問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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夢での出来事が原因ですね

夢の話。累が箱庭から手紙が来る前の話。

 

佐伽羅 累。性別不明。年齢不詳。太陽の光加減によって変わる髪の色。

そんな異常な体質をもって生まれた累は、家族から親戚から世間から何もかもがケダモノ扱いを

受けてきた。

 

そんな時に出会った中学生ぐらいの少年。

髪は金髪に染め制服を来た金髪不良少年。後に出会う逆廻十六夜であった。

 

「そこの少年。中学はサボり?」

 

累は何気なく声を掛けた。

 

「ん? 誰だお前」

 

「誰だっていいでしょ?」

 

「中学……高校すら出席する義務すらない」

 

「あらまぁ……見かけによらずだねぇ?」

 

累はニヤニヤしてからそう言う。

 

「それより今、俺は絶賛暇を大売出ししているぐらい暇なんだけど」

 

「それなら、私がその暇を買ってあげよう。暇つぶし相手ならなってあげるさ」

 

累は含み笑いを浮かべながらそういうと、その金髪不良少年は、ほうっと呟いたあと

 

「いいぜ。ならかけっこでどうだ?」

 

「発想が中学生っぽいけど……いいさ。私は結構自信がある。お互い文句言いあいなしに走ろう」

 

「そうこなくちゃな! じゃ先に行かせてもらうぜ!」

 

そういうとその少年はその場から勢いよく走った。

 

それを見た累は

 

「いいねぇ? いい走りだけどさ、少年。私のほうが負けないさ」

 

そういうと累もその場から瞬間移動ごとく走り出した。

 

「ところでさ、少年。ルール決めてないけどさ、どうするの? 湖畔一周?」

 

走りながら累は隣で走っている少年に聞くと

 

「っ! へえ? 俺についていける時点ですごいけど。湖畔一周にすっか」

 

数分後

 

結局その時は少年が勝った。

 

「ははは、負けたなぁ……次会った時は負けないからな、少年」

 

累は全く息が切れる要素もなくそういうと、同様な少年も

 

「まっ。その時も俺が勝つけどな」

 

「ふ~ん? 言ってくれるねぇ? 後悔するなよ。それじゃ、少年。またね」

 

累はその場を去ったと同時に川辺を見ていると不良集団が弱いものいじめをしていた。

 

「まっ。あの絶賛暇大売り出しの少年がなんとかするでしょ」

 

累はそう呟いた。

 

箱庭二一〇五三八〇外門居住区画・〝ノーネーム〟本拠。累の私室。

 

ジリリリ。という音で目が覚めた。

 

累は起き上がり目覚ましを止めると時間はまだ太陽が登り始めたぐらいの時間帯。

 

「もう、こんな時間か。…………やっぱり、あの十六夜くんには昔ぐらいあってたのか……」

 

累は夢で見た内容を思い出しながらそう呟いてベッドからおり洗濯した累が最初に来ていた

ロングコートに着替える。

 

「さて、早いけどそろそろ北側だっけ? そこに出かけるか……」

 

累はそういうと窓を開けて飛び降りてから空中浮遊しながら窓をしめ内側に鍵をしめたあと

そそくさと累は北側にあるという火竜誕生祭へと向かった。

 

それから約10時間後に十六夜たちが出かけたことを知らせに来た青ウサギは、累の部屋に入ったが

もぬけのがらでテーブルには一枚の手紙が書き記されていた。

 

『青ウサギさんへ。

 今から火竜誕生祭というのが開催されるのを知り、その場へ徒歩で行きます。無論10時間前に

 出かけたので、見つかるかは知りませんが、楽しんで参ります。

 ついでにいうと、十六夜くん達は〝サウザンドアイス〟による可能性があるので頑張って

 ください。

            PS、ついでに服探しにも出かけます               』

 

それを読んだ青ウサギがうなだれるのはすぐのことであった。




累さんは、気ままに行きますがそこは問題ありません。

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