問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~ 作:華鳩羽
夢の中。
夢は夢なので、幽体離脱のように浮いている感覚を覚える。
所詮、ただの夢。
夢は夢でしかない。
夢の内容は箱庭に来る前の記憶。
それも嫌な映像ばかり流れてくる、
黒ウサギは、いつまでも寝ている佐伽羅を起こしに言っていた。
フライパンとお玉をもって叩くとねぼすけさんでも起きやすいと聞いたが、それはやらない。
ウサギは耳がいいので倒れてしまうのは確実なのである。
いつもは黒ウサギより早く起きている佐伽羅なのだが、いつまでたっても起きないのを
心配した黒ウサギは起こすことにしたのだ。
「佐伽羅さんを起こすのは初めてですから、最初はゆっくり起こした方がいいでしょうか?」
などと独り言を呟きつつも、佐伽羅の部屋に到着。
鍵はかけていないのでそのまま入ると、
「嫌だ……嫌だ……」
入るなり佐伽羅が寝言を言っていた。
悪夢でも見ているのか、うなされている。
黒ウサギは慌てて駆けつけ、佐伽羅の身体を揺さぶる。
「っ……!」
揺さぶりをかけたお陰か目を開けて上半身を起こす。
「佐伽羅さん大丈夫ですか? かなりうなされてましたけど……?」
黒ウサギは心配そうにそういうと、佐伽羅はいきなり抱きついた。
「えっ!? ちょ、ちょっと!?」
黒ウサギは慌てて離そうとするが強めてくる。
「このままがいいの……しばらくこのままにしてて」
小さな声で佐伽羅が落胆しつつそう言った。
黒ウサギは、それを聞いて、
数分後、ようやく黒ウサギに抱きついていた佐伽羅は腕を離して、
「ごめんね。嫌な夢を見ちゃって……ここに来る前の夢……あんまり見たくない夢だから
怖いんだよね……」
「そうだったんですか……。話せば楽になれますし、悩み相談ならいつでも受け付けますよ!」
黒ウサギは佐伽羅を励まそうと、そう言った。
佐伽羅はそれを見てから
「そっか……ありがとう」
微笑みながらそう言った。
黒ウサギは佐伽羅を連れてリビングに戻ると、雨本が若干イラついていた。
「だからさぁ……カレーはお好みに任せるっといっただろう?」
「じゃがのう……福神漬けは少ないのはどうかの……」
「だから! 福神漬けは、好きに入れていいと言ってるだろ!!」
カレーライスについてくる福神漬けについて何故かいる白夜叉ともめていた。
白夜叉は、漬物が大好きな人なのである。
「ぬう!? そうなのか!!」
白夜叉は目をキラキラさせながら、テーブルに置かれていた福神漬けを大量に入れたので
あった。
白夜叉は漬物好き設定でいっています。
気にすんな……