問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~ 作:華鳩羽
黒ウサギ達が猛獣たちが寝る小屋を掃除する中、佐伽羅と十六夜は睨めっこをしていた。
唐突に。
審判はついさっき戻ってきた雨本。
観客は耀と飛鳥と羽村の三人。
ついさっきまで子供たちも見物していたが夜中の9時過ぎになるとみんな寝入ってしまったため三人だけとなっている。
育ちだかりでいい子だ。
睨めっこっと言っても笑うと負けというものではなく。相手が喋ったら負けというギフトゲームなのである。
「普通だとすぐ負けてしまいそうだからな」
十六夜の言い訳みたいな理由である。
負けてしまうとわかっているから笑うのではなく『喋る』という形に変わっているのである。
賞金駆け引きなし。
ただし秘密を暴露しなければならない。
というのがルール上の決定事項だ。
「………………………」
「……………………………………」
長い沈黙が続く。
観客である飛鳥と耀と羽村も息をのみながらも緊張しつつもどちらか勝つのか期待の目をしながら見ている。
審判である雨本は不正がないかじっくり見ながらも飛鳥達と同じまなざしをみている。
「ただいまなのですよ!! ってあれ? なんですか? この沈黙は?」
三時間経過した頃に掃除をし終えた黒ウサギとジンが入ってくる。
「睨めっこをしているんだよぉ? どちらか一方が喋った時点で負けになるゲームだけどねぇ」
沈黙の理由を話す羽村はついでに何故こうなったかを説明した。
ちなみに前にも行ったが羽村は説明口調になるとりりしくなります。
「きっかけは十六夜のセリフだね。『おいアンタ喧嘩売ってんのか?』まぁこれは、一種のはやり文句ですけど、それを知らない佐伽羅が『あ、そうなんだ? うん。売っているよ?』と言ったので、そこから取っ組み合いになったんですけど、佐伽羅が当然のように勝つじゃないですか? なので十六夜は提案として『睨めっこしようぜ。喋っちゃだめのルールでさ!!』という風になってしまいかれこれ五時間はこうしているのですよ」
「……………………………。ど、どうでもいい!!」
羽村の説明に長い沈黙をしたあと何処から取り出したのかハリセンを佐伽羅と十六夜に叩く。
十六夜には華麗に叩かれているが佐伽羅は移動していた。
「おい。ウサギ。何度もいうが佐伽羅を叩こうとするな。俺が身代りになるんだぞ」
審判をしていた雨本にハリセンの音が鳴る。
怒りをにじませながらそういう雨本に黒ウサギは怯える。
「ひぃぅ!? ご、ごめんなさい!!」
睨めっこが決着がつくのにそれから三日はかかった。
文章を変更してみるけど、もうこのままで行こうか検討中。
まぁ、余計わけがわからなくなりますけど。