問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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特殊な人限定な店

十六夜は地図を頼りに来たところは商店街からかなり離れた位置にある、どうみても怪しい店であった。

 

「ここだな……おい、佐伽羅着いたぞ……!?」

 

十六夜は後ろを振り返ると佐伽羅がいなかった。

よく見ると、まだ商店街の付近で十六夜を探しているようにしている佐伽羅の姿があった。

 

「はぁ……。確か、手を一回鳴らすと佐伽羅が来るんだっけか? なんだそのチート」

 

十六夜は既に佐伽羅が遠くに離れた場合の対処法を雨本から去る際にくれた紙を見ながら呟いた。

しぶしぶ十六夜は手を鳴らすと瞬きをする暇も与えないぐらい佐伽羅が目の前に現れた。

 

「!?」

 

十六夜は目を丸くする一方である。

 

「お! 十六夜少年! どうしたのかな?」

 

佐伽羅は十六夜が目の前にいることに対して驚きもせずにそう聞いた。

 

「いや……なんでもねえ。それより着いたぞ」

 

十六夜はツッコミを入れる気にもなれずに呆れながらそう言った。

 

「うっわ。ボロボロ、まぁいいや入ろう。十六夜少年はそこで待っててね」

 

「おう」

 

十六夜の返事に満足した佐伽羅は店の中へ入っていた。

 

外見だけはぼろいから中もボロイかと思いきや以外に綺麗にしてあり、商品は鍵が掛けられていた。

十六夜なら文句言って壊しそうだが、佐伽羅はそれをせずにただ単に目視するだけ。

 

「いらっしゃいませー」

 

店の奥からだるそうな声をした店員が現れた。

髪はぼさぼさで前髪が顎のラインにまで達しているため表情も見れない。

長いのは前髪だけで後髪は肩上にそろえてある。

面倒くさがりなのだろうか。

 

「…………気に行ったものがあれば、ここに持ってきてくだせえ」

 

店員は佐伽羅を一目みたあとそう言った。

何かを感じ取ったのだろうか?

 

(ふーん。あの店員。わかるんだ)

 

佐伽羅はそう思いながら店内を再び見回した。

 

 

雨本と耀はある程度の買い物を済ませて手荷物になるからと雨本のギフトで買い物袋をポケットに入れながら

 

「次は、ヒュノスのプレゼントだが………ここがどこだかわかるか?」

 

方向音痴その2の雨本はヒュノスが赤丸印した地図の場所を指しながら耀に聞いた。

 

「………こっち」

 

耀は少し顔を赤くさせながら途中で迷子にならないように雨本の手をつないで案内した。

雨本は手を繋がれたことに驚きはしたものの

 

「…あ、ああ。頼む」

 

恥ずかしがるようにそう言った。

 

んで、着いた場所は商店街から数メートル離れた小屋である。

 

「悪いがここで待っててくれないか? 招待状が必要なやつだからさ」

 

「あ、……うん」

 

耀は少し落ち込んでから呟いた。




京都で、あるような設定です。
なんでしたっけ?
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