問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~ 作:華鳩羽
佐伽羅は十六夜と耀と飛鳥に空を飛ぶための訓練をすることになった。
最初は十六夜だけだったが、どこかで話を聞いていたのか飛鳥と耀がひょっこり現れて
自分たちもやりたいらしいので、佐伽羅は面倒くさがることをせず了承した。
「一度空中散歩ってのをしてみたかったのよね」
飛鳥は嬉しそうに言う。
そういえば飛鳥は羽村達が空中に浮いているときに羨ましそうに眺めていたような気がする。
佐伽羅は納得しながら準備運動をする。
「飛鳥と十六夜はわかるけど耀は既に持っているような気がするけど」
そういうと
「ギフトを使わずにやってみたい」
「なるほど」
十六夜と耀と飛鳥は普段の服装から動きやすい服にチェンジしている。
一応飛ぶ練習もするので、恥ずかしくないようにということらしい。
「じゃあさっそく基礎だけど教えるね。一応ジャンプをしたら疑似体験をさせるから」
「疑似体験? というと一時的に飛べるのか?」
佐伽羅の言葉に十六夜はそう聞いた。
「うん。そうだよ。コントロールは私になるけど感覚を覚えてもらうことから体験させないと
実際にやるので難しいから」
佐伽羅はそういい、さっそく三人は緊張しながらもジャンプすることに
「わわっ!」
飛鳥は驚きながらよろめく
「おぉっと動かないでね。まずはまっすぐしてて」
佐伽羅の言われた通りにする三人。
十六夜達は若干ぐらぐらしているがコツがつかめたのか数分したらぐらぐらしなくなった。
「じゃあ一旦地面の降ろすね」
佐伽羅は頷きながら三人を地面に降ろした。
「うっ。ちょっと気持ち悪いわね………」
飛鳥は若干ふらつきながらそう言うと
「慣れてないとそうなるからねー。最初は気持ち悪いけど慣れるとどうもないから頑張って」
佐伽羅は飛鳥の背中をさすりながらそう言った。
「とりあえず休憩してから練習する? 練習相手はこの時点で変えた方がいいかもね」
佐伽羅はそういうと三人は同時に頷く。
「まだ、ふらつくと思うから座った方がいいよ。練習相手を変えなきゃいけないし決まったら
連絡するね」
佐伽羅は笑顔でそう答えると向こうへ行った。
「空中散歩の道のりは遠いわ……。でもあきらめない!!」
飛鳥はそういう。
空中散歩ができるまであきらめないのだろう。
あきらめが悪いのは飛鳥だけではなく
「ギフトなしでこれって……結構きついかも」
耀はへばっていた。
ギフトで頼ってきたばっかりにギフトなしだとへばってしまう。
耀はそれだけで悔しい思いをしていた。
「んがー!!」
一番荒れていたのは十六夜だった。
何が悔しくて何がいら立つのか誰にもわからないが
「あ、だめだ」
バタンと倒れる十六夜。
降りた直後に暴れるからだ。
オリジナルで行くのに内容が決まらず一日が過ぎる。
改めて小説家の人はすごいと関心。