問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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同士

佐伽羅は様々なお菓子を見て回りながら、さっきまで面倒くさがっていた店員の話に

相槌を打っていた。

 

「それでだな……、あ、これを試食するなら向こうにある試食コーナーがあるから試してみると

 いいぜ!」

 

「あ、そうなんだ。ありがとー」

 

お客様に対する丁寧な言葉遣いすら面倒くさがる店員に佐伽羅は、どうでも良さそうに相槌しながら

お菓子を選んでいく。

 

サンダーバードは、丁寧な方の店員の案内のもと外に出てから店の屋根の上で話し合うことなった。

 

《お話ってなんでしょうか? できれば手短にお願いしたいのですけど》

 

サンダーバードは咎めるようにそういった。

妙なやつに絡まれてそれに言葉まで分かる。

佐伽羅、羽村、雨本意外にもいるのは驚きだが、彼女、彼達が最初にしてきたことは頭を撫でる

ことだったし、音波で攻撃されて攻撃したかったが、反抗すら許されないほどの綺麗な撫で方を

してくる。

サンダーバードは不機嫌そうな目で丁寧な店員をみた。

 

「《そう固くなるなよ。別に争いにきたわけじゃないしさ》」

 

《私は佐伽羅様のような人外をご存知ないので、警戒しますよ。それにしても似てますね

 面倒くさがりの店員と貴方。佐伽羅様は一目見て違うと認識したみたいですけど》

 

サンダーバードは誇るようにそういった。

 

「《ふ、羨ましいな。それで君のご主人様の名前はなんて言うんだ?》」

 

《佐伽羅累……ですよ》

 

 

「佐伽羅累? どっかで聞いた名前だな?」

 

面倒くさがりの店員は首をかしげながらそういった。

 

「そういえばテレビで不老不死の少女がいるとか聞いたことがあるけど、それと似てるよな?」

 

「あー……多分それだよ。不老不死かどうかしらないけど……」

 

「マジか! はーん? 本物、すっげー! あ、俺は小澄冬夜よろしくな!」

 

面倒くさがりの店員小澄冬夜はニッコリと笑いながら手を差し伸べた。

佐伽羅は驚きながら

 

「気味がらないの? だって……不老不死なんだよ? 何十年も生きているのに?」

 

佐伽羅は普通に接してくれる人を目の前で見るのが初めてだった。

飛鳥や耀や十六夜やノーネームにいる子供や今まであった人たちは距離を置くか、接してくれよう

ともしなかった。

真実をしって接する人物なんていないのを佐伽羅は知っている。

でも、彼は違う。

 

「? どう気味が悪いと思うんだよ? まぁ俺も普通じゃないんだ。だから似たモノ同士

 仲良くって意味だ」

 

「似たモノ……? もしかして、冬夜に似ているけど違う人?」

 

「春夜のことか? まぁな。お前も似ている奴いるんだろ?」

 

冬夜は不思議そうに首をかしげた。

佐伽羅は思わず驚いて

 

「まぁね」

 

すこし笑いながらそう答えた




偶数日更新ようやく
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