問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~ 作:華鳩羽
飛鳥は羽村の手を迷子にならぬようにしっかりと握った。
「場所はどこなのかしら?」
飛鳥はとりあえず適当に歩きながらそう聞くと
「たしかねぇ~。大きい建物で古ぼけた店だったよぉなぁ?」
羽村はそういいながらポケットから羽村専用のきのこを食べる。
「地図とかないのかしら?」
飛鳥は呆れながらそういうと、羽村は、二つ目に突入するきのこを食べながら飛鳥に地図を渡して
赤い矢印の所を指をさした。
どうやら羽村が指す所ががタトスから指定された場所らしい。
「じゃ、さっさと行きましょう。その前にちがいさん。後何個食べるのかしら?
飛鳥はいつまでも食べ続ける羽村にそういうと
「樽一個分。その場所ねぇ、夕方頃しかあかないらしぃんだぁ。それまで食べるつもりだよぉ?」
「夕方頃しか開かないってどんな店よ」
羽村の答えに少し呆れる飛鳥。
今はまだ昼頃である。
「まだ昼頃だから夕方まで、まだ時間がかかるわね。何をしようかしら……」
飛鳥はそう考えながらどこかに寄ろうと空いている店を探すことにした。
雨本が入ったお店の中は外の小じんまりとした外見と違い中は、あり得ないぐらい広かった。
「魔法か何かか……」
流石に雨本はツッコミを入れるしかなかった。
「いらっしゃい。紹介状をくれるかい?」
包帯で顔を隠した店員が雨本の顔をみながらそう答えた。
雨本は、ヒュノスから預かった招待状をその店員に渡した。
招待状を受け取った店員は封を切ってから中身を見て傍にある手帳を見ながら羽村の顔を交互に見ながら書き込んだ。
「……はい。これで、いつでも行ける様になりました。それとこれをお渡しします」
と言って店員が出したのは真新しい招待状。
「ここはあまりいい品とは呼べないものばかりですので、そういう方限定に招待状を渡してくださ い。中身を見たい場合は箱ごともってくれればいいですが、そのままの会計となりますので、
ご注意ください」
雨本は頷き真新しい招待状をポケットに入れながらヒュノスの会話を思い出した。
雨本が出かける三時間前。
「プレゼントなどというものを貰うのも久しぶりですが、雨本さんはわたくしのプレゼントを 買っ てくれると聞いたのですが……本当でしょうか?」
「十六夜達がお前たちにプレゼントを渡すのと俺がヒュノスに渡すプレゼントだな」
「そうですか。それなら前々から欲しかったものがありますのでこれをお渡しします」
ヒュノスはそう言って渡してきたのは封筒である。
雨本は受け取りながら
「何だこれ?」
というと
「これは、先ほど地図でお渡しした場所にある店の招待状でして、一見さんお断りのお店なんです よ。この招待状がなく入ったら厄介事に巻き込まれます」
「そういうことなら貰うが……」
雨本はその招待状をポケットにしまいこんでからそう言った。
「終わったらお返しください」
「? どういうことだ?」
ヒュノスの言葉に雨本は疑問を抱いた。
「そうですね……。それを店員に渡したらわかります。とお伝えしましょう」
というわけである。
雨本は誰にも聞こえないぐらい小さな声で
「そういうことかよ」
と呟いた。
悪い品物らへんの扱いは、夕方しかあかなそうというイメージがあります。
ポベー達は元がつきますけど盗賊なのでそこらへんの品物にはあこがれるかもしれないです。
おかしかったら文章を変更して書き直す予定です。