問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~ 作:華鳩羽
佐伽羅たちが居間で遊んでいる頃。
黒ウサギとジンは猛獣たちの小屋にいた。
「黒ウサギ……それは乱暴に扱っても大丈夫なのかい?」
ジンは黒ウサギに尻尾を掴まれているペテン師(仮)を見ながらそういうと
「佐伽羅さんに許可は得ていますから大丈夫ですよ!」
何をしでかしたか知らないジンだが、このペテン師(仮)が黒ウサギを怒らせるようなことをしたのだろうと察して、それ以上追究しようとはしなかった。
黒ウサギとジンが猛獣たちの小屋で掃除を開始しようとすると佐伽羅達のメイドになり果てているペストとヴェーザーがいた。
「あら? ペストさんにヴェーザーさんじゃないですか! どうしたんですか?」
黒ウサギは二人に気付きそう声をかけると
「何って……佐伽羅に頼まれたのよ。この子たちは遊び相手に飢えているから脱走する危険性が
あるだろうってね。ヴェーザーは雨本が連れてきた魔獣と一旦戦ってから引いたあとよ」
見ればわかるでしょ? みたいなことをいうペスト。
「………で、ラッテンさんは?」
「洋服づくりにハマったまま部屋から一向に出てこないわ。生産系コミュニティに呼ばれた
こともあったわね」
ジンの質問に明後日の方向をみながら呟くようにいうペスト。
「あの頃がまだマシだったわね」
溜息をつきながらそう言って
「ジンと黒ウサギはご飯の手伝いかしら?」
と聞いてきた。
「はい! 餌やりプラス掃除ですから!」
「全体的な掃除は佐伽羅さん達がやるんですけど細かいところは僕たちがやることになっている
ので」
猛獣を貰った日に佐伽羅に呼び出された黒ウサギとジンにそう言った。
「三人とも手先は器用じゃないだよ。時に雨本は一番あぶなっかしいからお願いしようかと
思ってね。屋根や床は私達でするからジン少年と青ウサギは細かいところをお願いするよ」
ということを言われたのである。
「雨本は料理作っているのだけど……?」
手先が器用じゃないと聞いたペストはそう聞くと
「あれは目分量で作っているらしいですよ?」
「プロ並みなのね」
黒ウサギの答えに関心しつつペストは猛獣たちを一旦外にだしてその間に黒ウサギとジンは掃除をすることとなった。
大まかな所はやっているから細かいとろをやってっと言われやっているのだが
「大まか過ぎて掃除がいっぱいあるのですよ!!!」
黒ウサギは腕をぶんぶん振り回しながらそう叫んだ
《わけがわからないよーーー!!?》
未だに握っていたペテン師(仮)がするりと離れ勢いよく小屋から離れていき星になった。
「!? ちょっと黒ウサギ!? 大丈夫なのかい!?」
それをみたジンは驚いてそういが
「大丈夫です。倒しても復活するらしいので」
「はぁ………」
ジンは黒ウサギの大雑把すぎる説明に納得せざる追えなかった。