問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~ 作:華鳩羽
佐伽羅が買い物から帰ってくると既に完成させている猛獣たちの小屋に飛鳥たちが名前プレートを
つけていた。
太陽はもう沈み始めていたため作業を中断したところで
「おかえりなさい! 累さん!」
黒ウサギはいち早く気づき、笑顔でそういった。
「ただいまー。餌と食材買ってきたけど、これであってるか確認してくれるかな?」
「はい!」
買い物袋を黒ウサギに渡してから猛獣たちの改めて部屋をみた。
「へー。ほー。ふーん」
とりあえず一通り見てから佐伽羅はそういった。
味のない感想である。
「お? 帰ってたのか佐伽羅? どうだ! 男子チームの傑作品は!」
そこへ十六夜が来て手を腰に当ててドヤ顔でそういった。
「うん。すごいね」
「素っ気ねぇ!!」
すごい感想を聞きたかったのか、ツッコミが帰ってきた。
「すっごい感想聞かれても……ねぇ?」
「っち」
舌打ちされた。
とりあえず寝たい佐伽羅はそそくさ部屋に戻ってベッドにダイブする前に
「ペテン師。気分はどうだい?」
《もういいよ。ペテン師で……》
諦めた。
今日からお前はペテン師だ。おめでとう。
「んで、気分はどう?」
《怖いぐらい居心地がいいよ!!》
いきなりキレルペテン師
《僕はさぁ、ただ契約して魔法少女にしてウッハウハの夢見てたのにさ!!
ここに来てからは居心地良すぎて契約どころじゃないよ!!》
「そりゃあよかった」
《もともとお前のせいじゃ!!》
ペテン師はこのキャラで行くつもりなのかツッコミをしている。
《うがー! 許さへんで! お前だけでも》
「……」
《すみません。もうしないです。だから無言で笛を構えるのはやめてください》
脅し用になった笛。
これでいくらでもペテン師を落とせるぜ!
「佐伽羅の奴。独り言してやがるが、おかしくなったのか?」
ドア越しで様子を見に来た十六夜は、ペテン師が見えていないようだ。
見えてないからおかしい人になったんだよ。うん
「やあ、十六夜くん。用があるならノックをして欲しいね?」
いつの間にか十六夜のとなりにいた佐伽羅の問いかけに体が跳ね上がった。
「うおっ!? いつの間に!?」
「さっきからー。すごいだろー。あれは分身なんだぜ!」
「俺の真似をしてないか!?」
「ああ!」
十六夜の真似をする佐伽羅。
十六夜数歩後ずさりしてから逃げてしまった。
「うっははは。勇気ないやつー!」
《君が楽しそうでなによりだよ》
ペテン師はそういう。
このあとペテン師とサッカーをしました
しかしペテン師はボール。
《わけがわからないよ!?》