあれだ。沖縄海戦。

 

で、今俺達司波家御一行は沖縄の別荘にいる。うん。帰りたい。でも達也兄さんがここで国防陸軍の人達と接触しなければ原作から限りなく遠のいてしまうと考え今ここにいるのだ。

別荘の中でゆっくりしていると深雪姉さんが現れた。

 

「操祈、海に行きましょう。」

 

突然そんな事を言い出す本人に視線を向けると日焼けどめクリームを片手にこちらへにじり寄って来ていた。

 

「海に行くのはいいけどぉ、日焼けどめは自分で塗るわぁ。」

 

と、少し冷や汗を流しながら日焼けどめを受け取ろうとするもその手は空を切ってしまう。

 

「ふふっ。私も自分で塗ろうとしたんだけど穂波さんにね…。」

 

遠い目をしながら呟いていた。穂波さんは何をしたんだ。と考えていたら目からハイライトが消した深雪姉さんが迫ってくる。これはまずいと背を向け逃げようとするも腕を掴まれすぐに捕まってしまった。

 

「操祈?運動音痴のあなたが私から逃げられるわけないでしょう?」

 

そうなのだ。やはり操祈ボディなのかこの体は運動音痴なのである。

腕を振りほどく事も出来ない貧弱者なので諦めて首だけ振り向くとそこには嬉々として俺の服を脱がしにかかろうとする悪魔がいた。

 

「待ってぇ!自分で塗るっていってるでしょぉ!」

「私だってそうしたかったわ。でも操祈だけ逃れようだなんて許せない。あなたにも私の気持ちを分かってもらいたいの。」

「嫌ャャアア〜!」

 

 

 

「どうしたの?」

穂波が操祈に視線を向け深雪に尋ねる。

そこには魂が抜かれた様な状態の操祈が膝を抱えて座っていた。

 

「穂波さんにされたことと同じことを…。」

 

バツが悪そうに深雪が答える。穂波は「はぁ」と、ため息を吐き操祈に近寄り励ます。

 

「ほら。元気出して海に行きましょう。」

 

深雪も続けて口を開く。

 

「操祈、ごめんなさい。悪ノリが過ぎました。」

 

謝罪する深雪に視線を向け操祈は尋ねる。

 

「もうしない?」

「はい。もうしませんから元気出して下さい。」

 

と深雪が答えると操祈は頷き立ち上がる。

 

「じゃあ、海にいきましょうかぁ☆」

 

そう言って海に行く支度をするのであった。

 

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