問題児たちが異世界から来るそうですよ?~面白い異世界~   作:華鳩羽

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勝負しようじゃないか

佐伽羅が〝ノーネーム〟に戻ったのは、夕食時であり、呼びだしたのは黒ウサギ。

 

「何とか成功できました! 佐伽羅さん夕食ですので一緒に食べましょう!」

 

黒ウサギは嬉しそうにはしゃぎながら言う。

 

「そうだね~。今日の夕食は何かなぁ?」

 

 

翌日!

訓練のために今日は全員というわけではないが佐伽羅と十六夜と黒ウサギ以外になった。

 

「何で一緒にしないんですか?」

 

見送った後黒ウサギは佐伽羅にそう言うと

 

「昨日の結果で、分かれた方がいいなかなって思ったし、それに『進む気配ねぇし、なんだこのぐだぐだは……あからさまに機嫌悪くなって教える側を考えろって』と雨本から文句言われるし『飛鳥がねぇ~組み合わせを変えろってぇ文句言うんだよぉ? 佐伽羅の所に行きたいってぇ、ペスト達も言っているしぃ……』と羽村から愚痴までいただきまして………まずはひと組抜けて様子を見ることになったわけだよ」

 

「…………すっげー………ぐだぐだなんだな」

 

「あの………ごめんなさい?」

 

十六夜と黒ウサギは各々の感想を述べるのみなのである。

 

「ん? じゃあ、俺ら何するんだ?」

 

ふと疑問に思ったことを十六夜は佐伽羅に聞くと佐伽羅は腕を組んでから

 

「とりあえず、休みってこともいいんだけど………ひとまずは………私と走って勝負しようか。あ、普通の勝負だよ? 掛けごとなしの普通のゲームで、先にゴールした方が勝ち! 昨日の訓練を生かすチャンスだと思ってくれればいいよ」

 

とりあえず何かをしなければ訓練にはならないので、佐伽羅はそういった。

 

「とりあえず、本気モードで私と走る。ゴールは………あそこでいいかな?」

 

さらに続けて佐伽羅が指を指す方は山。

 

「そこに拠点があるんだよね~。一旦そこまで勝負しようか。水分補給用に飲み物とついでにゴール地点には子供たちが既に食事を用意して待っているからね」

 

以前使っていた秘密基地を子供たちに授与したので、今は子供たち専用の秘密基地になっているがそこがゴール地点らしい。

 

「食事は何ですか?」

 

黒ウサギはこの頃食事に目覚めたらしく、グルメリポーター的な存在になっているらしいため、どんな食事かわくわくしているのである。

 

「えっとね………着いてからのお楽しみだよ! というか聞いてないからわかんない!」

 

胸を張って宣言する佐伽羅はさらに続ける

 

「ついでに一位特典プレゼントもあるらしいよ」

 

「特典だと!?」

 

特典という言葉だけで食いつく十六夜。

佐伽羅が最近、使わなくなった特典グッズを十六夜にあげたせいで特典グッズマニアになってしまっているのである。




原作キャラ崩壊は大体佐伽羅が一枚噛んでいる。
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