問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

109 / 190
森の掃除2

森の番人(?)に頼まれ、森の奥にあった粗大ゴミとその奥に潜む盗賊を追い出すように頼まれ、

粗大ゴミはすぐに発見したけど、盗賊っぽいものが見つからずにいる。

仕方ない……

佐伽羅は上着のポケットから小さな笛を取り出し、思いっきり鳴らしてみた。

 

ドサドサドサッ

 

三人の男性っぽい人が木の上から落ちてきた。

そのうちの二人は失神している。

 

「っぅ! 何すんだよ!」

 

失神していない男性は耳を抑えながら佐伽羅に怒鳴り声をぶつけた。

 

「え? だってポイ捨てしているからさ」

 

当たり前のように返す佐伽羅に男性は深い溜息を着いた。

 

「まぁいい……俺達を追い出しに来たのか? いいぜ……ここは居心地よかったし悪くなかった。

 追い出すなら好きなように追い出してくれても……「そんなことはしないよ」 そうか……?

 今なんと?」

 

自傷気味になる男性の言葉を遮るように佐伽羅が言ったため、一瞬耳を疑った男性は聞き返した。

 

「そんなことはしないよ。コミュニティってのに入ってる?」

 

「唐突だな……。俺ら三人はコミュニティに入ってはいねえよ無所属だ」

 

「何の話してんだよ……」

 

「おいてけぼりはいけないと思いますです」

 

失神していた二人はいつの間にか起きていて話に割り込んできた。

 

「黒ウサギがいる〝ノーネーム〟に入らないかなぁっと思って言っているけど、どうなの?」

 

「「「………入ります。いや……はいらさせてください!!」」」

 

佐伽羅がいうと同時に三人は一斉に土下座をした。

それをみた佐伽羅はにっこりと笑い

 

「うん! よろしくね。あたしは佐伽羅累」

 

「俺はポべーだ。隣にいるのはタトスとヒュノスだ」

 

「よろしくポベー達。さぁってと、粗大ゴミの掃除するから手伝って」

 

「「「了解」」」

 

二分後

 

「うはー! 終わったねー! ねーこれでいい?」

 

『……すごいな……』

 

森の番人(?)は関心して

 

『約束は約束だ。君にこれをやろう』

 

と言って目の前にポンっと現れたのは、小さな精霊である。

 

『この子はグノーメだ。四大精霊でもある』

 

「ありがとうございます」

 

取りあえず四人と一匹(?)は森を出た後黒ウサギの所に向かうことになった。

 

 

佐伽羅が黒ウサギたちがいるオープンカフェに到着すると、飛鳥と耀とダボダボ少年と雨本と羽村が黒ウサギに怒られていた。

 

「ただいまー!」

 

「あ、お帰りなさいって……何処に言ってたんですか!!」

 

黒ウサギはハリセンを取り出そうとするが、佐伽羅に呆気なく取られる。

 

「十六夜くん探してたら道に迷いまして、森の番人(?)に何か挑めーっていうから挑んで上げて

 森を荒らしていた盗賊たちを仲間になったんだよ」

 

佐伽羅はニヤニヤしながらそう答えた。

 




ポベー達の名前はギリシャ神話に登場する神々からとってます。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。