問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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接点

佐伽羅が眠って四日経過したある日、羽村はいつものように佐伽羅の部屋を訪問していた。

 

「佐伽羅ぁ~。黒ウサギが、構ってくれないんですよぉ?」

 

愚痴を言いながら羽村はこうして部屋に入るのが癖なのである。

起きていたら佐伽羅は文句を言いながら

 

「そうなんだー」

 

とか言って苦笑いをする。

でも、今は寝ているので無言の返事が返ってくると思いきや

 

「そうなんだー。じゃあお仕置きしないとだねー」

 

返事がかえってきた。

羽村は驚愕しながらも、佐伽羅の方を見ると、佐伽羅は上半身を起こして不思議そうな顔で

羽村の顔をみた。

 

「佐伽羅ぁ? いつ起きたのぉ?」

 

羽村は不思議そうにそう聞くと

 

「へ? いつだろう……? あ、でも今起きた……多分」

 

曖昧な返事がかえってくる。

佐伽羅は不思議そうに腕を組んで悩んでいた。

 

「まぁいいや。過ぎたことに変わりはないし……」

 

開き直ってしまう佐伽羅。それでいいのか?

 

「起きたならぁお菓子をあげないとねぇ?」

 

羽村は、ポケットから黒ウサギから預かっていたお菓子を取り出しベッドに置いた。

 

「わぁー。一杯だね。だれが買ったの?」

 

「へ? 佐伽羅だよぉ?」

 

「そうなんだ。これだけあるし羽村も……ついでに雨本も一緒に食べようよ」

 

佐伽羅は嬉しそうに微笑みながらそういった。

 

「そぉだねぇ。雨本呼んで来るから待っててねぇ?」

 

羽村はそういうと部屋を出て雨本の所へ向かった。

羽村が遠くへ行ったのを確認してから

 

「……私が買ったお菓子。趣味悪かったかなぁ……」

 

買ったことを後悔している佐伽羅なのである。

 

 

十六夜は暇そうに街中をブラブラしていると、痩せこけている男子三人組を発見した。

 

「ん? なにやってんだ。お前」

 

面白いことには首を突っ込む十六夜。さっそく話をしている。

 

「あぁ? 俺たちはいま空腹なんすよ。話しかけ……「バキッ!」」

 

十六夜最後まで聞かずに近くに置いてあった街灯を壊してしまった。

 

「は? もう一回言ってみろや」

 

「すいません。文句言いません。だから殴ろうとしないでください」

 

ひとりの男性は怯えながら謝ったためとりあえず構えていた拳をおろして

 

「んで、何やってんだよ?」

 

「腹が空いているんですよ。ここ四日ぐらい食べてないですから」

 

男性はそういうと腹の虫が鳴る。

 

「なんで四日も食べてないんだよ?」

 

十六夜は疑問を投げかけると。背が低い男子は

 

「佐伽羅さんが会いに来てくれないからですよ。いつも道端で出会うんで、奢ってもらってるんす」

 

変な語尾を使うやつだなと思いつつ十六夜は、ん? と首を傾げ

 

「いまなんつった?」

 

「佐伽羅さんに会いに来てくれないからですよ。いつも道端で出会うんで、奢ってもらってるんす」

 

「佐伽羅……だと?」

 

十六夜はこいつらの関係と佐伽羅の接点はなんなのか疑問を抱いた。




耀さんが空気すぎて泣けるんすけど
ちゃんとしゃべらせたいです。
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