問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~ 作:華鳩羽
白夜叉と十分に遊んだ佐伽羅は、黒ウサギから買い物を頼まれたことを思い出して
商店街に向かうことになった。
付き添いは、サンダーバード。
《あのー……私が付き添いで良かったのでしょうか? 別に、羽村さんでもよかったとは、思い
ますけど……》
遠慮気味になるサンダーバードは、身体をくねくねさせながらそういう。
「《大丈夫だよー。羽村は、白夜叉をいじっているから忙しいし、頼まれたのは私だけだから。
でも、結構な人数がいるしお菓子も大量にいるから付き添いにお願いしただけだよ?》」
《そ、そうなんですか。なら……選んで頂きありがとうございます》
「《どういたしましてー》」
お金はどこから入ってくるかというと、漬物とギフトゲームがほとんどである。
ギフトゲームでのお金は、ノーネームに回し、漬物は買い物のために。
という決まりがいつの間にか決定されていたらしい。
なので、お菓子は漬物による代金なのである。
そんなこんなで、お菓子が売ってある店に到着。
「はい……いらっしゃいませー」
面倒くさそうにそういう店員。
「冬夜さん!! 面倒なのはわかりますがもう一回お願いする」
「だから心読むな!!」
面倒くさそうな店員に似ているひとがもうひとり現れた。
(双子? ……んーでも、顔の形状と肌の脂質、目の色と瞳孔の大きさが違う……別人か)
佐伽羅はそんなことを考えていた。
「……じゃあ、いらっしゃいませー」
「じゃあってなんだよ……。すみませんね。こいつ面倒くさがり屋なんで」
「別にかまわないですよー。そういう人みたことありますしー」
「マジ!? 誰! 俺!?」
興奮する面倒くさがりの店員。
(えーっと、面白いことには、突っかかるタイプっと)
佐伽羅はそんなことを考えつつ
「どうでしょう?」
はぐらかすようにそういった。
「だー!! 気になるなぁ~。まぁいいか、それよりそいつサンダーバード? カッケーな!」
「商売をしてくれ!!」
真面目店員は面倒くさがり店員にツッコミをする。
パシーンといい音が店内に響いた。
「まぁいいや。暇だからいつでも遊びにこいよ!」
「そうするよ」
意気投合した二人。
恐ろしいですねー。
サンダーバードは一部始終を見ていたがわけがわからないという顔をしていた。
《自由きままですね……》
「《君のご主人様はすごいな》」
《!?》
いきなり割り込んできた真面目店員に驚くサンダーバード
「《ん? 珍しいのか?》」
《……いえ、佐伽羅さんと羽村さんと雨本さん以外に私と会話可能なのは初めてなので、驚いた
だけです》
「お客様ー。サンダーバード預かってもいいですか?」
真面目店員はそういうと
「OKだよー」
「《というわけで、奥で話し合おうぜ?》」
《は、はぁ……》
うっさんくさいやつに絡まれたと思ったサンダーバードなのであった。
特別ゲストの小澄冬夜と春夜です。
同じ作品だし、特別にということでだします。