問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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森の掃除

「ジン坊っちゃーン! 新しい方を連れてきましたよー!」

 

黒ウサギはジンと呼ばれる少年に手をブンブンふる黒ウサギ。

それに気づいたジンは黒ウサギの所に駆け寄り。

 

「お帰り、黒ウサギ。そちらの四人様が?」

 

「はいな、こちらの六名様が……………」

 

笑顔でくるりと振り返りカチンと固まる黒ウサギは汗をだらだら流しながら

 

「…………え、あれ? もう二人いませんでしたっけ? ちょっと目つき悪くて、かなり口悪くて、

 全身から〝俺問題児!〟ってオーラを放っている殿方と全体的に生真面目に見えて実際は、

 子供っぽい印象を持たせる方が」

 

「ああ、十六夜くんと累さんのこと? 十六夜くんは〝ちょっと世界の果てを見てくるぜ!〟と

 言って駆け出して行ったわ。累さんは様子がきになるからついていったわよ。あっちの方に」

 

飛鳥が指をさすのは上空から見えた断崖絶壁。

黒ウサギは呆然としながらもウサ耳を逆立てて問いただすことに

 

「な、なんで止めてくれなかったんですか!」

 

「〝止めるなよ〟と言われたもの」

 

「ならどうして黒ウサギに教えてくれなかったのですか!?」

 

「〝黒ウサギはいうなよ〟と言われたから」

 

「〝黒ウサギによろしく言っといて〟って言われたからねぇ~」

 

「〝黒ウサギ苦労〟とも」

 

「嘘です、絶対嘘です! 実は面倒くさかっただけでしょう四人様!」

 

「「「「うん」」」」

 

ガクリと前のめりに倒れる黒ウサギなのであった。

一方十六夜を追いかけていた佐伽羅は道に迷った。

 

「あっちゃー……道に迷ったなぁ……」

 

『人だ』『人が来たぞ!?』『兎じゃないのか』

 

ん? なんだこのざわめき結構うるさいなぁ……。

 

『君にゲームを挑む。力か、知恵か、勇気かそれは君の自由だ』

 

「おぉう? 挑まれるなら挑んでやるよ!」

 

異世界は楽しい。

そういう気持ちで私は挑戦とやらを挑む!

 

『森の奥に住む輩を退治してくれるかな』

 

「森の奥に住む輩って……盗賊?」

 

『取りあえず退治を』『頼む』『ぜよ』

 

「……わかったよ」

 

取りあえず行ってみることに。

退治っていうぐらいだから迷惑しているに決まっている。

取りあえず奥に進む。

すれ違いに黒ウサギが来たのはそれから二分後のことである。

 

森の守護霊っぽい人(?)に挑まれた佐伽羅は森の奥深くに進むとゴミがあった。

 

「ん!? もしかしてこれのことかな? 確かにこれは困るわけだわ」

 

『これ……退治を』

 

というからあっているようだ。

 

「退治というより掃除?」

 

『奥に盗賊がいる。その輩も退治をして欲しい。成功したら君の望むものをやろう』

 

「了解! よし! 掃除+退治をしますか!」

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