問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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欲しいものは全ていただく!

音波攻撃を浴びせられた猛獣たちは触ってくる佐伽羅と雨本と羽村に抵抗することなく

触られ続け、白夜叉と黒ウサギとグノーメと三毛猫と耀が復活する頃には、なつかれていた。

 

「……どういうことじゃ?」

 

その光景に唖然となる白夜叉。

 

「見たまんまだよぉ~? 勝ったんだしこれでいいでしょぉ?」

 

羽村は一番なついているギガース(巨人)の頭を撫でながら不気味な笑みを白夜叉に見せつつ

そういった。

 

「……まぁいいじゃろ。なら「その代わり懐いている猛獣たちをもらうね?」……は?」

 

白夜叉はまた唖然とした声を割って入ってきた佐伽羅に向けてそういった。

 

「だってさ。懐いているし」

 

「もらうしかないだろ」

 

「離れるとぉ泣くかもしれないしぃ?」

 

息ピッタシである。

 

「お前ら本当に三つ子じゃないよな?」

 

「「「あたりまえ(だよ)(だ)(だよぉ)」」」

 

十六夜の質問に三人は同時に返す。

 

「……何匹……なつかれているんじゃ?」

 

白夜叉は若干顔を引き()りながらそういうと

 

「見たまんまだよ?」

 

佐伽羅は両手を広げながらそういう。

 

佐伽羅には、クロウ・クルワッハ(ドラゴン)とサンダーバードとスコル(幻獣)の三匹

雨本には、リントヴルムとタラスク(ドラゴン)とチョンチョン(魔物)三匹

羽村には、ギガースとグレンデル(巨人)とバイコーンとバジリスクとレモラ(幻獣)の五匹

懐いていた。

他の猛獣たちはその三人のなついていは居ないが周りにいるという状況である。

 

「…………えぇ……」

 

黒ウサギは唖然としたままツッコミすら出来ていないようだし、耀と飛鳥は言葉すら出ていない。

十六夜に至っては思考停止している。

 

白夜叉はその三人の異常を痛感させられた。

 

「わかった……やる。やるから……熱い視線を送らないでくれ……」

 

白夜叉は三人による無言の熱い視線に断念させられた。

その言葉に三人はハイタッチを交わした。

 

 

「……さて、改めて君らに〝ギフト〟を贈ろうかの」

 

白夜叉はそう言って柏手を打つと六人の目の前に光るカードが現れた。

 

 

コバルトブルーのカードに逆廻十六夜・ギフトネーム〝正体不明(コードアンノウン)

 

ワインレッドのカードに久藤飛鳥・ギフトネーム〝威光〟

 

パールエメラルドのカードに春日部耀・ギフトネーム〝生命の目録(ゲノム・ツリー)〟〝ノーフォーマー〟

 

セルリアンブルーのカードに佐伽羅累・ギフトネーム〝六系神国家〟〝無限能力(エンドレス)

 

オリアンタルブルーのカードに雨本三月・ギフトネーム〝無限大能力〟〝オールドクラウン〟

 

ミッドナイトブルーのカードに羽村ちがい・ギフトネーム〝エマージェンシーモード〟〝逆光〟

 

それぞれの名とギフトが記されたカードを受け取る。

黒ウサギは驚いて、尚且つ興奮しながら六人のギフトカードを覗きんでから

 

「ギフトカード!」

 

「お中元?」

 

「お歳暮?」

 

「お年玉?」

 

「キャッシュカード?」

 

「クレジットカード?」

 

「ブラックカード?」

 

「ち、違います! というか前半御三人様はいいのですが後半御三人様は一体なんでございま

 しょうかね!? カードだけあっているだけで前半違うってどういうことですか!!?」

 

黒ウサギはハリセンを取り出して十六夜を順に叩こうとするが、佐伽羅と雨本と羽村は

簡単に避けられた上に懐いていた猛獣たちに叩かれている。

 

「痛いでございますよ!?」

 

ギフトカードの説明をするのに、それから三十分も時間を消費したなのはいうまでもない。




佐伽羅たちがもらった猛獣たちは検索すれば出てきます。
探すのが面倒だった。

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