問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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勝負明け暮れ

佐伽羅が昼寝から覚めると自分が浮いていたことすら忘れそうになるぐらい寝ぼけていた。

身体を起こして、しばらくぼーっとしながら数分間後。

背伸びをしてから

 

「あれ? 雨本は?」

 

周りには羽村しかいないことに気づき佐伽羅は、そう聞くと

 

「十六夜くんとの勝負があるらしくぅ、ノーネームに戻ったよぉ?」

 

羽村は面白そうにいう。

 

「なにそれ!! 面白そう!」

 

「もう終わったけどぉねぇ」

 

「なにそれ、つまんない」

 

目を一瞬だけ輝かせた佐伽羅だが、終わったという言葉を聞いた瞬間、輝きが消えた。

 

「まぁいいや、白夜叉の所に寄ろうかな……」

 

「それならぁ、わたしも行くよぉ~」

 

羽村は猛獣を手に入れた時から、佐伽羅の周りをうろつくようになっていた。

羽村いわく「面白いから」だそうである。

 

その頃白夜叉はそわそわしていた。

 

「むぅ……。っ! いかんいかん! 撫でられて思い出したわけじゃない……そ……そのだなー」

 

独り言をぶつぶつ言いつつそわそわしている。

 

「いらっしゃいませ……。あ、佐伽羅さんと羽村さん! 来てくれたんですね!」

 

「! 来たのか!?」

 

白夜叉はさらにそわそわしつつ部屋を急に掃除し始めた。

 

「白夜叉いる? 暇だから遊びに来たんだけど……」

 

「奥の部屋にいますよ」

 

「はーい!」

 

佐伽羅は奥の部屋に入り羽村は女性店員と談笑をするため別れることに。

白夜叉は佐伽羅がここに来るのかと若干ヒヤヒヤしていた。

 

「遊びにきたよー白夜叉!!」

 

「お、おう! いらっしゃ……ふにゃぁ」

 

佐伽羅が白夜叉の部屋に入るやいなや頭を撫でた。

 

「! じゃ、じゃなくてのう! 今日はなんのようじゃ?」

 

我に帰った白夜叉は一歩だけ後ろにさがった後そう言った。

 

「暇だから遊びにきたのである!」

 

「そうか!」

 

そのやりとりは外でも聞こえてきたのはいうまでもない。

 

 

黒ウサギは掃除をするために、掃除用具を用意した。

 

「よーし! ここを綺麗にするのですよ!」

 

「「「おー!!」」」

 

子供たちも張り切っている。

泥と泥水で汚くなった廊下を掃除する黒ウサギと子供達による掃除の始まりである。

 

「それが終わった人から黒ウサギに報告して、佐伽羅さんがお菓子を買って帰るそうなので

 広場に集まってくださいねー」

 

「「「はーい!」」」

 

黒ウサギの言葉を聞いてさらに張り切る子供達なのである。

 

 

佐伽羅が目覚める二時間前。

十六夜と雨本は勝負をしていた。

 

「おい……まだ本気だしてねえな!」

 

十六夜は若干キレ気味にそういう。

 

「本気で戦えるならな!」

 

挑発する雨本

 

「なめんじゃねえ!!!」

 

結果はどうなったかはご想像におまかせ




一昨日の分。
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