問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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縛られた

天気雨

箱庭に住んでいる住人は佐伽羅による突発的な行動を気にしながら生活しないといけない

ハメになった。

可哀想に。

そのため、佐伽羅が機嫌が悪いとすぐに雷を落とすぐらいの勢いで暴れまわるし、

街はめちゃくちゃになるし、機嫌が良くなければそれだけ被害が壮大してしまう。

というわけだ。

 

「神様みたいね」

 

飛鳥はそんなことを呟きながら紅茶を飲む。

 

現在、黒ウサギと飛鳥はいつもの喫茶店でお茶会を開いていた。

黒ウサギの説明に飛鳥は小さく頷きながらの返答である。

 

「累さんの機嫌を伺いながらの商売。彼女が気に入ったものは繁盛するし、気に入らなかったものは

 繁盛しないなんて、神様みたいじゃない」

 

外は雨。飛鳥の言葉で更に雨足が強くなる。

 

 

「誰だ!? 佐伽羅さんの機嫌を損ねたやつは!!」

 

 

店の外で誰かがそう叫んでいる。

 

「佐伽羅さんが言うには、『ギフトの勉強』らしいですよ? 使い慣れていないからとかが理由で

 そしたらいつの間にか神様扱いになったらしいですよ?」

 

黒ウサギはそう言いながらサンドイッチを一口食べる。

 

「偶然が重なった。というわけね」

 

飛鳥は呆れるようにそういった。

 

 

佐伽羅は雲の上空で昼寝をしていた。

ついでにいうと、雨本と羽村もいる。

 

「ギフトの練習って周りに迷惑かけるものなのかよ」

 

「新しいギフトを手に入れたいってのが理由らしいけどねぇ~」

 

雨本の独り言にさりげなくツッコミを入れる羽村。

 

「おかしな話だな……といっても、俺も練習したわけだし。人のこと言えないな」

 

ちなみに雨足が強くなったのは、雨本の練習で強くなったのである。

 

「どうせ来週から大雨らしいしぃ、そのままずっと雨でもいいとおもうけどなぁ?」

 

箱庭の天気は佐伽羅たちが来てから変わりやすくなっている。

というか天気変わるのか疑問なんだが。

 

「羽村のエマージェンシーモードでも発動さえすればいいのにな」

 

雨本は毒つくようにいう。

 

「残念だねぇ? 無自覚じゃないと発動市内らしいからぁ、練習すればぁなんとかなると

 思うんだけどねぇ?」

 

そんなのお構いなしに不敵に笑う羽村。

雨本は小さくため息をついてから

 

「まぁいいか。ちょっと十六夜と勝負しないといけないしそろそろ……?」

 

雨本は佐伽羅から離れようとするが、動きが止まった。

 

「どぉしたのぉ?」

 

羽村は不思議そうにそう聞くと

 

「……いやなんでもない」

 

再び雨本は地上へ降りた。

と思ったが再び何故か上空から戻ってきた。

 

「ん? どうなってるのぉ?」

 

それをみた羽村さえ疑問に思っている。

 

「俺も知らねえよ」

 

雨本は訳が分からずに返した。




ん? 急展開すぎて意味がわからないって?
ごめんよ。うちも解らん
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