問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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禁止されたギフト

『ギフトゲーム名 〝チャレンジシャッフル〟

  プレイヤー一覧 佐伽羅 累

 

 クリア条件 シャッフルした時に相手チームが指定したものを言い当てる。

 敗北条件  上記の内容を見たさなった場合

       指定したもの以外を言い当てた場合。           』

 

そこまで書いて冬夜は書くのをやめた。

 

「面倒だ」

 

面倒ならどうしてギフトゲームをする気になったのか知りたい。

もうこれでいいやと決めつけ冬夜は契約ロールを佐伽羅に渡す。

 

佐伽羅はそれを受け取りまじまじと見てから

 

「ふぅん? じゃあさっさとやろうよ」

 

佐伽羅はそのことに関してツッコミをせずにぽいっと投げやる。

大事に扱わなくていいのか。

 

「よしっ! そうこなくっちゃな!」

 

契約ロールを投げ捨てたのにもかかわらず冬夜本人は気にしていない様子で嬉しそうにそういった。

 

「んじゃ、今から佐伽羅が買った商品を店のどこかに隠してシャッフルする。それをギフトなしで

 一手で決めてくれ。レジの所に持ってきたら佐伽羅の勝ち。負けたらここから一生出られないぜ」

 

難しい内容ではあった。

条件指定であるギフトゲームは自分が得意とする分野を封じられることになって危機的状況に

陥るのだが、佐伽羅はそれを聞いて大して焦りもせず、慌てる様子もなく

 

「ふぅーん。そっか」

 

と呟いた。

 

 

一方雨本と春夜。

 

雨本は春夜が書いた契約ロールをまじまじと見ながら

 

「ギフトが使えないのは仕方ないが……いいのか?」

 

「いいのかって? 何がだ?」

 

雨本の言葉に春夜は首をかしげる。

 

「別のとこで佐伽羅と羽村が同じ状況にあってるんだろ?」

 

「そうだな」

 

「はぁ……どうなっても知らないぞ」

 

雨本はやっぱり知らないんだなという顔をしてそう呟いた。

 

「? 詳しくは知らないが始めようぜ」

 

春夜は雨本の言葉を気にはなったがとりあえずギフトゲームを開始することになった。

 

 

一方の羽村と秋夜。

 

羽村も秋夜から渡された契約ロールをみながら

 

「わたしのぉギフトはぁ大したものじゃないからいぃけどぉ、もう発動しちゃってるかも知れ

 ないよぉ?」

 

「ん? どいうことだい?」

 

テンションが落ち着いた秋夜は疑問を投げかけると羽村はギフトカードを取り出し秋夜に見せた

 

「エマージェンシーが発動しているだけに見えるが……! そういうことか」

 

秋夜は何かにたどり着きぶつぶつと何かを呟くと

 

「エマージェンシー……緊急事態って意味らしいがそれを発動させてたな!!」

 

落ち着かない秋夜であるが

 

「んーこれって無意識なんだよね。でも意識したから効果は切れるけど」

 

羽村はそういうと同時にエマージェンシーのギフトも消えた。




ギフト一切使用しなくて一手で決めろって無理だとは思います。
大丈夫なのか。
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