問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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『もしも』シリーズをやります。
原作を読み直しするための時間稼ぎです。
今回は
『もしも、佐伽羅達が最初から一個体であり佐伽羅と雨本と羽村とは全く赤の他人で、
 十六夜と同じ時期に箱庭にいたら』の話です。
興味がある方はそのまま見ていて構いません。
興味がない方は、お気に入りを削除しても構いません。

基本、三人称形式だったり一人称形式でお送りします。
佐伽羅視点だったりするので、そこは『文化の違い』を読み返すとわかりやすいです。


番外編だから
超番外編『もしも』シリーズその1


「古代の子がこんな所にいるなんて……」

 

サングラスをかけた男性に捕まってから二十四年が経過した。

あれから、どこかの場所に連れて行かれ、見たこともない建物といっても、今は

ビルやら施設など今は分かるが、連れてこられた当初は、見たこともないものに目眩を

覚えていた。

そのサングラスをかけた男性が言うには、

佐伽羅の母親らしき人は、母親ではなく、全くの赤の他人だったということだ。

それを聞いてショックを受けるかと心配されたようだが、

 

「そう………」

 

それだけで納得した。

 

さらにその男性は続けた。

その母親らしき人の話によると、佐伽羅を拾ったのは十年前だということ、

当時は赤ん坊であった佐伽羅はダンボールの中に入れられ、毛布に包まれて手紙付きで

公園に置いてあったそうだ。

その手紙の内容は男性でも驚愕した真実が書かれてあった。

 

『6月7日に生まれてきた子供だそうです。だそうですというのは、私たちが

 見つけた当初、古ぼけていた紙にそう書かれてありました。私たちはそれを受け止め、

 14年ばかし、育てましたが、世間が成長しない赤ん坊がいるという声に耐え切れずに

 なったからです。もし拾ってくださるのなら、世間帯が気にしない環境で育ててください』

 

といった内容であった。

 

その真実を知ったその女性は、佐伽羅と一緒に十年間洞窟に住み着いたと話した。

成長をするように注射を打ち続け、これ以上は成長させては駄目だと思い、注射をやめて

そのまま成長するのを願うしかなかった。

それまで施設で二十年間住み続けたある日、佐伽羅のところに何処から入ってきたのか

一通の手紙が舞い降りた。

 

これを開けたら自分は此処には戻ってこないと確信した佐伽羅は、様子を見に来た研究者に

 

「この手紙を開けたら多分戻ってこないと思うんだよね。だから、苦しまなくていいです」

 

そういうと、研究者は顔を傾げてからしばらくして、にっこりと微笑んで

 

「いってらっしゃい」

 

とだけ言った。

 

佐伽羅も微笑みながら

 

「いってきます」

 

そう言って手紙を開けてから数秒後、佐伽羅は上空から身を投げ出していることに気づいた。

 

「うん。やっぱり合ってたみたい」

 

彼女の周りを見ると、ヤンキー、猫女、お嬢様、クール、不思議がいることに気づいた。

 

「こりゃあ面白いね!」

 

佐伽羅はそういうと同時に、六つの水柱が出た。

どうやら湖に放り投げらたらしい。

 

佐伽羅が湖に上がると、ヤンキーとお嬢様は放り投げられたことに文句を言っていた。

それを見て呆れるクールと面白がっている不思議。

佐伽羅は改めてこの世界が異世界だと実感した。




原作を読み直し中なため、番外編をお送りすることにします。
「もうオリジナルの話なんて飽きたぜ」
という方は、ごめんなさい。
「別にオリジナルでも構わないぜ」
という方は『もしも』シリーズにお付き合いくださいです
ちなみに、ヤンキー=十六夜。猫女=耀と三毛猫。お嬢様=飛鳥。クール=雨本。不思議=羽村。
になります。
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