問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~ 作:華鳩羽
佐伽羅はペテン師(仮)と一緒に猛獣たちの餌を買いに出かけた。
その間、ペテン師(仮)は何かと契約させようとするので脅しを掛けて喋らないようにさせた。
ぬいぐるみの振りでもしてろ。喋らなければ、愛嬌はあるし。
「えっと……ニンジン、キャットフード。キャベツに白菜……しいたけにあとはノーネームの
食材もろもろかあ……」
猛獣たちの餌を買うついでにほかのも買ってくれと黒ウサギから頼まれたため渡されたメモを
見ながら佐伽羅はそう呟いた。
(まぁいいや……一気に済ませよう)
面倒なのは嫌だか早く終わらせたほうがいいに決まっている。
佐伽羅はそう思いながらもペテン師(仮)を連れて何処かへと走っていた。
十六夜率いる男子チーム。
「ぐへぇ……こいつ身長高い。巨人用、ドラゴン用、その他で分けるか?」
身長を見ただけで測った雨本は少しだるそうにそう言った。
「そうだな。ノーネームの本拠地より大きいから作るのが……ってもう作ったのかよ」
十六夜が雨本の質問に答えると同時にもう作っていた。
手先が不器用な癖に作るのは一瞬である。
「今のは独り言だ」
「独り言で疑問形に問いかけるなよ。紛らわしいな……ん? これって結構でっかいが
横幅が広いな」
十六夜はやたらでかい小屋を見上げながらそういうと
「ああ……それは、巨人が横になったときに入るように広くして、座りやすいようにしている
んだ。あれでもまだ完成してないから組み立てるぞ」
「あ?」
雨本は裏に回ったので十六夜も付いていくと
「うっわ。骨組みじゃねえか」
「最初から綺麗にできるか! 不器用なんだよ」
骨組み。
真上からわかるように骨組みでできており入口だけ完成させていただけのようだ。
「巨人のやつらにも手伝わせてやるか…………」
雨本はそういいながら作業に移った。
飛鳥が率いる女子チームは名前プレートに猛獣たちの名前を手書きで書いていた。
「ちがいさんがいて助かったわ。猛獣たちの名前わからないから困ってたのよね」
飛鳥は名前プレートに巨人の名前を書く。
「言っている言葉すらわからないですからすごく助かっちゃいますよ!」
黒ウサギは体を揺らしながら嬉しそうに名前を書いてからそういった。
「仲良くなりたい……」
耀も見たことない猛獣たちと仲良くなりたいのか少しわくわくしている。
「んー人を悪魔系はぁ避けてねぇ?」
一応羽村は注意するようにいう。
「三月はどうやって悪魔系の猛獣とお友達になれたか知りたわね」
飛鳥は疑問に感じながらも手を動かした。
本当にどうやったんでしょうね?
雨本が悪魔系にどうやって懐いたかは、またの次回