問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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疲れ

佐伽羅は、同世代の子とあんまり話そうとしなかったが、冬夜なら話せると思い信じていた。

 

「まぁ、そんなに警戒するなら様子見の友達ってやつにも……あ、久々に長ゼリフ」

 

長ゼリフをそんなに喋ったことがないのか、と思う佐伽羅だが思わず笑って

 

「君には似たような匂いもするし、友達になってあげるよ!」

 

佐伽羅はそう言って、手を握った。

握り返した冬夜は目がキラキラになって

 

「よっしゃ! よろしくな! 佐伽羅。 俺はお菓子屋で交代で働いているからいつでもこいよ!」

 

「うん。ありがとう」

 

店を出ると太陽が傾いていた。

 

「《サンダーバード。帰るよー》」

 

《あ、はい》

 

佐伽羅は冬夜と真面目の店員に手を降って〝ノーネーム〟に帰っていた。

見送った冬夜と真面目店員は

 

「帰りの時だけすっげー元気そうだったな」

 

「まぁ、友達になれたからだな」

 

冬夜は微笑みながらそういった。

 

 

佐伽羅とサンダーバードが〝ノーネーム〟に帰って、子供たちがいる部屋の扉を開けると

 

「「「おかえりなさい!!」」」

 

元気があってよろしい。

声を揃えてそういった。

 

「累さん、サンーバードさんお帰りなさいませ! お菓子が待ちきれないのですよ!」

 

「んじゃあ、一斉にばら撒いちゃいうねー」

 

佐伽羅は指を鳴らすと買ったお菓子が降ってきた。

 

「久々にみたのです……」

 

黒ウサギはまだこの状況に慣れていないようだ。

 

「いいお店だったからね~。おすすめの奴はだいたい買っていたら多くなってね」

 

佐伽羅は嬉しそうにそう言って、

 

「じゃあ、青ウサギ。ちょっと眠いから部屋で寝てるねー」

 

「あ、はい! って、黒ウサギです!!」

 

そんな事を気にせず佐伽羅は部屋に行ってベッドにダイブ

 

「お疲れのようだねぇ?」

 

羽村はいつものようにノックなしに入って来てそういった。

 

「いろんな意味でねー。さっさと寝たいし先に寝るね」

 

佐伽羅はそういうと、すぐに寝息を立てる。

寝付きがいいので、どこでも自由に寝れる。

それが佐伽羅の特技なのである。

 

すぐに寝てしまった相楽を見て羽村は、優しく頭を撫でてから

 

「わたしや、雨本が支えるから無理しないでよねぇ……」

 

小声でそう呟いてから立ち上がってゆっくりと扉を閉めた。

 

「あ、羽村さん! 佐伽羅さんは寝ちゃいましたか?」

 

ちょうどその時黒ウサギが両手にお菓子を持ってそう聞いた。

 

「うん。ここんとこ仮眠程度にしか寝てなかったからねぇ~。予測だと四日ぐらいは寝ると

 思うよぉ?」

 

「そうですか……じゃあこれどうしましょう」

 

「バックの中に入れておけば勝手に食べると思うよぉ?」

 

羽村は黒ウサギが両手に持っていたお菓子をバックの中に入れるよう促し、

黒ウサギは、お菓子を羽村のバックに入れた。

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